クローバー(ノンフィクション小説) -181ページ目
男の名前は達也(タツヤ)。
歳は26。
歳の割には若く見える。
初対面で遊ぶのは危険か……
そう思いながらも
しつこく誘ってくる
とりあえず寮の電話番号を教えて
その日は別れた。
週末いつものように
港でボーッとしていた。
後ろに人の気配が……
「何してんの?」
振り返ると
色黒の若い男が立っていた。
「は? ボーッとしてんの」
ぶっきらぼうに答える。
こんなど田舎に
若い男いるんだ……
「そこの学生さん?」
「そうですけど……」
「ねぇ 遊ぼうよ!」
「はぁ!?」
それからは紗耶とは港で会えば
話しをするが
学校や寮で関わる事は
ほとんどなかった。
その位がちょうど良かったんだ。
そして益々寮にいる時間が
少なくなって……
堕ちていった。

