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鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 ご存じのように、マラソン大会は滅多に中止になることはないのですが、たま~にありますね。

 

 雨が降っても槍が降っても―といいますが、強風はダメです。何が飛んでくるかわかりませんので。今回は基幹の埼京線がストップしちゃったことから参加者の脚もなく、やむを得ない中止決定であり、英断でもあります。


 とにかく交通が寸断されており、私も東急、JR、メトロを乗り継ぎ、迂回を重ね、大変でした。。。。途中で「中止」は分かったのですが、とりあえず現地まで行ってみました。


 7時を過ぎた頃には、走って走れなくはないという感じではありましたが、既に撤収作業が始まっており、参加賞の受け取りだけのために訪れるランナーもけっこういましたね。

 この頃、ネットもつながり難く、「中止情報」もあまり効率良くは伝わらなかったようです。





 20数年前、エントリーしていた伊豆大島パブリックマラソン(30Km)が中止になったことがありました。この時の理由は三原山の噴火。シャレになりません。。。


 記憶に間違いがなければ、後から参加費全額が返還され、Tシャツも送ってきたように思います。主催が大手新聞社だったので、そういうこともできたのでしょう。



 滅多にない「中止」があると、問題になるのが参加費の返還や参加賞の問題。


 参加賞は、人数分作っちゃったTシャツなんかはどうにもなりませんので、送った方がいい~ということにもなるのでしょうが、送料が馬鹿になりません。


 で、参加費の方は、参加者の言い分的には、「レースがなかったのだから、全額返してくれ!」という話が出てきますね。分かります。そりゃ、確かにそうです。


 が、実際、前日の準備までで、開催経費の多くは既に使われちゃっているはずで、いったいいくら残っているのか…というと、極めて心許ないですね。

 この日の搬出を見ていても、レンタルのトイレとか、大会がなかったらってタダにしてくれるわけではないでしょう。ナンバーカードやプログラムはとっくに作成済みですし。


 スタッフのお弁当なんかどうするんだろうな。当日のキャンセル、効くのかな。無理だろうな。そしたらお弁当屋さんが大損害だもんな。


 スポンサー料やブースの出展料だって、こういう事態が起こった場合、どういうことになるのか、、、


 基本的に、大会の開催、運営というのは決して儲かるものではありません。利潤を得るために興業しているのとは訳が違いますし、なかなか代替えも効きません。しかも中止の理由が天候や自然災害では本当にどうしようもないですね。

 

 大手新聞社やテレビ局の事業、大企業の主催イベントなら話はちょっと違いますが、参加費とスポンサー料が主な財源で、しかもそれでもカスカスでやっとのような大会の場合、「レースがなかったのだから、全額返してくれ!」~は、かなり酷な要求である場合もあります。


 参加者は、レースのお客様なのか、大会運営の協力者の1人なのか??




    祝!名古屋開府400年


    鈴木 彰の「普通のランニングブログです」


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  桜通大津交差点を先頭集団(中継車・白バイ等を含む)より先に通過できない競技者は、時間に関係なく、交差点手前で競技し以後の競技を続ける事はできない。。

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 これが<通称18.4Kmルール>です。~って、私がそう呼んでいるだけですけど。

 コース図と照らし合わせていただくと分かりやすいかと思いますが、1周回ってきた先頭と後方集団が鉢合わせになるというコース設定のため、接触等の事故を避けるために設けられた特別ルールです。

 

 結果的には、先頭から「著しく遅れた」ランナーは、ここで失格!ってことなのですが、具体的な数値目標がなく、先頭のペース次第で変わる!というところがミソです。


 このルールが適応された初年度には、S井Y子選手が3分20秒/Kmくらいのハイペースで先頭をグイグイぶっ飛ばした結果(後半は潰れてしまいましたけど、、、)、この18.4Km地点を4分20秒/km以内で通過出来なかった後方組;20~30人くらいが失格になっちゃいました。


