ランニング・デビルマン -175ページ目

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

(久留里線は貴重な非電化のローカル線だ。久留里線の旅はきっと楽しいだろうなぁ…。)

そんな事を考えながら沿道の応援に応える。
保育園、小学校、中学校の日本の将来を背負って立つ若人達とハイタッチを繰り返して行く。きっと今日は登校日となっていて、マラソン応援に駆り出されているんだろうな。


やがて、上り坂を登った先に現れたエイドにデビルは驚愕する!


千葉県特産品がずらりと並ぶ物産展エイドだ!


茹で落花生、ふかし芋を始め、柚子ジュースにトマトジュース、炭酸飲料が瓶ごと缶ごと提供され、牛乳やらヨーグルトまで置いてあるではないか!
ええ、皆さんの予想通りタップリ堪能させていただきましたが何か?


エイドの終わりには

「すいません!TBSラジオなんですがインタビューしても良いですか?」
「はい、どうぞ」

「さっき凄い勢いでヨーグルト食べてましたが、美味しかったですか?」
「美味しかったですよ~、千葉の特産品ですからね!」

「これは皮膚呼吸とか大丈夫なんですか?」
「え、これは皮膚だけど?何か?」

「あと八キロ大丈夫ですか?」
「あと八キロもあるの?じゃあ一緒に行きますか!」

レポーターのお姉ちゃんが可愛かったのは内緒である…。


こうして、ドライブ中の車中まで阿鼻叫喚の地獄絵図に陥れたデビルマン、エイドで休み過ぎた感はあるものの再び走り出す。細かなアップダウンが微妙にダメージを与えてくるが、ルナサンダルはびくともせず。



「あれ?サンダル…」
「あれでフル行っちゃうんだ…」


ここだけの話、VFFよりも底が厚いので比較的楽なのだ。とはいえ、序盤のダメージと長距離を走っていなかった為か両太もも裏がつってしまい、一旦停止…。

ちょうど良いタイミングで冷凍ブルーベリーエイド出現!!




これは美味かった…。



美味すぎて独りで4カップ食べたのは内緒です…。


こうして、デビルは何とか木更津の中心地近くまで戻ってきた。残り僅か…。最後の力を振り絞ってデビルスパートだ!


《続く》


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(東京大空襲で死んだ人が岸に流れ着き、埋めたのがあの辺りさ…。だから建設の時は日当6万円で骨拾いの募集をしてたんだ…。)

木更津の新スポットであるアウトレットにまことしやかに流れる都市伝説だ。



アクアラインを降りる手前で人間の姿にすっかり戻ってしまったすぱいだあを発見!かなり状態は厳しそうだがデビルには何も出来ない。


アクアラインを通過し、左手に曲りしばらく行くとアウトレットが見えてきた!


ここはまだデビルも行った事がない新名所だ。そして、お買い物の途中なのか応援団が大挙して押しかけてきている。

「うわあ!デビルマン!」
「デ、デビルマンだよ~!飛べ~!」


狭いコースを埋め尽くすように人垣が出来ている中を、ひたすらハイタッチで進む!本当はお買い物でもしてマザー牧場のカフェでソフトクリームでも食べたいところだが、そこまでの余裕はない。大応援団に応えるだけで精一杯だ。

やはり大規模大会はいい!

一年に一回ぐらいは出ておいた方がいいかもな~って思いながら進んでいくといきなりの田舎道に辿り着く。アクアラインを渡っちゃったし、応援も一段落ですっかり気持ちが途切れ始めたデビルマン。なんか暑いし疲れたし、真面目に走るの馬鹿らしいなあ…



(ふふふふ…、お前、そんな余裕ぶちかましてる場合じゃないんじゃない?)


袖ヶ浦デーモンの恐ろしいつぶやき…。

そう、この田舎道、ほとんどフラットな癖に目の錯覚か微妙にダラダラ登っているように見える。しかも前半のストップ&ゴーが効いたのか太ももの裏が攣り始める。
何とかごまかしごまかし進むと、赤飯オニギリエイドに辿り着いた…。

うら若き乙女たちが何故か勢い良くオニギリを配るこのエイド、思わず地面に落ちちゃったオニギリを拾ってあげたりして(オニギリはビニールにくるまれてます)歩きながら食べていると間髪いれずにパンエイドが!

(何もオニギリとパン同時にしなくても…。)

第一回大会らしさが漂うが、そこは出されたものはきちんと食べるデビルマン、クリームパンを食しましたが何か?



補給が出来たお陰で何とか田舎道デーモンの攻撃をかわして行く…。



沿道のご婦人が、デビルを見た瞬間に顔を手で覆い隠し、嗚咽をこらえ必死になって笑いをこらえているのが見える…。



そんなにデビルマンっておかしいか?



