クローバー(ノンフィクション小説) -177ページ目

誘惑‐14‐


その辺に置いてあった原付きに
二人乗りして達也の家に向かった。

もう逃げられない……

救いだったのは達也は1人暮らしではなく
親と住んでいたって事。


部屋に入ると達也が笑顔で
ビールを勧める。


とても飲める気分ではなく……


結局私が酒を口にする事は
なかった。

誘惑‐13‐


明日の朝迄帰れない……

朝迄達也と一緒って事か



とにかくこの町は暗くて物騒だ。



1人で朝迄過ごすのは……


無理だ。

誘惑‐12‐


「ちょっと友達は!?」


「さぁ?」

「何それ… 帰るわ」


「帰るには船に乗るしかないんだよねぇ。海上タクシーは明日の朝にならないと動かない」





……やられた。