鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ -57ページ目

鈴木 彰の ミドル・シニアランナーのためのランニングブログ

@runnerのCEO、e-Athletesヘッドコーチの鈴木彰が、なるべくプライベートな部分は避けつつ、主に概ね40歳以上のミドル・シニア(中高年!)ランナー向けにランニング関係のあれこれを綴ってみようかなってとこです。

 昨年は、泣きたくなるくらいの最悪のコンディション、、、名古屋は震災で中止となり、11月の横浜は激暑!と、しばらくまともなコンディションで開催されていない国際女子マラソンでしたが、ずいぶん久しぶりに、かなり良いコンディションで迎えることができました。


 e-Athletes からは18名がエントリー。この好コンディションと、昨年からのコース改"善"もあって、自己ベスト更新者や、ベストには一歩届かずも、セカンドベスト更新!という方が続出し、久しぶりに~本当に久しぶりに満足感のある国際女子マラソンとなりました。



 一昔前は、東京・大阪・名古屋と、同じ出場資格で同じようなレースをしていたわけですが、昨今は、東京→横浜という移転を含め、それぞれ、良くも悪くもカラーが出てきました。


 そんな中で大阪は、唯一、従来の国際女子マラソンの形を残すレースとして、今や、国際女子マラソンを目指す!~というのは、大阪を目指すような意味合いになってきましたね。



 毎年、毎回、「国際デビュー」といわれる、国際女子マラソン初出場者を送り出し続けているわけですが、その彼女達を含む、スタート前の整列が、指導者冥利に尽きる至福の時間になります。


 「選ばれし者」という言い方をされることが多いのですが、こちらかすれば、「自力で這い上がってきた者」です。ここを夢見、ここを目指して頑張ってきた選手たちをスタートラインが迎え、祝福します。


 そのお手伝いができたことが、私たちの大きな喜びです。

 22日NHK総合「サキどり」で放映された「3.11マラソン 人はなぜ走るのか 」で、私たちの「走ろう、日本!」プロジェクトの現地統括者である小野寺恵さんが紹介されました。


 たくさんの皆様から送っていただいた支援物資は、すべて小野寺さんが責任をもって被災地のランナーにお届けしています。


 

 現在、私たちは、義援金・支援物資に変わり、「支援金」を募っており、このお金で現地調達のスポーツ用品を学校等にお届けするという第3段階の支援に転じています。~2月中旬には、その状況もご紹介できるかと思います。


 まだまだ終わっていないどころか、本当の復興支援はこれからだと考えていますので、更なるご協力をお願い申し上げます。



  「走ろう、日本! 東日本大震災復興支援ランニングプロジェクト

 えっと、特になにか意味があって中断していたわけではなかったのですが、9月に入ってから、やたら忙しくなって、、、


 「忙しい」を理由にしてはいけないのですが、実際、極端に忙しくなりました。。。通常業務+αが激増し、睡眠時間3時間状態が続き…。


 その間、いろんなことが普通にあって、その度に、ブログネタとしては美味しい!とか思ったりもしたのですが、なんせ忙しくて。。。


 ここにきて、ようやくちょっと落ち着いてきたのと慣れてきたのとで、また再開しよう!と決意?した次第です。


 まだまだ普通にいろんなことがありそうですので、それを書き綴っていきたいと思いますし、余裕があればここ数ヶ月のことも振り返っていきます。


 まずはご挨拶まで~。


 ~最近のこととして、22日のテレビ放映の件と、29日の大阪国際女子マラソンの件は必ず触れます。

ハンマー投げ


 室伏選手、金メダル、おめでとう!!!