 ちなみに正規の関門は、20Kmまでの5Kmごとを22分30秒ペース=4分30秒/kmってことになっています。これとて参加標準記録=3時間15分00秒からすると、不当に速い設定なわけなのですが、先頭次第では、もっとペースを上げないと通過できない!というのが名古屋の恐さです。


 しかも、走っていて、先頭がどのくらいのペースで行っているのかは分かりませんので、基本的には序盤から突っ込まざるを得なくなります。招待選手の顔触れや事前の記者会見の内容、当日の天候などで、ある程度の予想をするのですが、まあ、22分00秒/5Kmでギリギリ~くらいのラインを想定するのが普通です。参加標準記録が3時間15分00秒なのに。。。5Kmごとの関門なんて、あってないようなもんです。


 この18.4Kmルール、大会要項には明記されておらず(関門以外においても著しく遅れた場合は競技を中止させる。 ~と書いてあるだけ)、エントリー後に送られてくる「注意事項」に記載されているので、初出場のランナーさんの中には、知らなかったという人や、読んでも良く分からなかったって人もいます。参加標準記録を突破していても、エントリーを回避する人がけっこう多いのも、ほとんどこのためです。

  

 せっかく標準記録を突破し、自腹で北から南からはるばるやってくる市民ランナーの皆さんが、このルールのために無謀なオーバーペースを強いられ、半分も走れずに失格になっちゃったり、なんとか通過はしても、消耗しきって後半ヘロヘロになる…。「名古屋国際女子」恐るべし。。。テレビを見ているだけでは分からないですね 


 今年は高温レースになったため、先頭集団がスローペースになり、18.4Kmの"関門"もかなりユルいものになりましたが、高温の影響は後方集団も同じ。暑い中、ベストをはるかに上回るペースでやっとここを通過し、直後にガクンと落としても、既に脚は残っているはずもなく、、、後半は、例年以上にキツい展開になったランナーがたくさんいました。



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 はじめて聞いた時、「ドニ・チエコ」?有名なデザイナーさんかなにかかな?と思ったのですが、「土日エコ」だっんですね。。。


 

 さて、レースは~気温がスタート時で18度近く~途中、20度を越えるところもあり、大会史上最高気温を更新!~って、そんなもん更新すな!


 ってことでまたまたまた大変でした。とうとう今シーズンの女子のメインレースはすべてコンディション的に壊滅でした。残念です。2度か20度か!ではとても走れません。。。


 湿度がかなり低く、珍しく微風ということで、これまでとはまた違った妙なコンディションの中でのレースとなり、かえって少し風が吹いてくれた方が良かったくらいです。

 暑くてかなわない~というよりも、じわじわと干されていくような感じで、み~んな真っ白のシオシオになってましたね。5Kmごとの給水ではとても間に合わないって感じです。


 eA からは17名がエントリー、15名が出走。

 横浜の時のように、早々に脚を失うことはなかったのですが、30Kmまでに体力を使い果たし、終盤失速傾向が特に強いレースになったかと思います。

 それでも2名が自己ベスト更新、他に社会人ベストとか、セカンドベストとかが数名でたのは良かったのですが、もう少しだけでもコンディションに恵まれていれば…と思わないではいられないくらい、ちょっと可哀そうでしたね。


 ウチの女子中堅グループは、この日の結果を含め、今、3時間00分~05分くらいの間に10人ちょっとくらいひしめいています。いつサブスリーしてもおかしくない!という感じのまま、レースコンディションに恵まれず、足踏みか微速前進状態…。

 ローカルレースは逆に好コンディションのレースが多く、次々にこの層に突入してくるのですが、ここから抜けだせないという、ちょっともどかしい状態が続いています。来シーズンは本当に一気に大量突破!といきたいところです。


 コンディションをあてにせず、2時間55分くらいの力を付けて、今秋の「国際レースのない」シーズンに備えていきたいと思います。

 

講師は世界の鏑木毅選手!

