クローバー(ノンフィクション小説) -40ページ目

すれ違う心‐1‐


手術が終わってからの私と翔真は、
お互いの気持ちを探り合うようになっていった……


普通にしようと思えば思う程……

普通にできない自分がいて




翔真との距離が
どんどん遠くなっていくのを……

感じた。

愛‐3‐


自業自得の結末に
無にする事が幸せだと思った自分……

「お母さん地獄行きだね愛……」
名前を付けていた。

人を愛し、人から愛される
そして自分を愛せますように……

『愛』

経験する事に無駄な事などないのであれば
我が子が自分を犠牲にして教えてくれた事……


【生きるという事】


今は
そう思えるようになった。

ただその時の自分は吸い込まれていくように
負のスパイラルに入り込んでいく。




そして
最大の試練を迎える。

愛‐2‐


おもちゃとお菓子を持って石段を昇っていく姿をいつも見ていた店のおばちゃん。



優しい顔で言うんだ

「どうか早く子宝に恵まれますように……」
って。

このお寺に来る人のほとんどは
子宝、安産祈願。


軽く会釈して店を出る。





違うんだ
わたしは……