クローバー(ノンフィクション小説) -147ページ目
悪い癖だ。
あぁ
めんどくせぇ……
たかが
猫1匹だろ?
どっちの命が大事か
分かるだろ?
なぁ?
なぁ??……
多分跳ねれば
猫は死んでしまうだろう。
車ごと山から落ちたら……
助かる保証など
何もない。
でももし助かれば
猫の命も自分の命も救える。
いつもピンチな時程
冷静に考えられた。
左カーブ
道幅は狭い
そして右側には岸壁……
このままハンドルを左にきれば
確実に猫を轢いてしまう。
もし猫を避けてハンドルを右にきれば
車諸とも断崖絶壁へ……
どうする
どうする……
どうする?……

