ちゃんと反省させるために説教する? | 働きながらクラリネットが3倍上達する練習方法

働きながらクラリネットが3倍上達する練習方法

高卒就職アマ16年→35歳で単身オランダ留学→プロデビュー
社会人アマチュア奏者に寄り添い練習の悩みや引っ掛かりの解決をお手伝い。
湘南藤沢を中心に全国出張でレッスン。練習方法がわかるオンライン講座も開催中。
音楽はみんなのもの!あなたはどんどん上達していい!

 

生徒のミスを講師は責めなくていいのです。

 

責めることは教えることでも指導することでもなんでもありません。

 

曲の途中でミスをしてしまった生徒さん

 

 

先日、生徒さんが家族の前でミニコンサートを開きました。途中でリズムと拍子の数え方にズレが出てしまい、ちょっと間違えてしまいました。

 

 

それでも途中で投げ出すことなく、ピアノ伴奏をよく聴いて音楽に復帰し、最後まで演奏しました。音楽性も高く、生徒さんが何をやりたいのかよくわかる素晴らしい演奏でした。

 

 

ブラボー!

 

ご家族の方も演奏を見守り、そして大きな拍手を送っていました。

 

 

ミスについて最もショックを受けているのは本人

 

ご家族の方はその様子を撮影していました

 

生徒さんはご家族に向かって

 

「おじいちゃんと、おばあちゃんには、今日の映像は送らないで。ミスしちゃったんだ

 

と少ししょんぼり。

 

家族の方は「わかったよ。よくがんばったよ」と声をかけていました。

 

 

(「別にいいじゃないか!」と言わないところも、生徒さんの意見を尊重した素晴らしい対応だと感激しました)

 

このように、ミスについては本人が一番わかっているし、ショックや落ち込みを感じています。

 

 

講師はミスを責めなくていい

 

 

なので、ミスについて講師が改めて指摘することは不要です。

 

 

 

ただでさえもショックを受けている本人に、さらに辛い思いをさせる必要は一切ありません。

 

 

ちゃんと反省していないから説教する?

 

 

時折「ちゃんと反省していないから」と生徒のミスをこんこんと説教する先生がいらっしゃいます。
 

しかし、いっけん反省していないように見えても本人が強がっているだけかもしれません。
 

仮に本当に反省しておらず、練習のレベルアップや見直しをしないのであれば、それは結果として本人に返ってくるだけです。

悪い結果が返ってきたときに、何をどう考え、判断し、行動するのかという経験のチャンスすら生徒から奪う権利は講師にはありません。
 

「生徒のためを思って」であっても、先回りすることや、傷に塩を塗ることをしなくてもいいのです。
 

 

 

また、これは自戒も込めてですが、「生徒のために」と先回りすることや、不必要に叱責することは、生徒のためではなく、実は講師本人の保身や見栄のためでないか?と常に考え続け、冷静に判断する必要があります。

 

 

 

講師がミスについてやるべきことは何か

 

 

生徒が子供であれ、成人であれ、1人の人間として自立している存在です。

 

クラリネットを始め、楽器演奏はその技を磨くのに年月をかけるべきものです。それが、脳の自然な動きです。

 

 

 

であるので、励まし、よくぞくじけなかったことを褒め、レッスンを通して知らぬ間に前回のミスを克服できるよう、根気強く練習に付き合うのが、講師の役目であると、私は考えています。

 

 

 

 

 

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