こんにちは。

瑠璃色の世界へようこそ Rinkoです。

 

 

先日、

比叡山延暦寺の国宝殿で行われている

 

至宝展 に行ってきました。

 

 

至宝展については、

こちら に詳しく掲載されています。

 

 

11月30日まで開催中ですよ~!!

 

 

比叡山には、

多くの国宝や重要文化財がありますが、

通常参拝できるものは、ほんの一部です。

 

 

至宝展では、

 

元亀の焼き討ちを逃れた

 

西塔瑠璃堂のご本尊薬師如来像 

 

通常非公開の仏像、仏画などを

見ることができます。

 

 

ちなみに、今年訪れた

獅子窟寺のお薬師様 も国宝で、

 

とてもお優しい雰囲氣の中に

迫力がありましたが、

 

瑠璃堂のお薬師様も迫力がありました。

 

 

何というか、

仏教の本拠地で長い年月を過ごして来られた

歴史と重みを感じました。

 

 

至宝展は、

展示室内は、撮影不可ですが、

 

入り口にあるこちらの仏像は、撮影可で

撮影させていただきました。

 

(江戸時代の不動明王様。)

 

(平安時代の釈迦如来坐像)

 

展示室には、

仏像がたくさん並んでいましたが、

 

どの仏像も歴史が古く、

貫禄があり、力強いものでした。

 

 

伝教大師(最澄さん)直筆の書物(国宝)

も見ることができました。

 

 

最澄さんにまつわることで、

印象に残ったことがありましたので

ご紹介します。

 

 

「国宝殿」という名前は、

最澄さん直筆の「山家学生式」の中にある

 

一隅を照らす、これ即ち国宝なり

 

という言葉から名づけられたそうです。

 

 

 「国宝とは何物ぞ。宝とは道心なり。

 

  道心ある人を名づけて国宝と為す。

 

  故に古人の言わく、

 

  径寸十枚、是れ国宝に非ず。

 

  一隅を照らす此れ即ち国宝なり。」

 

(伝教大師「山家学生式」より。

 上記は、至宝展のパンフレットから

 抜粋させていただきました。)

 

 

一隅を照らす って、

 

とても良い言葉ですよね。

 

 

無理をする必要はないと思います。

 

また、自分のキャパを越えて、

身をすり減らしながら、

 

必死に人様のお役に立たなければ!!と

頑張る必要もないと思うのです。

 

 

でも、

 

できるときに、

 

自分がお役に立てるなら、

 

困っている人に手を差し伸べられる人でありたい。

 

 

小さな光でもいいので、一隅を照らす人でありたい

 

 

そんな風に思った一日でした。

 

(比叡山延暦寺にある碑)

 

チラシを目にしてから、

至宝展がずっと気になっていましたが

行くことができて、本当に良かったです。

 

 

まだ、後1ヶ月くらいやっていますので

興味のある方は是非!!

 

またとない機会ですよニコニコ

 

 

それでは、今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。