<男子マラソン>
川内優輝(埼玉県庁)
中本健太郎(安川電機)
堀端宏行(旭化成)
前田和浩(九電工)
藤原正和(Honda)
<女子マラソン>
木崎良子(ダイハツ)
野口みずき(シスメックス)
福士加代子(ワコール)
男子は、1人でも違っていたら驚くくらいのバリバリの鉄板で、100人のうち102人がこう予想していたと思います。
女子は、な、な、なんと、史上始めて5枠を使い切らず、3人の代表となってしまいました。。。
尾懸先生談
「2大会続けて惨敗している。ここで引き締めの意味を持って、今まで以上に選考は厳しいものだと、入賞を狙えるレベルじゃないと選考されないということを示した」
これは凄い判断ですね。。。
最大5枠~という規定の中で、5枠いっぱい選ぶというのは長年、不文律みたいなものでしたが、今回は当初から、「5人選ぶとは限らない」と明言。ただ、誰もがそんなことはないだろう…と高をくくっていたところもあったかと思います。
世界と闘うというよりも、日本代表に選ばれるため=ギリギリでも5枠に滑り込むためのようなレース運びが目につくようになっているのも事実。。。そういうところを払拭しようということなのだとは思うのですが、、、本当にやるとはビックリしました。
オリンピックでもそうですが~~手も足も出ないまま敗れ去るような選手は、代表に選ぶべきではない。少数精鋭のメダルを狙える選手だけ派遣すれば良い~的な論調は大昔からあります。
それでも、どんなに叩かれても、多くの競技団体が1人でも多く派遣しようとするのは、闘える選手になるためには、その前に経験をさせる必要がある~と考えるからです。
そのくらい国際経験や代表経験というのは、何にも代え難い、非常に貴重なものですね。これまでにオリンピックや世界選手権で頂点を極めた選手の中にも、初出場の時には辛酸を舐め、それを糧に成長してきた選手はたくさんいるのですから。
そういうことは百も承知で、その上で、最低基準ではなく、一定以上の基準に達しない者は派遣しない!~としたのが今回の選考です。
もしもしもし!5枠いっぱいに選んだとしたら~あと2人は、横浜で日本人トップだった那須川選手と、大阪日本人2位の渡邊選手でしょうか。。。
那須川選手は、長年、未完の大器と言われ続け、ようやくここに来てマラソンで日の目を見かけていた感じで、世界を経験することで、一気に開眼も!という期待もないわけではありません。
渡邊選手は、突然出てきた若手のホープで、まだまだ海のものとも山のものともつかないところがあり、それこそたくさんの経験を積ませたいところです。
そういうことも、関係者の誰もが分かりきっている上で、今回は「そのくらいでは、選ばない」という判断をしたというか、広く知らしめたわけです。
今回に限っては、この判断がどう出るのかはわかりません。。。
ただ、次回以降、国内選考会における取り組み方、走り方が違ってくるのは確かでしょう。5枠滑り込み方式は、もう通用しないのだと。