心友-5-
体がきつくて
眠くて……
その日は久しぶりに
ぐっすり眠った。
リエは何も言わずに
そっとしておいてくれた。
次の日、
キャンプ場を後にし友達の家へ……
それ位から
幸也からの電話が鳴り始めた。
「おい!どこにおんねん!!」
「……友達の家」
「場所教えろ!今から行く」
「やめて。友達に迷惑かかるし」
「お前なぁふざけんなよ!!
早く教えろよ!!!」
電話口から
幸也の怒鳴り声が漏れる
友達が心配して
電話を変わってくれた。
かなりの言い合い……
帰ったらただじゃ済まないだろうなと
覚悟した。
現実に引き戻される……
心友-4-
リエの車で出発。
キャンプ場に着くと
他の友達は既に到着していた。
久しぶりの再会……
嬉しかった。
何度も携帯を見る。
幸也からの連絡はない……
ホッとする。
みんな盛り上がってて
リエが笑ってて……
いつまでもこんな時間が
続けばいいのにと1人眺めていた。
リエ……
ごめんね。
もしかしたらもう
傍に居られないかもしれない。
ごめんね
ごめんね
ごめんね……
心友-3-
ここには長く居られないような
気がしていた。
随分前にリエと
キャンプに行く約束をしていて……
これがリエと過ごせる
最後の時間。
そう思った。
幸也には絶対キャンセルできない
という事で納得してもらった。
リエと
最後の思い出を作ろう……