けんかの天才 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

こんにちは。コモンるみです。



これはどのホテルだろう。今度泊まってみたいですね。
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今日はこちらの続きです。

Agreeable な(同意できる、共感できる)人は成功しやすい

カリスマリーダーがもっている意外な美質

とはいっても、
どうしても同意できないことも
ありますよね。

人間にはそれぞれ、
好きなものや嫌いなもの、
正しい、間違っていると
信じていることがあります。

敵とまではいかなくても
それを認めてくれず
価値観が違いすぎる人とは
いっしょにいるだけで
疲れるものですよね。

きれい好きな人にとって
片付けが苦手で
いつも散らかす人と
毎日暮らすことは
それだけでストレスになります。

大好きで何度見ても
涙なしではいられない映画を
一言「駄作だ」
で片付けられてしまったら。。。。
ムッとするなといわれても
難しすぎる。笑

ましてそれが宗教や民族
人種、育った環境、
国としての利権など
自分の深いアイデンティティに
かかわることになると
違いはどうしようもない
障害に発展してしまいます。

それでも「けんかの天才」は
批判や反対意見をいう前に
ぐっと抑えて、まずは
相手の立場に立って
心を寄せる努力をします。

すると、相手の反応や出方が
目に見えて違ってくる。
そんなご経験は
みなさんもおありだと思います^^

カリスマ的リーダーと言われる人は
こうしていきなり敵の気持ちさえ
ひるませてしまうのが得意です。

キッシンジャーは味方より敵を
懐に取り組むのがめっぽううまい
老獪な政治家だったと言われています。

我が家にとっては甥のような存在、
米国下院議員一年生のセスくんも
このタイプです。

敵を敵視せず、知らないうちに相手の懐に入り込む

気がつくと「なんやわからへんけど、
こいつのいうこと
ちょっと聞いてみたってもええかいなぁ」
みたいな気分にさせてしまう。
(なぜか似非関西弁 笑)

どうしても共感できない場合も、
まずは深呼吸し
すぐには口には出さないのです。

「沈黙はときに最高の解答である」ー ダライラマ

勝負をかけて異論を唱える
大切な機会がくるまで
エネルギーは温存しておくのです。

とはいってもこれホント難しいです。

民主党の大統領候補の
ディベートで奮闘した
ヒラリー・クリントンでさえ
つい残念な失言をしてしまいました。

共和党を敵だと言ったのです。
普段からけんか腰でいるから
つい本音がぽろっと出てしまったのでしょう。
あとで謝罪されてましたけどね。

でもこれはオバマ政権が
共和党との協調をめざし
険しい道を歩み寄ってきた
努力を無に覆す発言でした。

人間、同感したり
共感してくれる人とは仲良くしやすい。

反面、自分の信じることや
正しいと思うことを認めない人、
自分とは異なる部分が多い人と
仲良くすることは大変に難しいです。

それが高じると敵視してしまいます。

でもどちらからも
歩み寄りがなければ
険悪さはエスカレートする一方です。

ところで
すごく面白い特徴なんですが、
あまりに違いすぎる人同士では喧嘩にもならない

なぜって接点がないから
最初からお互いに何も
期待してないからでしょうね。

むしろ喧嘩に
発展しやすいのは近い人、
かなりの部分でベースが似ていると
期待してしまい、
小さな違いが原因で
喧嘩=戦争に発展するのです。

日本のように人が集まれば
「黒だかりの山」
と表現できるほど
髪の色もみんな同じ国で生活していると
異なるものを受け入れる免疫が低く
ちょっと違うだけで
いじめの対象になったりします。

アラブ諸国で繰り返されている
同じイスラム教徒同士の
血を血で洗う争いも大変に似ています。

特に現在シリアで繰り返されてのは
同じイスラム教徒同士の争いです。
部外者にとっては
どうして相容れないのか
不思議ですらあります。

大筋は同じなのにただ宗派が違う、
シーア派のアサド大統領派と
スンニ派ISISの内紛が起きている。

そこに同じシーア派主流の
イラン、イラク、ロシアは
アサド派につき
スンニ派主流のサウディアラビアは
ISIS派について加担するので
さらに事態は悪化しています。

近いとうまくいかない。
日本と北朝鮮、韓国、中国との関係
イスラエルとパレスティナなど
仲の悪い隣人の例を挙げれば
枚挙にいとまがありません。


愛と憎しみは表裏一体
愛の反対語は憎しみではなく
無視


夫婦、子供、上司、部下、
友だち、隣人との関係は、
ベースの部分で同意や共感を
期待するからこそ難しい。
期待があるからこそ裏切られたと感じる。

けんかの天才はそれでも敵を敵視しないのです。

まずは敵の靴をはいてみる。
(これ、英語特有の表現です)
相手の立場に立ってみる。
そして必ずあるはずの共感できる部分、
同意できる部分をさがしてみるのです。

頭がカッカしているときは
難しいですけれどね。

ちなみに夫と喧嘩したときは
ひと呼吸おいて
彼のいいところ、楽しかったことなどを
思い出すようにしています。
すご~く難しいときもあるけど。笑


この続きはまたいつか必ず^^。。。



けんかしても仲直りの天才

傷つかない恋愛を求めて



今日のニューヨークは
どよんよしたお天気です。
みなさんはこの週末どうすごされますか?
今日もご訪問ありがとうございます。

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