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東京マラソンで、男子の川内選手が4位、女子の河野選手も日本人トップの4位と上位入賞です。
展開や内容で意見は様々かと思いますが、実業団選手と互角に戦っての結果は評価できるのではないかと思います。
市民ランニングをずっと引っ張ってきている鈴木コーチの評価、分析をぜひお聞きしたいので、よろしくお願いします。
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A
もともと2人とも大学でけっこうなレベルまでやっていた上で社会人ランナーとして走っているわけですから、市民ランナーというよりも、一般競技者という感じではありますが~。
川内選手は、毎週土曜日、駒沢公園でやっている私たちの練習会のお隣りでいつも練習していますので、何年も前からずっとチラ見してましたが、社会人になってからも年々明らかに強くなっており、かなり強力に注目していました。
特に最近の強さは、ちょっとおかしいんじゃないの?ありえんだろ…というくらいだったのですが、あのくらい走れていると2時間12分が出るのか~というような感じです。「今回は2時間15分切りくらいで…」という話だったらしいですが、かなりの大化けではあったかも知れませんが、まさに会心のレースだったことでしょう。
河野さんは、<ポスト星野芳美!>的な存在で数年前から注目されていますが、スピードレベルはそれこそ実業団レベルに到達しており、これからの選手だと思います。
マラソンに関しては、コンディションの悪いレースで順位を取っている~というような実績が多い気がしますが、今回もそんな感じですね。今回に限っては、先頭が崩壊した波乱もありましたが、相手を見ても順位的には妥当なところで、タイム的には決して本人も満足していないでしょう。
マラソンの潜在能力としては、いつ2時間32~33分くらいで走ってもおかしくないと思っています。てか、まだそんなに本気でマラソンに取り組んでいない部分があり、3~5年くらい後に2時間30分突破もあるのでは~とかも予想しています。本人も息の長い選手になりたい~と考えているようで、慌ててないですし。これからですね。
市民ランナーは、実業団選手ほど練習する時間がない~のは確かですが、実業団選手が練習し過ぎる、というか練習する時間があり過ぎるのも確かではないかとも考えています。合宿とかもやけに多いし、環境が整い過ぎてて、最近の若い選手には、今回のような逆境に弱かったり、ハングリーさがなかったりする傾向も見られます。
1週間=168時間のうち、ポイント練習に何時間費やすのか~ということでは、人間としての限界もあり、実はそうとんでもなくたくさんの時間が必要なわけではないはずです。そこんとことを上手に押さえることが出来れば、そうそう実業団選手と一般選手との差が天と地ほどあって当たり前ってことにはならないと思うのですが。。。