急がない 比べない 競わない」
らんらんランニングで楽しく走ろっ♪
らんらんランニングコーチのまりこです
びわ100の続きです。
私ねー胃腸が弱いんです。
マラソン大会で走っていると食べられなくなる時がそこそこありまして。そんな時は無理やりゼリー流し込んでなんとかエネルギー補給をするんです。もしくはスポーツドリンクの糖分を頼りに走ったりするんです。
今回は100キロの長丁場。
食べなければエネルギー不足で歩けなくなってしまうので、食べられる胃腸をキープするのが今回私の課題です。
ってことで
仕込んできました
日野百草丸
食前に飲みます。朝ご飯の時もしっかり飲みました
この後も忘れずに飲みましょう。
で、高山ウルトラの残り物、エネモチ。
美味しいのだ
しっかり噛めるので、ゼリーでは食べた感がなくて苦手な方はおススメ。
ここまで1時間に1回何かを食べてますが、胃腸は問題なしよしよし。
さわ泉さんのみたらし団子を食べて
これも美味しかったー
みたらし団子は焼き目がついてて甘辛いのが一番
こちらが彦根城。
17時ごろ。日の入りまであと少し
25キロくらい。
写真を撮る元気あり。
というか、夕暮れ写真好きなのでこの時間を待っていました
夕暮れ
18時前キャンプ場。
もう暗い。
お腹壊すのが怖かったけれど、体に熱がこもってる感じとエネルギー補給も兼ねて17アイス
はー幸せ
日が暮れて、最初は涼しくていいなーなんて思っていたのですが、街灯が少なくて。というかほとんどなくて
暗い
くらーい
足元を気をつけないといけないので神経使ってるようで、また違う疲労感が
信号のところに派手派手なイルミネーションがあるなーと思っていたらボランティアの応援の方でした
わんこもイルミネーション
スタートにもお越しくださっていて、本当にありがたいです
19時過ぎ 30キロ 初めてのチェックポイント
CP1
明るい
幸せ
バナナと水羊羹とお饅頭いただいたっ
すまぬ、バナナ食べちゃった
夜ご飯の時間だからチーカマも1本食べたっ
幸せー。
日野百草丸も投入!
もうすでに脚はパンパン。
股関節ガッチガチ。
のこり70キロ
ちーん
で、30分ほど休憩して再スタート。
まりこのやる気スイッチoffのまま
早くないです?と自分にツッコむ。
こういう時は音楽だっ
iPhoneの音楽を流したらノリノリ、体が軽い
こりゃいいやと思って30分ほど
iPhoneのバッテリーが。。。
減りが早いって
って事で音楽終了。
ちーん。
再びまりこのスイッチoff
黙々と歩く。
喋るとエネルギーを使うのよ。
22時少し前 40キロ エイドステーション
人がいるっ
明るいっ
幸せ
クリームパン頂いたっ
びわ湖の焼き印だよー
22時に食べたら胃もたれしそうだから日野百草丸も投入。
もうすでに脚はガッチガチ(本日2回目)
足裏が足底筋膜炎のような痛みが出てきました
30分くらいの休憩から再スタート。
残り物60キロ。
白目剥くしかない
そして私のHP(生命点)は限りなくゼロ
毎日22時過ぎるとスイッチ切れておねむの時間だもの
夜のコースはこんな感じ。
街灯がないところがほとんど。
車のライトがないと暗闇。
この日の月の出が21時半ごろだったので、それまでは星あかりのみ。久しぶりに夜空を堪能しました。(幸せと感じつつ、今日は明るくていいのになと思ったり)
コースも暗けりゃびわ湖も暗い。
ただただ前に進むのみ。
仲間の背中についた光を頼りにただひたすらに歩く。
遠くに見える参加者の明かりを頼りにただひたすらに歩く。
深夜0時近く もうすぐ50キロ
(だと思っていたのに、実は47キロくらいだった)
魂が抜けているひとがいる。
先程のコンビニの近くが50キロだよと私のガーミンさんが言っていたの。
12時間で半分進めれば、24時間くらいでゴールできるかなーのこり4時間あるから余裕だねなんていっていたんです。
実際は3キロほど誤差があって、50キロを見つけた時、みんなで
「えーまだ半分いってなかったんだー」
とショックでそれだけでHP削られた。
深夜0時30分から40分ごろの話。
ヘッドライトが明るくて写真が上手く撮れないから手で隠してーと言われて撮った50キロ記念。
何だか全員魂抜かれた顔をしていらっしゃる。
それだけ3キロの誤差は大きい。
深夜1時も過ぎると私が完全に睡眠モード。
途中コンビニに寄ったのですが、もう辛くて辛くて、とりあえず補給食のゼリーを流し込み、駐車場の邪魔にならないであろうところで寝てやる!って寝た(正確にいうと気絶)
多分15分くらい寝た。
まさか私が駐車場で寝るなんて思わなかったわ
我慢ならないくらい眠たかったのよ。
そのあと少しだけ頭と体は復活したけれど、足裏はどんどん痛くなる。
でもここでやめても深夜だから電車はない。タクシーで駅まで行ったとしても電車が動くまでどこにも行けない。
だったら諦めて歩くしかない。
そんな心境で前に進む。
深夜3時ごろ 60キロ チェックポイント
CP2
ああっ!明るい
ああっ!人がいる
とりあえず足が痛いから、足首サポーターを外し、厚手の靴下に履き替え。
落ち着いたところでコーンスープをいただく。
ああっ!コーンスープが温かくて幸せ
動き続けているから汗が出ているのですが、体は冷えていたみたい。幸せ幸せ
お腹が満たされたら、たくさんのミイラが目に入って、みなさん毛布にくるまって寝ているわ。
私のところには空きの毛布がないけれど、もう無理寒くても寝てやるっ!ってシャカシャカ(ウインドブレーカー)を被って寝てやった。
そしたら、記憶が薄れゆく中、暖かい何かが体をつつみ「寒いから毛布使ってね」の天使の声がした。多分天国からのお迎えだろう。。。
で、多分15分で目が覚めたら
まだ地上にいたし、私の体には毛布がかけられていた。びわ100の途中という現実だった。
毛布をかけてくれたのは、天使じゃなくておじさまだった。
起きていたお友達が
「4時まで寝るよ」というので、見てみると、残りのふたりもすでに夢の中。
はい、もう一度寝ましたよ。(ほぼ気絶)
4時に起きて身支度を整えて、もうここでやめて寝たいと思ったけれど、ここでやめても(以下略)
しかし、外で寝たせいか体が冷えてるのよ。
朝露が落ちててなんだか軽く湿っぽい。
近くのコンビニで温かい飲み物を調達して再スタート。
靴下を履き替えたのに、足裏の痛みがさらに増す。
足裏全体に針を刺されたような痛み。
まだ40キロも残っているのに最後まで歩けるのかの不安と眠さと寒さで、せっかく宿屋(CP2)で増えたまりこのHPは残り1まで急激に減る。
長くなったのでここまで。
次がラスト。