お金のことー50代がターニングポイント | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 

ハンプトンのタイアナ湾の浅瀬
引き潮になると突然出現する草原
 

 

 

この子みんなと逸れちゃったのでしょうか。
ずっとずっとここで固まっていました。
 

 

 

隠れお散歩コース
このススキのような巨大なパンパスグラスの
見渡す限りの大草原

 

 

 

松ぼっくりを落ちていた枝ごと
持って帰ります

 

 

 

 
先日娘と話していてとても興味深いことを知りました。
 
娘はつい最近まで、大きなお買い物をすると、いつも「ああ、お金使っちゃった」という罪悪感と喪失感にかられたというのです。
 
「こんなふうにお金を使っているといつかお金がなくなっちゃうんじゃないか」
と、手放しで喜べない不安が必ず過ぎったそうです。笑
 
今は以前ほどではないようですが、当時の締まり屋さんぶりはすっかり板に就いてしまい、今も、マンハッタンでは絶対にバーには行かないと決めています。
 
ドリンク1杯軽く20ドル以上するからです。笑
 
 
これを聞いていて、ちょっとびっくりしました。
なぜならば、わたしもシングルの頃は似た感じだったからです。
 
とはいえ、若い頃のわたしは「あればあるだけ使っちゃうるみちゃん」と母に言われていたぐらいお金の使い方に計画性がありませんでした。
 
それなのに使う時は必ず罪悪感を感じる。
だから、そんな自分に愛想を尽かさないよう、若い頃から月々自動引き下ろしの積み立てをしていました。
 
決まった金額は「あればあるだけ使っちゃうるみちゃん」にも手がつけられないように脇に追いやったのです。
これは今考えるととてもいい習慣になりました。
 
 
夫と知り合った時、彼に、同年齢の他の人より少ないと言われた蓄えは、夫のアドバイスのもと、日本でいう投信に預けました。
 
時々、まとまったお金ができるとそこに預けて、そのまま存在を忘れるようにしていました。
それが30年近く経った今、かなりまとまった金額に膨らみました。
 
まさに果報は寝て待て。です。
 
 
夫が締まり屋さんだったことが幸いし、やっと! 老後は大きな病気をしたとしてもそれでも安泰だと思えるまでになりました。
 
 
 
一方、最近、夫の周囲で50代で突然、会社を解雇された人が数人います。
 
その一人Jは、50代後半。
奥様も立派な職業に就いておられ、子供二人も大学は卒業しています。
彼は今、飛行機の操縦のライセンスを取得するのに夢中。
小型飛行機を買おうかなんて言っているほど。
 
だからそのまま悠々自適にリタイアするのかなと話していました。
リタイアする前に解雇されるのは男の沽券にかかわるだろうけれど。。。
 
 
ところが。。。
真剣に仕事を探しているそうです。
 
でも50代ともなると、やはり
自分で起業でもしない限り
仕事を探すのは大変です。
 
 
特に彼が長年いたウォルストリート(金融関係)は
どんどん規模が縮小しています。
 
 
若い人も職探しに苦労しているし、
娘の友人はアメリカ随一と言っていい
ビジネススクールを卒業予定だけど
いまだに仕事が決まっていません。
 
 
インターンをしていた会社で
採用されなかったのです。
 
 
今や、憧れのベンチャーキャピタルや
スタートアップは、
シリコンバレエ銀行の破産で
ものすごく厳しくなっています。
 
 
まして金融やITの大企業に採用されるのは
まさにラクダが針の穴を通るほど大変。
 
 
だから50代で再就職は本当に大変。
 
 
一方、50代でリタイアし
今は悠々自適、世界中を旅している
夫の友人Cくんのような人もいます。
 
 
この違いは。。。
とついつい考えてしまいました。
 
 

50代で解雇されてまだまだ仕事を探さなくてはいけない一番の理由は

 

十分な蓄えがないからです。

 

Jは奥様も立派な職業に就いているけれど

彼曰く、

「妻のライフスタイルをこのまま維持するためには働かざるをえない」

 

加えて、妻の父親が今、同居しており、

アルツィハイマーが進んでいるため

24時間体制のナースを雇う必要があるのだそうです。

 

彼らは若い頃からわりと

お金の使い方がダイナミックでした。

 

だから彼か妻に信託財産でもあり、

相当お金に余裕があるのだろうと

思っていました。

 
 
が、そうではなかったのです。
 

若い頃、じゃんじゃん使ってきたことが今、首を絞めているようなのです。

 

 

これを聞いて、はたと思ったことがあります。

 

世の中には、お金を使うことに関して

 

✔️使うたびに罪悪感や将来への不安を感じる人

 

✔️買った喜びは感じてもネガティブな気持ちは抱かない人

 

この2通りの人がいる。

 

前者はある意味、少し悲観的。

だから、ついついその感情が消費や浪費をセーブすることになります。

 

後者は、楽観的。

ブレーキがないため、あるだけ使っちゃうという方向に突っ走ることもあるでしょう。

いや、下手をすると借金をしてでも使っちゃうかも。

 

 

後者は、お金は天下の回りもの。

大丈夫、使っても循環してまた戻ってくる。

(これは一時、ブログコミュニティでよく聞いた説です)

 

使いたければ稼げばいい。

と考える傾向にあります。

 

もちろんこれで人生が順調に回っていく方もいるでしょう。

 

けれど、このバランスが崩れると。。。

 

破綻を防ぐために、ずっと稼ぎ続けなくてはいけない。

 

 

 

ふと見まわすと、まだまだ元気な80歳になってみて、わずかの年金以外には、もう大して残ったお金がない方がけっこういらっしゃると聞きます。

 

今は80歳は当たり前。

100歳まで生きることも前提に考えを切り替える必要があるんだなとしみじみ思います。

 

老後なんて先の先だとずっと思っていました。笑

でも、今その真っ只中やん。

 

 

薔薇色の老後を楽しむために。

自分の手を離れてお金がお金を生む仕組みを早いうちから作っておく。

 

もしかしたら、これは消費することに全く罪悪感を感じない人ほど必要かもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

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フードはジッパーで取り外し可能。

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と、モデルになってくださった朝子ちゃん。

 

 

 

 

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冬のワードローブが軽くなります。

 

 

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どちらも洗えるため

カシミアには少し早いシーズンに

冬の重いコーディネートを

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お買い上げくださった方からこんな感想を頂戴しています。

みさこさま、いつもありがとうございます!

 

  

 

    

 いつもありがとうございます!
  今年はキャメルや茶がトレンドですね。

  こちら腰部分がくびれていて一目惚しました。
  その上、洗えるとは素晴らしいです。
 

 

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エコファーだなんて。。。
ウエストをギュッと絞ると寸胴のわたしも見違える。笑

 

 

 

 

 

 

 

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