場所は横浜、三保市民の森!

天候は雨!!


 トレイルですから何でもありです。雨が降っても雪が降っても槍が降っても…槍が降ってきたらやりません。


 足元もドロドロのグチョグチョですが、~トレイルランです、平気です。


 私もシューズもソックスもドロドロ、そしてウィンドブレーカ―のお尻の部分もドロドロ…。さて、どうしてでしょう?

そんなんで、写真はありません。それどころではありません。



 横浜は、港の町、海の町というイメージがあるかも知れませんが、実は、ほとんどの部分は山!です。走る環境はけっこういいかも!

 横浜国際女子マラソンは、この横浜の港町というイメージという、ほんの僅かな部分を凝縮してコース取りをしたと言っても過言ではないでしょう。

 


 今回はRS300を使っての講習でしたが、800を使うと高度計も付いていて、トレイルをやるにはかなりのデータが取れます。これにGPSを付けると最強!ですね。


 

 次は3月28日~今度はトレイルではなく、普通のランニングです。

 講師は佐藤光子姉さん先生。午後の部(中上級)は既にキャンセル待ちに入っていますが、午前の部(初~中級)は、まだ少し余裕がありますので、ご希望の方は、 こ ち ら   からどうぞ。

==  Q  ==================

東京マラソンで、男子の川内選手が4位、女子の河野選手も日本人トップの4位と上位入賞です。

展開や内容で意見は様々かと思いますが、実業団選手と互角に戦っての結果は評価できるのではないかと思います。

市民ランニングをずっと引っ張ってきている鈴木コーチの評価、分析をぜひお聞きしたいので、よろしくお願いします。

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 A

 もともと2人とも大学でけっこうなレベルまでやっていた上で社会人ランナーとして走っているわけですから、市民ランナーというよりも、一般競技者という感じではありますが~。

   

 川内選手は、毎週土曜日、駒沢公園でやっている私たちの練習会のお隣りでいつも練習していますので、何年も前からずっとチラ見してましたが、社会人になってからも年々明らかに強くなっており、かなり強力に注目していました。

 

 特に最近の強さは、ちょっとおかしいんじゃないの?ありえんだろ…というくらいだったのですが、あのくらい走れていると2時間12分が出るのか~というような感じです。「今回は2時間15分切りくらいで…」という話だったらしいですが、かなりの大化けではあったかも知れませんが、まさに会心のレースだったことでしょう。

  

 河野さんは、<ポスト星野芳美!>的な存在で数年前から注目されていますが、スピードレベルはそれこそ実業団レベルに到達しており、これからの選手だと思います。

   

 マラソンに関しては、コンディションの悪いレースで順位を取っている~というような実績が多い気がしますが、今回もそんな感じですね。今回に限っては、先頭が崩壊した波乱もありましたが、相手を見ても順位的には妥当なところで、タイム的には決して本人も満足していないでしょう。

 

 マラソンの潜在能力としては、いつ2時間32~33分くらいで走ってもおかしくないと思っています。てか、まだそんなに本気でマラソンに取り組んでいない部分があり、3~5年くらい後に2時間30分突破もあるのでは~とかも予想しています。本人も息の長い選手になりたい~と考えているようで、慌ててないですし。これからですね。

   

 市民ランナーは、実業団選手ほど練習する時間がない~のは確かですが、実業団選手が練習し過ぎる、というか練習する時間があり過ぎるのも確かではないかとも考えています。合宿とかもやけに多いし、環境が整い過ぎてて、最近の若い選手には、今回のような逆境に弱かったり、ハングリーさがなかったりする傾向も見られます。

 

 1週間=168時間のうち、ポイント練習に何時間費やすのか~ということでは、人間としての限界もあり、実はそうとんでもなくたくさんの時間が必要なわけではないはずです。そこんとことを上手に押さえることが出来れば、そうそう実業団選手と一般選手との差が天と地ほどあって当たり前ってことにはならないと思うのですが。。。