東横線 Q SEAT 乗車レビュー
2023年11月20日(月)、学芸大学駅。なぜ渋谷や中目黒じゃないかといいますと、夕飯を学芸大学駅周辺で摂ってた関係ですw
Qシートは2018年から大井町線で既に導入されていましたが、2023年8月10日に東横線でもQシートサービスが始まりました。
平日のみの運用で中々乗る機会が無く、仕事休みだし、帰りに折角ならば乗ってみようと思いました(*´▽`*)
東横線の「Q SEAT」車両は、中ほどの4号車・5号車にあります。
乗車するのは、学芸大学19:43発の「急行193号 元町・中華街行」です。
急行「193号」っていうのは、Qシート車両を有料サービスで運用を行っている場合のみに与えられる号数となっていて、一般の運用では号数はありません。
乗車電が来てさっそく乗って行きます。指定したのは、5号車7番A席。横浜駅まで乗車していきます(*>∇<)ノ
では、座席の紹介を。緑🟢を基調とした、ロングシートとクロスシートを切り換えられる「L/Cカー」の座席。東京の大手私鉄で、ライナーや座席指定運用に多く用いられているものですね(*´▽`*)
席の形は京王ライナー(京王新5000系)と全く同じもの。
座り心地は良いほうです♪( *´꒳`*)。
テーブルやリクライニング機能はなく、背面にはドリンクホルダーと電源コンセント。
座席の下にもコンセントが付いていて、1人あたり前後1口ずつ使うことができる。
座席の向きを反対方向に変える時は、横にあるオレンジ色のレバーを引きます。
また、フリーWiFiもついているので、インターネットも気軽に出来ます。
有料座席運用時、4号車と5号車は1ドアのみで乗降が可能になっています。
西武40000系(S-TRAIN)と違って、車両がドアカットに対応していないためか、画像のように「物理的なバリケード(幕)」が張られてました。
需要はあるか?
4号車と5号車以外は普通車。平日の帰宅ラッシュの時間帯なので、立ち客が多くかなり混雑しています。
対して、Qシートは窓側の席がほぼ埋まる程度の乗車率でした。「混雑してる帰宅ラッシュを避けてゆったりとした空間」で帰宅できるのが一番メリットかなと思います( *´꒳`*)
ちなみに、東横線のQシートの有料サービス運用は、19時半以降の平日 1日5本で急行のみとなっています。
東急は急行列車にQシートを導入した理由として、「他社線と交わるなど、現状ではターミナル駅での利用を多くいただいてます。急行はターミナル駅となる全駅に停車するため設定しました」としています。
急行だと 学芸大学・田園調布・多摩川・綱島といった通勤特急が停まらない駅や、横浜駅は京急のイブニング•ウィング号やJRの特急湘南といった座席指定サービスや特急列車は、湘南地域や三浦半島方面へ帰宅する客を目的に「遠近分離を図るために通過」されてしまうので、「東京都心から横浜までお金を払ってでも座っていきたい」という需要も少なくともあるんじゃないかと思います🤔
ですが、東急では 11月13日(月)から12月29日(金)まで「おためしキャンペーン」を期間限定で実施しており、東横線のQ SEAT座席指定料金が半額の250円で購入できます。(※大井町線のQ SEATは対象外)
今回 私はチケットレスで購入したので、指定席料金は半額の250円で乗車できていますヽ(´▽`)/
東横線では今年3月18日のダイヤ改正で、相鉄直通開始と同時にワンマン運転が全列車で開始されていますが、4•5号車のQシート車両には2人の職員さんが常に乗っておられます。指定券の確認や誤乗防止の誘導をされているようです。
自由が丘や武蔵小杉のような主要駅は駅員さんも誤乗防止など対応にあたってました。
しっかし、東急線内でクロスシートに座るというのは、本当に違和感でしか感じないw
横浜駅から先、みなとみらい線内はフリー乗降区間となるため、菊名駅を発車するとドアにあった幕が取り外さます。