なぜ人間って憎しみあい争う相手は身近にいる人が多いのでしょうね。
LOVE & HATEとはよく言うけれど。
よく知らない人を愛することはないのと同様
よく知らない人を憎むこともないんですよね。
つまり、愛と憎しみは表裏一体。
裏返せば、似た感情なのかもしれません。
どちらも相手が気になり「強い感情」を持っていると言う意味で。
つまり、愛の反対語は憎しみではなく、厳密に言うと、まったく歯牙にもかけない状態、つまり無感情です。
愛の反対語は何も感情がない状態、とも言えるでしょう。
だからなのですね。
よく知りすぎた隣人や家族、隣国とはともすると「憎しみ」に満ちた関係に陥りやすいのは。
今日、イスラム組織ハマスが、不意打ちでイスラエルに対する大規模な攻撃を仕掛け、双方大勢の人が亡くなると言う事態が起こりました。
ニューヨークは世界でも、イスラエルに次いでユダヤ人口が多い場所です。
必然的にイスラエルに対する同情がどっと集まります。
きっとニューヨークの学校では、高学年の子どもたちはこのニュースについて話し合っているのではないかと思います。
今回はどう考えても、奇襲を仕掛け大勢の市民まで巻き込んで死なせてしまったハマスが悪いということになるでしょう。
もちろんハマス側もイスラエルの逆襲で大勢の人を亡くしました。
ただ、アラブ人もヨーロッパの大都市ほどではないけれどニューヨークにはいます。
そのどちらも友人がいる娘のような人は、こういう事件が起こると長年の両者の政治的な経緯、その根深さを知っているだけに辛いところです。
高校までは、ユダヤ人の友人がとても多かったため、またアメリカの立場的にも、ユダヤ人に同情することが多かった娘。
けれど、大学時代、アラブ人の友人ができ、例えばベイルートに住む親しい友人のいとこが、命からがら家族全員でイスラエルの攻撃から逃げたと言うような話を反対側の立場から聞くと考えてしまうようです。
ハマスはイスラエルが建国されたことをよく思わないアラブ系のアンチイスラエル組織です。
今は、イスラエルのパレスチナ自治区ガザを実効支配しており、長年イスラエルから経済制裁を受けており、それに対する不満がとうとう爆発したと言う感じのようです。
それにしても、人間が憎しみを感じ、喧嘩や戦争をするのって、大体がよく知っている隣人や隣国です。
日本と中国や北朝鮮との関係
ロシアとウクライナ
目には目を、歯には歯を はハンムラビ法典に見られる中東の古い諺です。
害を受けたら、それと同等の害を加害者に与えること。
同害報復のことだと解釈されがち。
その大義名分を得て戦いは加熱していくのでしょうね。
ただ、新約聖書マタイによる福音書には
「悪人に手向かうな。もし、誰かがあなたの右の頬を打つなら、他の頬を向けてやりなさい」
とイエス様はおっしゃっています。
つまり、目には目を、歯には歯をは、
報復の方法ではなく、
目を奪ったら目を差し出し、
歯を奪ったら、
自分の歯を差し出しなさいという
「償い」の方法だったのですね。
今日みたいなことが起こると、結局、仕掛けた方も多大な犠牲を負うことになります。
加速する戦争ごっこ(とあえて言わせてもらいます)はやめて
愛と表裏一体の憎しみを暴走させることがないように。
そんな世の中はいつ訪れるのだとうと
今日もため息をついてしまいました。
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