そんな事を考えながら沿道の応援に応える。
保育園、小学校、中学校の日本の将来を背負って立つ若人達とハイタッチを繰り返して行く。きっと今日は登校日となっていて、マラソン応援に駆り出されているんだろうな。
やがて、上り坂を登った先に現れたエイドにデビルは驚愕する!
千葉県特産品がずらりと並ぶ物産展エイドだ!
茹で落花生、ふかし芋を始め、柚子ジュースにトマトジュース、炭酸飲料が瓶ごと缶ごと提供され、牛乳やらヨーグルトまで置いてあるではないか!
ええ、皆さんの予想通りタップリ堪能させていただきましたが何か?
エイドの終わりには
「すいません!TBSラジオなんですがインタビューしても良いですか?」
「はい、どうぞ」
「さっき凄い勢いでヨーグルト食べてましたが、美味しかったですか?」
「美味しかったですよ~、千葉の特産品ですからね!」
「これは皮膚呼吸とか大丈夫なんですか?」
「え、これは皮膚だけど?何か?」
「あと八キロ大丈夫ですか?」
「あと八キロもあるの?じゃあ一緒に行きますか!」
レポーターのお姉ちゃんが可愛かったのは内緒である…。
こうして、ドライブ中の車中まで阿鼻叫喚の地獄絵図に陥れたデビルマン、エイドで休み過ぎた感はあるものの再び走り出す。細かなアップダウンが微妙にダメージを与えてくるが、ルナサンダルはびくともせず。
「あれ?サンダル…」
「あれでフル行っちゃうんだ…」
ここだけの話、VFFよりも底が厚いので比較的楽なのだ。とはいえ、序盤のダメージと長距離を走っていなかった為か両太もも裏がつってしまい、一旦停止…。
ちょうど良いタイミングで冷凍ブルーベリーエイド出現!!
これは美味かった…。
美味すぎて独りで4カップ食べたのは内緒です…。
こうして、デビルは何とか木更津の中心地近くまで戻ってきた。残り僅か…。最後の力を振り絞ってデビルスパートだ!
《続く》

にほんブログ村