僕は、大丈夫だから!
そう見せてくれたぶーにゃん。
その日朝起きると、横たわって寝ている筈のぶーにゃんは、チェストによりかかっていました。
辛い体を動かし、体を起こそうとしたのかもしれない。
私の顔を見て、何かを伝えようとしていたようでした。
でもきっと、その時は意識もあまりなかったのかもしれません。それでも、寄りかかっ体を起こしていました。
ぶーにゃんの姿を見て、パニックになりました。
下血。
まだ出血は続いていました。
原因は便通。
そのせいで、腸や、血栓から、出血したのかと思いました。
それでも、私は何故かぶーにゃんは大丈夫!と思っていました。
今日は家族も休むことになっていて、病院に連れて行ってもらえる。
でも、まだ7時。開院にはまだ時間が。
大丈夫かな、頑張れるかな。
でも、私は何故か、何故か仕事に行かなきゃ、という気持ちになっていました。
本来なら、そんなぶーにゃんの姿を見たら休めばいいこと。でも、行かなきゃいけない、という頭に固定されていました。
ぶーにゃんに、行ってくるね。
といつも通り声をかけました。
その時少し目が動きました。
家族は朝ご飯の買い出しに一緒に出て直ぐ戻る予定で外に出ました。
そして、家族が戻った時には、
虹の橋に
もう出発してしまっていたそうです。
私が戻って来た時は、穏やかに眠っていたように見えました。
私たちは、何故外に出てしまったのだろう。
冷静に考えれば目が離せない状態のはず。
それなのに。
一人で逝かせてしまった。
悔やんで、悔やんで謝って、涙が溢れました。
でも、ありがとうと言わなければならないね。
感謝しかない。これで苦しくないね。自由だね。
後に、ぶーにゃんは、猫というより、本当に男の子だったんだと、知ることになるのです。