木更津の新スポットであるアウトレットにまことしやかに流れる都市伝説だ。
アクアラインを降りる手前で人間の姿にすっかり戻ってしまったすぱいだあを発見!かなり状態は厳しそうだがデビルには何も出来ない。
アクアラインを通過し、左手に曲りしばらく行くとアウトレットが見えてきた!
ここはまだデビルも行った事がない新名所だ。そして、お買い物の途中なのか応援団が大挙して押しかけてきている。
「うわあ!デビルマン!」
「デ、デビルマンだよ~!飛べ~!」
狭いコースを埋め尽くすように人垣が出来ている中を、ひたすらハイタッチで進む!本当はお買い物でもしてマザー牧場のカフェでソフトクリームでも食べたいところだが、そこまでの余裕はない。大応援団に応えるだけで精一杯だ。
やはり大規模大会はいい!
一年に一回ぐらいは出ておいた方がいいかもな~って思いながら進んでいくといきなりの田舎道に辿り着く。アクアラインを渡っちゃったし、応援も一段落ですっかり気持ちが途切れ始めたデビルマン。なんか暑いし疲れたし、真面目に走るの馬鹿らしいなあ…
(ふふふふ…、お前、そんな余裕ぶちかましてる場合じゃないんじゃない?)
袖ヶ浦デーモンの恐ろしいつぶやき…。
そう、この田舎道、ほとんどフラットな癖に目の錯覚か微妙にダラダラ登っているように見える。しかも前半のストップ&ゴーが効いたのか太ももの裏が攣り始める。
何とかごまかしごまかし進むと、赤飯オニギリエイドに辿り着いた…。
うら若き乙女たちが何故か勢い良くオニギリを配るこのエイド、思わず地面に落ちちゃったオニギリを拾ってあげたりして(オニギリはビニールにくるまれてます)歩きながら食べていると間髪いれずにパンエイドが!
(何もオニギリとパン同時にしなくても…。)
第一回大会らしさが漂うが、そこは出されたものはきちんと食べるデビルマン、クリームパンを食しましたが何か?
補給が出来たお陰で何とか田舎道デーモンの攻撃をかわして行く…。
沿道のご婦人が、デビルを見た瞬間に顔を手で覆い隠し、嗚咽をこらえ必死になって笑いをこらえているのが見える…。
そんなにデビルマンっておかしいか?
いよいよ闘いは終盤戦に突入して行く…。
《続く》

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