 アテネ五輪の金メダルは、ドーピング失格の後日繰り上げだったので、やった~!みたいなのが全然なかった分、今回は本当に嬉しかったことでしょう。こっちももらい泣きです。


 私は、たぶん日本の長距離・マラソン関係者の中においては、かなりハンマー投げに近いポジションにあります。室伏くんのハンマーも、彼が高校1年の千葉県大会でデビューした1投目から見ていますよ。


 その後、当時私が指導をしていた大学チームにも偶然、ハンマーの強い子が入学してきて、それが更にメキメキと強くなってきたので、日本インカレや日本選手権等、その頃のトップクラスのハンマーの試合はほとんど一緒に行っています。


 私は長距離走では学生日本一!という選手は1人しか育てていないのですが(高校時代は県で13位の子)、このハンマーの子は、2年連続日本インカレ2位でした。室伏くんがもちろんタイトル総ナメです。。。

 室伏くんが3回ファールするしか勝ち目のない状態で、他の選手とずっと混沌とした2位争いをしていた記憶がありますね。その2位争いを2年連続で制した?のはそれなりに立派でしたが。


 うちの子は、卒業後、室伏くんの出ない全日本実業団を3連覇(なぜか東日本実業団は勝てない…)しましたが、その頃、群馬リレーカーニバルというトップ級の大会で、私とうちの子、室伏くんと彼の後輩の砲丸投げの選手(室伏くんより一回りデカい)の4人で車で帰ることになったことがありました。駐車場に向かう間、私はほとんど捕まった宇宙人状態。。。


 当時はまだ室伏くんも、陸上界ではまあまあ有名~というくらいでしたが、途中、中学生なんかが握手やサインを求めてくるのを全部受けてましたね。おかげでなかなか駐車場に辿り着けなかったんですけど。「サインお断り」みたいな有名な長距離ランナーも見たことがありますので、これは感心しました。


 私を除く3人の総体重が350Kgくらいあったと思いますので(私を入れると400Kg…)、車もなかなか進まなかったのですが、後部座席の室伏くんと砲丸の子は、それぞれ窓を開けて、肩を外に出さないと収まり切らない…という凄い状態でした。


 前々から、うちの子から「コージくんは、普段は寡黙だけど、陸上の話を始めると、とたんに熱くなる」とは聞いていましたが、この帰りの車中はまさにそんな感じでした。一振ると十返ってくる…それが今やすっかりおなじみとなった室伏広治選手の「陸上談義」です。

 

 


 

女子マラソン


 世界との差がそのままダイレクトに出たんだろうな、、、という感じは確かにあります。


 赤羽選手のランキングが出場者中7位とのことですから、5位入賞は上々でしょう。


 世界陸上・オリンピックのメダル有望種目ではありますが、一時期のQちゃんや野口みずき選手がいた時代とはだいぶ違います。アフリカ勢の台頭もありますが、日本選手自体が一昔前よりも確実に力を落としてしまっています。


 ただ、やりようはまだあるはずで、名実ともに世界一で、横綱マラソンだったQちゃんはともかく、野口選手のアテネの金メダルだって、強豪相手に、意表をつくスパートで逃げに逃げた結果だったわけですから~。


 今回の場合、ケニア勢は、高温;スローペースは、願ったり叶ったりだったそうです。30kmからなら絶対負けない~本人たちはもちろん、誰もがそう思いますよね。


 誰もが思っているわけですから、その中で一発、勝負をかけるにはむりやりにでも中盤をハイペースに持ち込むしかありません。野口選手がやったように、25Km、あるいはもっと手前から日本勢はグイグイとペースを上げていくべきでした。ハイリスクでハイリターンを狙う作戦です。


 厳しい条件とはいえ、アジア開催は気候的に日本勢にも有利だったはずで、速いペースの中で我慢するレースにしたかったところですね。途中、チョコチョコと前に出て誘う局面は何回かありましたが、誘ってるだけではダメです。自分が消耗するだけで、集団のペースは上がりません。


 本当の本当は、5人で共闘して引っ張り合ってペースアップをしたかったところですが、そこは残念ながら、同じ日本のユニフォームを着ているとはいえ、所属の違う(コーチの違う)実業団選手です。それぞれの思惑が違うのは仕方のないところです。。。


 男子は、たぶん高温でもハイペースになるのではないかと思います。

 運が良ければ、後方待機の拾い上げで入賞ラインが見えてくることもあるかも知れませんが、果たして、、、