ランニング・デビルマン -51ページ目

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

「このペースだと関門厳しいかもしれないですね」

裸足ランナー同士の情報交換は重要だ。かと言って無理をしてペースをあげることなど不可能。
そう、いつものように最後尾からごぼう抜きして、ハーフ以降にごぼう抜かれされちゃうという得意の戦法は裸足では使う事が出来ない。そんな事をすれば間違いなく途中で潰れてしまう…。



(裸足の写真家さんから頂きました)

「デビルマーン!!」
「あれ?デビルマンも裸足だよ!!」

沿道の声援に応えながらも、あんまり端っこに寄っちゃうと小石等が痛いので、比較的センターよりのポジションをキープする。
裸足のランナーの間では有名な技

白線流し

ならぬ、デビルが編み出したセンターラインをキープする技

きまぐれオレンジロード

を発動。ここまでは痛みを感じることもなく比較的順調に来た。裸足であろうとシューズを履いていようとも大差は無いとかんじられた。
心配していた関門も難なくクリア。

(なんだ、行けるじゃん!!)
そう思ったのもつかの間、裸足デーモンがデビルに攻撃を仕掛けてきたのでありました…。


ん?雨か…


《続く》
気が付けばスタート時間。
ゆるゆると前へ移動を開始しながら、リアル最後尾になるようにスタートラインまで調整。スイーパーとなる

パトカー

を先導する形でスタートラインを切る。ロスタイムは思ったほどではなかったか、それでも11分くらいか。
GARMINも時計もしていない

本能

だけで裸足でフルマラソン走るわけだが、とりあえず最初の関門まではなんとかたどり着かねば…。

それにしてもこのコースのアスファルトは非常にキメが細かくて走りやすい。足裏に痛みなど感じることなく序盤戦を突き進む事が出来たのは嬉しい収穫。


(提供:チェリースポーツ)

怪我のためリタイヤしたチェリーさんが応援にまわってくれている。
そして異常なまでの裸足ランナーズの多さに沿道の観衆も異変を感じていたようだ。

「なんか裸足多くないか?」

これこそ裸足革命の幕開けにふさわしいかすみがうら序盤戦なのでありました…。

《続く》
「なんかお腹空いた…。」

ちょうど陣地のすぐそばには屋台があり、美味しそうなものを売っているではありませんか!
パンからはみ出したでかウインナーが入ったホットドッグを頼むデビルマン。そしてそこにはたっぷりとケチャップとマスタードソースがかかっていた…。


ええ、もうね口のまわり小さい子がミートソース食べたみたいな感じにマスタード粒が混じったという物凄いきったないことに…。

「デビルさん、口のまわりきったな!!」

なんとか必死に綺麗にしながらホットドッグを食べ切ってここでデビルご満悦…。

ああ、泡の出る飲み物があったらなぁ…。

そんな事を考えていると
「そろそろスタート地点に移動しましょう!!」

という掛け声とともに裸足な人達がぞろぞろと移動を始める。

「うわ、裸足の集団だよ…」
「デビルマンも裸足だ…」

いつもとは違う阿鼻叫喚の地獄絵図がかすみがうらの地に巻き起こる。このインパクトはかなりのものだったろう。
こうして、ゼッケンはDブロックにも関わらずいつも通りの最後尾スタートの為に後方待機するデビルマン、ここにも裸足ランナーが沢山いる。

「なんか凄い集団ですね、仮装してるかと思ったら裸足だし…」
「そうそう、あなたも脱いじゃったら?」

恐るべし裸足ランナーズ。


(FBより拝借)

最後尾ブロックだけでこれだけの裸足がいるとは。

まわりがなんとなくドン引きしてるのは多分気のせいだと思いますが、いよいよスタートの時を迎えるのでありました。


《続く》
「これなんですか?」
「これはデビルウイ…、羽ですね。」
「ああ、仮装しちゃったりするんですか、楽しみです!!」

この領域ではほぼ無名な漢、デビルマン、しかも世を忍ぶ仮の姿ではなおさら知っている人など皆無だ。
出来るだけ目立たぬように飾らぬように…端っこでいそいそと準備して、遂に霞ヶ浦の地にデビル降臨!!


「うほ、凄い!!」
「デビルマンだ!!」


ええ、なんかこの反応、すっかりおなじみになったそれ当たり前的なウルトラ系の反応とは違いなんか新鮮…。


(チェリースポーツ提供)

電車で遠征なので持ち運びに便利なちびウイングを着用。
本格的なウイングは組み立てるのも持ち運ぶのも大変なのだ…。

こうして!かすみがうらマラソン裸足の部参加者が集合して盛り上がってきた会場では、みんなで記念撮影開始!!



(FBより拝借)

前代未聞の裸足ランナー大集結で幕を開けたこの大会、まさしく革命という名にふさわしい激しい大会になろうとはこの時まだ誰も知らないのでありました。

《続く》
かすみがうら裸足の部で全国から裸足ランナーが集結するよ!


裸足ランの伝道者、manさんの裸足にかける熱いTweetを追っていたデビルマンが、ほぼ勢いとのりだけでかすみがうらマラソンを申し込んだのはまだ寒い季節。

VFF→ルナサンダル→地下足袋→XeroShoesと確実に裸足に近づいていたものの、逆に言えばリアル裸足がどれだけハードルが高いか身を持って知っていただけに、この決断は清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟であったが、それ以上に

わくわくドキドキ

している自分がいたのも事実。
初めてフルを走った日、初めてウルトラマラソンを走った日、初めて雁坂峠越えに挑んだ日、初めて200キロ超えの小江戸大江戸を走った日…

そのいずれにも匹敵するくらいの強烈なインパクトを与えたのが

裸足でフルマラソン

なのだ!!

この日から少しずつ、しかし確実に裸足ランナーとしての練習をしていたものの、荒れたアスファルトは痛くてまともに走れないし、比較的走りやすいところだけを選んで走るものの、最長距離は10キロにも満たない始末。
挙句の果てには豆は出来るわで

ホントに大丈夫かな…

状態でしたが、遂に決戦の日はやってきてしまいました…。


脱がすことに関しては篠山紀信よりも上だと思うmanさんの呼びかけに応えて、いざ霞ヶ浦の地に降り立つデビルマン、全国から集まった裸足ランナーの猛者たちに紛れて、目立たぬように世を忍ぶ仮の姿で陣地にいたのは内緒なのでありました…。


《続く》