今日は久しぶりにうちに来てくれた娘と
ちょっとした「作業」がありました。
娘の部屋にはもうほとんど
残されたものはないのですが
まだ本やクローゼット1つ分の服の残りがあります。
それを仕分けする作業です。
けれど、思い出のものが
突然出てきてついつい時間を取られてしまい
なかなか作業は進みません。
懐かしい写真も出てきました。
高校を卒業し家を出たのが9年前
パンデミック中にアパートも買って
家を出てかなり経つのに
いまだに全てを片付けてしまい
ゲストルームを模様替えをすることに
ついつい後ろ髪を引かれてしまうのです。
夫も最後の作業に
とてもメランコリーな気分になったようで
「なんだか今頃になってやっぱり寂しい」
と下唇を子供みたいに突き出して
今にも泣きべそをかきそうでした。
アメリカではもうすぐ卒業式です。
高校を卒業するお子さんをお持ちの方が
嬉しい反面、これで子育ての集大成
とうとう家を出ていってしまう
と思うと断腸の思い出いらっしゃると想像します。
そこできっちり気持ちのけりをつけるのが
本当に難しく
ついつい最後の断捨離に
後ろ髪を引かれてしまうのです。
思い出の仕分け、本当に難しいです。
とりあえず残りのもの全てをチェックし
自分のうちに持ち帰るものと
処分するもの、
うちで残しておくものに分ける作業です。
さらにもっとも断捨離が難しい作業
本の処分も残っています。
これが本当に難しい。
特に最後まで残されていた本は
高校卒業時に
どうしても捨てられなかったものです。
けれど
娘はサバサバと服や本など
思い出いっぱいのものを
処理していくのですが
わたしがなかなか思い切って捨てられなくて。。。
どっさり処分する袋を開けて
後でこっそり取り出してきたもの。。。
スケートやサッカー
フィールドホッケーでいただいたトロフィー
わたしが買ってあげた本
中学時代の勉強のノート
それから受けようかどうか迷って
一応買ったGMAT の本など。
ビジネススクールを受けるのに
必要な本ですが、今の職場で
すでにビジネススクールで習うことは
ほとんど教えてもらい
今の職場が気に入っているので
また学校に戻る予定はなさそうです。
これはだれか必要な人にあげよう。
この作業で時間がかかるのは
いちいち出てくる思い出のものに
気を取られて見入ってしまうこと。
まだまだ作業は終わっておらず
とりあえず
娘が自分のアパートに持ち帰るもの
うちで大切に維持しているもの
どなたかに寄付したりあげるもの
この3つに仕分けする作業だけは終わりました。
娘が長年使用したベッドは大学入学で家を出るタイミングで寄付しました。
本を処分し始めています。まず第一段階は。。。
いつになっても忘れられない「乗り越えてきたこと」