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鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

1周5㎞×4周の周回コースで行われる20kmレース。完璧なフラットの高速コースです。ただ、今年はちょっと気温が高かったですね。


今でこそハーフマラソンが主流となっていますが、二昔以上前は20kmが当たり前。私も、現役時代にハーフの公認記録というのはありません。マラソンの中間点通過のみって感じですね。68分とかで通過して大潰れしたこともあったような。。。


箱根の予選会も20㎞ですが、やっぱり20㎞は良いですよ~わかりやすくて。ハーフなんか、皆さん、どうやってペース計算とかしてるのかな、とか思っちゃいます。

 ハーフのタイムを聞いても、まず20㎞換算(マイナス4分とか)で考えちゃうのが昔の人チックです。。。



 そんなんで20Kmです。しかも制限時間が1時間30分=4分30秒/kmで、日本陸連登録者のみですから、市民ランナーにとっては出場すること自体に高いハードルがあります。その分、ハイレベルの争いがあり、男女とも首都圏近郊のトップ市民ランナーが集まってきたりします。


 また、「一般の部」の他に「大学の部」がありますので、なおさらレベルは上がります。箱根シード校&予選会校Bチームが中心ですが、なぜか今年はちょっと層が薄かったようですね。。。


 私たちeA からも30名ほどが出場。女子の部では、星野芳美さんが4連覇を達成、永井真友美さんも6位入賞を果たしました。


 ウチもヨソの方々も、ほとんど11月のマラソン対応での調整レースとして利用するわけですが、ここが良いと本番はダメとか、その逆とか、ここのタイムに本番のタイムが比例するとか、それぞれいろいろ傾向があるようで、そういうチェックレースとしても活用されているようです。

 そこにレースがあるから全力で走る!ベストを狙う…というわけではございません。。。




 今日の「お久しぶりです!」コーナー?は、監督代行として今年の東洋大を箱根優勝に導いた佐藤コーチ。やっぱり10年ぶりくらいです。すっかり時の人!になられた感じですが、私のことを覚えていていただいたようで、あれ?って感じで声をかけてくださいました。


 なんか最近、懐かしい方に次々にお会いするので、もうすぐ死ぬんじゃないか…と不安になってきます。

 まあ、私の方が業界から姿を消し、「あの人は今―」状態になっているわけなんですけど。。。今、こうしていられるのは本当に有難いことです。





 順天堂大学落選!~と、波乱と言うか、やはり激戦、群雄割拠の戦国時代ですね。。。


 新横浜公園をホームグランドとする神奈川大学もまた落選してしまいました。

神大の大後監督とは、ここで私が1人で35㎞走実施中に10年ぶりくらいにバッタリ再開し、「何やってるんですか?」と聞かれて答えに窮した覚えがあります。さすがにこの歳になって「自分の練習中です」とは言い難く、、、


 私も学生時代の4年間と、89年から10年間の大学指導者時代は「箱根、命!」でした。

 選手としては1回走りましたが、指導者としては、出場権を獲得するには至りませんでした。


 言い訳になっちゃうのは百も承知でここに書きますが、指導者としては、出場権こそ獲得できなかったものの、十分に闘ったという自負というか自信はあります。


 箱根を目指すといっても、こういう時代ですから、有望選手の獲得やその強化には莫大なお金と確固たる大学の体制が必要です。そういう後ろ盾の少ない中で、手弁当でやれるだけやった!という自負です。だからこそ、今こうしてプロの指導者としてやっていこうと思ったわけですし、やっていけてるとも思っています。


 専門的なお話になりますが、当時、私が見ていた某地方の小規模大学で出した予選会の最高記録は10時間29分。20㎞×10人ですから、1人平均は20km;1時間02分台です。このタイムは、当時、「箱根駅伝に出場経験のない大学の予選会最高タイム」でした。そんなの自慢にならないのも百も承知ですけど。


 ただ、その時のメンバーは、全員、高校時代に5000m15分台以降の選手でした。その頃だってもう14分台がないと、どこだって大学のスポーツ推薦入学には引っ掛からない時代です。そういう選手を毎年10人も20人も新入生として獲得し、4学年総勢50~100人くらいの戦力を整えるというのが「箱根を闘うこと」だという時代に、何ランクも下の選手だけで総勢20人程度で闘った結果としては、自分的にはけっこう満足していますし、その頃に培ったノウハウが今に生きているのは間違いありません。


 そんなんでこんなんで箱根駅伝。まあ、いろいろ問題が生じていることは否定できませんし、だからこそ、その世界から身を引いたという部分もあります。

 とはいえ、自分の人生のかなりをかけてきた部分でもありますので、やっぱり情的には、、、血が騒ぐんですね。。。だから、もっともっと良くなってもらいたい。。。


 「箱根」から、世界に通用するトップランナーが次々に輩出されますように。。。

 そして、「箱根」を走ったランナーたちが、その経験を社会人として世の中に十分に生かして行けますように。。。




 なぜ日本では、「プログラム」がきちんと普及せず、「メニュー」が主流となったのか~についてはよくわかりません。


 アメリカの場合、「ランナーズ」の誌面にもあるように、ビギナーのうちは、あまりプログラムのことは考えない~ということですが、そのうちプログラム探しが始まる。。。言い換えると、そこにプログラムがある!わけです。


