25年以上前ですが、この長野マラソンの前身である信毎マラソン(当時は3月開催)で、超大雪に見舞われたことがありました。
なんと、マラソン出場者の3割が途中棄権!!~当時は、なんちゃってランナーなんかいない時代ですので、制限時間オーバーとかでなく、それなりのランナーが皆、雪に行く手を阻まれ、リタイアしたわけです。。。
私は大学対抗戦の30キロレースの方に出ていたのですが、スタートするまで、周囲の選手と「普通中止だろ…」とか話していて、号砲が鳴ると「あ、スタートしたよ、おい」「なんか、やるみたいですな。」てな感じで走りはじめたものです。
レース中は、ふと気づくと、肩に雪が5センチくらい積もっている。。。上りの5キロより、折り返してきた下りの5キロの方がラップが遅い。。。コースの先を見ると、他のランナーがうずくまっていたり倒れていたり、沿道の人に救助されたりしている。。。ここは八甲田山か?
命からがら競技場まで戻ってくると、低体温症のランナーが次々に救急車で搬送されていく。。。
このことがあって、長野マラソンは4月開催になったのだとも言われています。(真偽不明)
※ ※ ※
今回、長野市では、1960年代以降最も遅い積雪だったとかいうことですが、雪の中のレースの心得というのがあるのかどうか、、、北国でも、そんな時期にはレースやりませんからね。
◎ウォーミングアップ
アップをしてもすぐに冷えてしまう。整列後、スタートまでの待ち時間が長いので、やっても無駄~みたいな話もありましたが、あとからいろいろ検証してみると、「やった方が良い」というのが結論です。もちろん、きちんと着替えてからスタート地点に向かう必要がありますが。
多少体が冷えても、アップをやっておくのとそうでないのとでは、スタート時点でのコンディションも、その後のペースもやはり違います。
レースの序盤をアップ代わりに~という作戦も良いのですが、ある程度のタイムを狙うレベルでは、やはり効率の低下があったようです。
◎レースウェア
かなり慎重な判断を強いられました。保温性を取るか、機動性を取るか~ですが、さすがにここまで寒くなると保温性を取らざるを得ません。
実業団組には、ランシャツ+アームウォーマーなんて選手も何人かいましたが、けっこう厳しかったようです。川内選手は別格(自称;雪に強い?)でしたけど。
◎ペース設定
雪でスリップするのでは…ということが心配されましたが、除雪のおかげでそれはほぼ大大丈夫だったようですね。もちろんどこの大会でもそうとは限りませんが。
ただ、スタート時の気温が0.4度ですから、やはり動きません。このあたりはやはり筋のコンディション、機動性ということを考えないといけません。
優勝した川内選手も、入りの2キロまでは3分/kmソコソコでしたが、その後は大幅にというか、徐々にペースダウン。終盤はかなりスローな展開でした。
入賞レベルを見ても、ペースは通常より10秒/kmくらいは遅かったのではないかと思います。自重したというのではなく、それくらい動かなかったということです。
そういうことで、2時間ソコソコからサブスリーレベルくらいまでのランナーには、タイムを狙うには非常に厳しい条件だったですね。体感で普通に走っているつもりでも、結果的に遅いので、設定ペースをキープしようとして走っていた人は大変だったかと思います。
一方で、4時間前後くらいのレベルでは、けっこうタイムが出ていたりします。これは、ペース水準的にあまり機動性を必要としないので、ウェアの負担がないことや、途中からの天候回復の恩恵を、上位ランナーよりも多く受けている(レースの後半は、良い条件での展開になりました)
ということがあったかと思います。
◎給水
寒くても、雪が降っていても、給水は摂るべき。
その結果、余計にトイレにいくはめになった人もいるかも知れませんが、寒いから汗をかかないわけではありませんし、体温がまったく上がらないわけでもありません。
喉の渇きはあまり感じなくても、摂るべきものは摂る!雪が降っても槍が降っても!です。