クローバー(ノンフィクション小説) -15ページ目

心友-2-



リエとはあまり連絡を
取らないようにしていた。

だけどリエはわたしの異変に
何となく気付いていた。

何故ならわたしはいつも
自分を優先する事はなかった。

そんな自分がリエに
何の連絡もしない事自体有り得ない……


リエの痛みは
わたしの痛み……


ずっと見てきたリエにしか分からない
わたしの変化。

心友-1-



絶望の中……
唯一自分を信じ続けてくれた人がいた。

想い合い
お互いを守る為に……
演じた最初で最後の喧嘩。




リエ……
あなたがいなければ
今のわたしはいない。

エスカレート-21-



間に入ってくれた先輩は
何も言わなくなった。

せっかく自分の為に
話しをしてくれたのに……

失望されて当然だ。


わたしの話しを信じてくれる人なんて
いないだろう。


だって……
自分でさえ幸也がストーカーだなんて
知らなかったんだ。


もっと早く
解っていたら……

失わなくて
済んだかもしれない。


そして幸也を
救う事ができたかもしれない。


あまりにも……
無知だった。