いよいよ闘いは終盤戦に突入して行く…。

《続く》



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(ゆったり、たっぷり、のんびり…嗚呼、竜宮城三日月ホテルでも行ってのんびりしたいな)


アクアラインの入り口に差し掛かる。
いつもは車でしか通れない道を自分の脚で行くというのは不思議なものだ。道路公団の職員さんもこの日ばかりはランナーに手を振る事しか出来ない。


反対車線には猫さんが集団を引っ張りながら走り抜けて行った。



「よおし!猫を追っかけるぞ!皆ついて来い!」

後ろを振り向くとすぱいだあも009もその姿は無く、いつの間にか独りぼっちになっていた。残念ながら白い人のように他の誰かを引っ張りながら走るだけの余裕はデビルには無い。


世界のmieさんともしばらくするとスライド。動画を取りながら走っているとはさすが女どら◯んの異名をとるだけはある。



とはいえ、アクアライン上は風も穏やかで気持ちがいい。暑いくらいでちょうどいい、伊達に灼熱の所沢→オクム→雁坂の激戦をくぐり抜けてきたわけじゃない。アップダウンも気温もこの程度ならどうということはない。


「デビルマン来た~!」
「速いよデビルマン…」


スタート時にそのかっこで最後まで走れるのか?サンダルでフル行くの?と不信感をあらわにしていた人もいたが、これが俺のスタイル。申し訳ないが今の自分が過去最強だ。タイムは別にして…。


やがて、前方にローカルヒーロー『鳳神ヤツルギ』の姿が見えた!

地元が産んだ二代ヒーローの共演はアクアライン上を興奮の坩堝に陥れる。


「かっこいいですね~!」
「いやいやそちらこそ」

この2ショットが見れるだけでアクアラインを走った意義はあったであろう。デビルもご満悦である。因みに後で知ったが走っていたのは正真正銘のご本人だったようだ。


ヤツルギをパスし、エイドのある海ほたるに到達すると必要最低限の補給を済まして今来た道の反対車線を走り抜ける。009が往路に見えたが、この後再会する事は無かった。


遠浅の海には海苔の養殖をしている支柱が見える。この天気の良さだけでこの大会は成功だろう。そう思ったデビルにこの後襲いくるのは袖ヶ浦デーモンの恐ろしい攻撃であった…。



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(あの橋をお手手繋いで渡るのが夢だった…)

暗黒の高校時代を過ごしたデビルにとっては憧れのスポット、木更津の恋人の聖地『中の島大橋』を左手に見ながら混雑するコースを二人を引き連れて進む!


これがジェットストリームアタックだ!!


沿道の応援は熱狂的だ。

阿鼻叫喚の地獄絵図がいつもの7割増しくらいで巻き起こる。可能な限りハイタッチをしながら、可能な限りスピードを出しながら混雑する狭いコースを突き進む。
ジグザグ走り、ストップ&ゴーを繰り返しながらランナーを掻き分けて進む。


裏切り者の名を受けて、全てを捨てて戦うおとこ~…


「きゃあ!怖い~!」
「なんか音が聞こえる…。」


デビルスピーカーから流れるテーマソングを耳にしたランナーは皆振り返り、恐れおののいて道をあけて行く…。まるでモーゼの十戒で海が割れたかのようだ。ただしランナーを割っているのは悪魔だが…。


「デビルマン、頑張れ!」
「暑いだろうなぁ…」


コース上も沿道も地獄に落とし入れながらデビルは故郷に錦を飾る。海が近いこともあり、沿道の応援に大漁旗が振られていた…。



$ランニング・デビルマン-image
by oyaniniスポーツ


この辺りのエイドではすでに給水が無くなってしまったようで、暑さデーモンの脅威が襲いくる。ただでさえアクアライン上は海ほたるまでエイドなしなのに、これはきつい。第一回大会らしく運営のまずさが露呈した形だが、文句は言うまい。皆一生懸命やってくれているのだ。


若い力募集中の木更津基地の自衛隊員に敬礼をして、いよいよアクアラインへと歩を進めて行くデビルなのであった。


《続く》


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(木更津を舞台にしたドラマと言えば、木更津キャッツアイじゃなくて『男女7人秋物語』だよな…。)


そんなことを考えながら、デビルとすぱいだあと009と

ケーキ

は動き出した。とはいえここは監獄のKブロック。本線からそれた脇道のため、先のブロックが全部出てからでないと本線にすら合流出来ない。
動かない団体に容赦無く照りつける暑さデーモンの攻撃!

やっと本線に合流すると早くも給水所が現れた!


「ここは何キロ地点ですか?」
「マイナス0.5キロくらいだよ。」


律儀である。


スタート地点まで到達するのに予想通り20分以上を費やし、何故かバレリーナを従えてデビルとすぱいだあと009はジェットストリームアタックを繰り出す。前方に見える雛壇にいるゲストに握手してもらうために、一段高い場所へと進んだ…。


「おおお!こりゃすごいな!がはははは」

まるで近所の酔っ払いおやじのように大はしゃぎで握手してくれる、日本が誇る長距離界の名将『小出義雄監督』、その解説ネタは一体どこで仕入れて来てるんだ?交友広すぎだろ『増田明美』さん、さっきからどっから声出してるのかと思ったよMCご苦労様の『千葉真子』さんと握手してスタート前からデビルご満悦…。


「よし!猫を捕まえにいくぞ!」


いきなり突っ込みまくりでスタートからギヤを上げたデビルマン、沿道の応援に応えながらまずはアクアラインを目指すのであった…。


《続く》



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