クローバー(ノンフィクション小説) -109ページ目

国家試験‐2‐


そんな時期に
私は腰に鈍痛を感じるようになっていた。

座っていると腰が痛くて
長い時間座っていられない……

体が熱っぽい

そして腰痛は強さを増し
激痛となっていた。

熱を計ると40度近くある。

座る事もままならなくると
リエは半ば強引に病院へと連れて行った


診断
『腎盂腎炎』




国試の3日前だった。

国家試験‐1‐


国試まで1週間をきった。

みんな神経がピリピリしているのか
言葉数も少なくなっていく……

それもそう、病院の採用試験に受かっても
国試に合格しなければ意味はない。


この張り詰めた緊張感が大嫌いだ。

人の性格までも変えてしまう。

心ここにあらずといった感じ


私は国試を目前に控えても尚、
自分のスタイルを崩す事はなかった。



夜は寮を抜け出し海を眺め
心を落ち着かせた。

採用試験‐6‐


結局
採用されたのは4人。


その中に
あの黒髪の
清純そうな子は……





いなかった。