 もっと言うと、市民スポーツの土壌というのがぜんぜん違っていて、生活の中にスポーツが健康や娯楽としてきっちり取り込まれている、ということがあるかと思います。スポーツ文化ですな。そういう中で、プログラムを組む~という観念が定着しているようです。


 さらには、だからこそ!プログラムでもなんでも、そういったものが商品化されていて、誰でも手に入る、提供されるようになっている、という感じです。



 日本の場合、トップレベルのコーチやチームのトレーニングプログラムは機密事項ですので、まず公開されることはありません。てか、きちんとプログラム化されているというよりも、職人芸的なものになっていることも多いですね。感覚的というか~。そのために真似も継承もされ難いという面もあるようです。


 そういう見えない部分がたくさんある中で、比較的見えやすい、分かり易いのが「メニュー」です。とりあえず見れば、何やっているのかは分かります。なぜやっているのか、どうしてやっているのかはほとんど分かりませんけど。そういうのは伝承されやすかった~ということがあったのではないかと思っています。


 

 私たちが運営するe-Athletes も、提供するのはプログラムです。eA式―ってのね。

 これを、毎週、メニューが自動的に送られてくる~と思っている方もたくさんおられるようで、その誤解を解くのに苦労することもあります。

 

 メニュー、送ってもいいんですけど、その通りに練習できるか、できないか~だけが評価では、ちょっと…というのがありますね。


 プログラムだからこそ、如何様にでも個別にアレンジできるわけで、自分のペースで進められるわけなんです。そのお手伝いをしようとしているのに、「メニューくれないならインチキなので、やめます!」とか言われると、ホントに困っちゃいます。。。


11月15日に開催される第1回横浜国際女子マラソンのコースを試走してきました。


 eA の国際デビュー組;若手メンバーを中心に、+その他、ベテランのお姉さま方々、付き添い?の男性ランナー数名 の参加です。

      

 鈴木 彰の「普通のランニングブログです」  

 地図とカメラを手に、ほとんどおのぼりさん状態。



  小回り1周+大回り3周~という、ちょっと珍しい周回コース。ほとんど無理やり横浜の名所を回る感じです。


 

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 赤レンガ


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 観覧車


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 中華街

 試走終了後のアフターはもちろんここ。



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  !?



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 聖地横浜スタジアム


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  トンネルもあります。。。

                 



  「フラット」という触れ込みでしたが、けっこうなだらかなアップダウンがあります。まあ、いちばん高いところと低いところの高低差は確かにないようですが、じわじわきそうですよ。


 風が出る可能性はアリ。周回ですので影響は未知数ですが。


 歩道中心の試走でしたので、はっきりとは分かりませんでしたが、路面状況はけっこう良いようです。高速コースの条件ですね。




 しかし、この仕事をしていて、自分の住む街に国際女子マラソンがやってきたというのは実に感慨深いことです。自分が走るわけではないですけど、本番まであと1か月あまり。なんかドキドキしますね。


 まだ集計し切れていませんが、おそらく私たちeAからは20~30人くらいエントリーしていると思います。

 



 小出しに出されるメニュー~~

 

 何が困るかというと、先読みが出来ない!ということで、これはけっこう不安というか、憂鬱です。。。

 だからこそ、メニューが出される時の、負のドキドキ感があるわけで、これはイカンですな。委縮します。


 だったら数か月分のメニューを出せば良いのか、というとそういう話ではなく、やはりトレーニングの体系というものが必要だということです。


 具体的なメニューは出てみないと分からないけど、どういう方向に進むのかは分かっている~。そういう基盤がないとね。

 

 

 高校でも大学でも、「メニューの予想」というのをやりましたが、これは体系というよりも、傾向と対策みたいなもので、単に作成者のクセを見抜く程度のことに過ぎません。競馬よりは当たります。

 時には、こりゃ、どう考えても気まぐれだろ…と思われる練習が入ってくることもないわけではありませんでしたけど。大穴です。


 そもそも、これから数週、数か月後に、どんなトレーニングをやるのかがまったく分かっていない上で、今のトレーニングに取り組む~というのはけっして効率的なことではありません。加減も効きませんし。


 トレーニングの体系は、細かいところはともかくとして、数か月単位でこんなふうに進めて行くんだよ~んという設計図のようなものです。広義では、これを「プログラム」といいます。マラソンに向けてでも、駅伝に向けてでも、インカレやインターハイに向けてでもいいのですが、そういう体系的なプログラムをきちんと選手に示して指導するのとそうでないのとではけっこう違います。


 「俺の言う通りにしていれば間違いない!」といういうような指導が大間違いだったりして。