裸足ランナー同士の情報交換は重要だ。かと言って無理をしてペースをあげることなど不可能。
そう、いつものように最後尾からごぼう抜きして、ハーフ以降にごぼう抜かれされちゃうという得意の戦法は裸足では使う事が出来ない。そんな事をすれば間違いなく途中で潰れてしまう…。

(裸足の写真家さんから頂きました)
「デビルマーン!!」
「あれ?デビルマンも裸足だよ!!」
沿道の声援に応えながらも、あんまり端っこに寄っちゃうと小石等が痛いので、比較的センターよりのポジションをキープする。
裸足のランナーの間では有名な技
白線流し
ならぬ、デビルが編み出したセンターラインをキープする技
きまぐれオレンジロード
を発動。ここまでは痛みを感じることもなく比較的順調に来た。裸足であろうとシューズを履いていようとも大差は無いとかんじられた。
心配していた関門も難なくクリア。
(なんだ、行けるじゃん!!)
そう思ったのもつかの間、裸足デーモンがデビルに攻撃を仕掛けてきたのでありました…。
ん?雨か…
《続く》