クローバー(ノンフィクション小説) -38ページ目

類‐1‐


自分の闇、弱点を誰よりも早く
見抜いた男がいた……

もう1人の瞳の綺麗な少年。


負は負を呼ぶ

類は類を呼ぶ……


この男との出会いで
最大の恐怖を味わう事になる。


そして
大切なモノ全てを失った。



あれから10年……

わたしが今、
最も再会を恐れている相手。

すれ違う心‐6‐


わたしは幸せにはなれない。

きっと生きて
死ぬような思いをしろって事なんだろう……

わたしに関わる人はみんな
悲しい思いをするだけだ。

わたしは……
最低な人間。

最悪な女だ。


財布の中に入れてたプリクラ
わたしと翔真とリエ……


だけど捨てる事は……
できなかった。


注射針で左腕に
『×(バツ)』をつけた。


心が……
泣いていた。

すれ違う心‐5‐


翔真……
大好きだよ。

翔真……
離れたくないよ。


翔真…………
失いたくないよ。


翔真から一通のメール
「俺達しばらく距離置こう……」


距離を置く……
わたしはそれを『別れ』と解釈した。


翔真……
凄く幸せだったよ。

わたしが翔真にできる事
愛する人にできる事……


「分かった。今迄ありがとう。」


そう返信し携帯を閉じた。






もう……



誰も愛さない。