ランニング・デビルマン -13ページ目

ランニング・デビルマン

走るデビルマンの平和を守る闘いの記録を綴ったブログ。家庭平和を守る為に、大会参加は少なくなってきましたが…。
大会で見かけたら声をかけてください。

「クリームパン美味いねえ!!」
「あらよ、うまいっぺよお!!」

エイド近くで応援してくれていた沿道の地元のお母さん達と触れ合ってみる。すいません、家のおふくろと喋り方ほぼおんなじなんですけどねえ…。

さて、だいぶ抜き返されたんでここいらでまた抜き返しておきますかねっと。
脚の攣りがおさまったところでおもむろに復活してみる。これぞ泥仕合が得意な青木の得意技

死んだふり

だ。

「うお!また抜かれたよ」

この辺りになってくると何度も何度も抜きつ抜かれつで、周りともすっかり顔なじみになっている。
(う、また脚が攣った!!)

またも減速して抜き返されるデビルマン。これも青木が得意な

生き返ったふり

だったりして…。

こうして、無駄にペースを上げたり下げたり乱しまくって進むデビルマン、今年も会えたね甲冑おばさんに挨拶をしながら終盤戦へ突入していくのでありました。

〈続く〉
(御堂筋くん、房総の直線道路には悪魔が出るって噂聴いたことないか…)

箱学のエーススプリンターバリにバキューンポーズを決めてみる青い悪魔。
沿道の応援してくれる人たちを次々と悩殺して行く房総の青い悪魔もハーフの距離を越えてからがいつも通りの失速パターンだ…。

(ああ、前半飛ばしたから失速してるなあ…)
(あんなカッコして調子乗ってるからだよ)

抜き返していくランナーさん達の心の声が聴こえてきたような気がした。

「流石に膝を痛めた上にこの低温雨降り状態だ。お前もそろそろ諦めたらどうだ?」

来たな若潮デーモンめ。そしてこれまたお約束の脚全部が攣りまくるという若潮お約束の状態に陥る。
でもそこはそれ、経験人数は少ないものの、大会だけは百戦錬磨なので止まることなく攣りが納まるまでいなしながら進んでいく。


「スゴーイ!これはなんのキャラクターなんですか?」

着ぐるみを来た若いギャル二人組が後ろから抜きざまに声をかけていく。
「デビルマンって言うんだよ。知らないよね〜。」
若い世代には通用しないキャラかもしれないな。永井豪とダイナミックプロもタツノコプロも知らない世代が多くなって来ているんだろうなあ…。それにしても若いっていいなあ…。

完全にgdgd状態のデビルマン、泥仕合の様相を呈してきているのでありました。




泥仕合?
そういや30年続いたくせに世界戦もやらずにライバルとの対決もないままに引退を決めたボクシング漫画があったな…。泥仕合が得意なキャラがいたはずだ…。

〈続く〉
ヤングマン、素晴らしい…


ワ〜イエムシエ、ワ〜イエムシエ…
若いうちはやりたいこと、なんでも出来るのさあ


まさかのハウスバーモンドカレーだよデーモンの罠に捕まると再び最後尾となるデビルマン。デビルマンがヤングマンに負けるわけにはいかないので仕方がないのでもう一度最後尾から抜きにかかる。

「デビルマン早すぎる!」
「お嬢さん、男性に向かって早い早いって言ったらショック受けるから駄目だお」

こうなると単なるアラフィフセクハラオヤジである。

「デビルマン、カッコイイわ」
「そうか、惚れたか。それなら黙って俺についてこい!!」

1ミリたりともついてこなかったのは内緒で…。


こうして永井豪繋がりでマジンガーZの曲をかけながら進むデビルマン、前方に普通の人と違うゼッケンを付けたランナーが女性ドクターランナーとなにやら楽しげに走っているのが見えた。


金哲彦さんだ!!

館山若潮のゲストランナーである金哲彦さんがこんなところにいるとは。取り敢えず女医さんとエンジョイしてるみたいなんで挨拶しながら抜いていく。


あれ?雨降ってきた?


青い皮膚は普通の皮膚よりも丈夫にできているせいか感覚が鈍いのだが、明らかに振り始めた雨と、下がり続ける気温が少しずつ異変を引き起こしていたことにまだ気付いていないデビルマンなのでありました…。

〈続く〉

スタート前の至福のひととき…。写真貰ったんで貼っておきます。

そういやスタート前に南房総ウルトラの時に最後尾を一緒に走った小中学校の後輩が挨拶に来てくれて嬉しかったなあ…。やっぱお姉ちゃん素直で良いよ…。


そんなわけで、最後尾には館山が生んだスーパースターX-JAPANのYOSHIKIがいたり、着ぐるみな人たちがいたりで例年通りカオスな感じ。最後尾だけは譲れねえと進んでいくとスタートの櫓まで着た。

「さあ、今最後尾でデビルマンがスタートします!!」

マラソンMCもゲストの上田藍ちゃんもデビルに釘付けだ!!公式ブログにも出てるお!

「デビルマン、いってらっしゃーい!」
「かっこいいなあ!頑張れ!!」

沿道の声援を受けつつ、海岸沿いの道を人を縫うように前へ前へと進むデビルマン。沿道の人も、ランナーも阿鼻叫喚の地獄絵図に陥れるとチアな人たちがヤングマンで踊って応援しているのが見えた!

「俺にも踊らせろ!!」


チアリーダー隊に乱入してみたのでありました…。

〈続く〉
「すいませんマスター、いつもの」

外は寒いのに味城苑さんのぬくぬく店内で飲むジョッキ生は最高だ!!もうこのまま焼き肉食べて帰りたい衝動にかられるものの、正義のヒーローが館山の平和を守らずして誰が守るのだという使命感からかろうじて思いとどまる。

外に出るとこれまた恒例のはまっちゃんをデビル抱っこ!!

お姫様抱っこしたあとに腰をトントン叩いてたアラフィフおっさんなのは内緒で…。



よおし、まずは沿道に集いしランナーどもをびびらすか!!


今回の若潮は今までにないくらい装備充実しておりまして

①電飾デビルウイング
②デビルスピーカー
③デビルミュージックプレイヤー(New!!)
④陸王もどきの無敵
⑤ワークマンで買った靴下

とイケメン竹内涼真に間違えられそうな豪華装備を準備いたしました。


ということでスピーカースイッチオン!!


あれは誰だ!誰だ!誰だ!…
あれはデビル、デビルマン、デビルマン…


大音量過ぎて音割れしまくりのデビルマンのテーマが鳴り響くと、たちまちあたりは阿鼻叫喚の地獄絵図に!

「写真撮ってもらってもいいですか?」
「いいですよ。スマホ貸して」
「じゃなくて、一緒に撮って貰ってもいいですか?」

お約束である。


K高校の先輩と後輩の図。
アカインバーと青い人、地下足袋と無敵という共演が叶いましたが、この人異様に速いんだよね…。


こうして闘いの舞台に久々に帰って来たデビルマン、お約束の最後尾に陣取ると、スタートの号砲がいつの間にか鳴っていたのでありました…。

〈続く〉