国をまたいだセカンドオピニオン | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

今日は健康に関して

ご興味がおありの方

よろしければお付き合いくださいませ。

 

 

アメリカでは当たり前の

「セカンドオピニオン」についてです。

 

 

 

日本とアメリカの医療の

意外な違いにも言及します。

 

 

 

 

さて、まずちょっと意外なことから。。。

 

 

アメリカと日本を比べると

一般的にアメリカの方が

すぐにやれ薬だ、手術だ

切った、貼ったと

おおごとに持っていく印象はありませんか?

 

 

 

 

しかし、これはあくまで

わたし自身の経験なんですが

実際は全く逆だと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

今週はミネソタ州の

病院での検査で平日は終わりました。

 

 

なぜわざわざ行ったことがない

ミネソタにまで行ったかというと

そこには知る人ぞ知る

世界に名高い病院があるのです。

 

 

 

そこでみっちり3日間

いろいろな検査をしてもらいました。

 

 

 

 

 

そして昨日は娘と会って

健康に感謝して乾杯。

 

 

密かに心配してくれていたようです。

娘が大好きなベトナム料理のレストランへ

Hanoi House at 119 St. Marks Place

 

 

25歳の娘は毎年婦人科検診を

ちゃんと受けています。

 

 

 

友人でパップテストで引っかかり

手術を受けた子がいるからです。

 

実は娘を心配させたくなくて

詳細については

何も伝えていませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、数年前

胆石があることがわかりました。

 

 

 

日本では毎年超音波で

何ミリが何個、何ミリが何個と

細かに診断結果に羅列されます。

 

 

 

症状は全くないのに

「手術した方がいいですよ」

「ご紹介できる病院はこことここです」

とまで言われました。

 

 

 

でも、手術ということは

つまり胆嚢を丸ごと取っちゃう

ってことですよね。

 

 

う〜ん、それを

はいそうですかと

簡単に決めるのは難しいです。

 

 

また、日本で手術となると

ニューヨーク在住のわたしには

とても不便です。

とりあえずニューヨークに戻って

もう一度セカンドオピニオンを聞こうとなりました。

 

 

保険が効く先生の中から

評判の良さそうな先生を探し

行ってきました。

 

 

そうしたら。。。

 

 

「アメリカではね、

胆石があっても症状がなく

大人しくしている間は

あえて手術はしないんですよ」

と、おっしゃるのです。

 

 

これにはびっくりしました。

 

 

 

コレステロール値も同様です。

わたしはLDLがボーダーラインに

よく引っかかりがちです。

 

 

日本の先生には

「お薬処方しましょうか」

と言われましたが

 

 

 

アメリカの先生は

「うーん、薬を飲むのも良し悪しなんですよね」

とおっしゃるのです。

 

 

 

「あなたは運動の習慣があり、

食べるものにとても気をつけてるから

まだいいんじゃないのかな」

 

 

さらに日本での健診では

腎臓にも3ミリぐらいの結石があり

それがいくつも羅列されていました。

 

 

 

こちらも症状は全く何もないのですが

いざ症状が出ると

激痛が走ると聞いたので

今回メイヨークリニックで

ついでに腎臓も詳しく

CTで調べてもらいました。

 

 

結果、日本で超音波で調べ

3ミリと書かれていたのは

CTで見ると正確には1ミリでした。

 

 

先生曰く、CTのイメージは

さらに正確に出るそうです。

 

 

 

小さいのはいくつかあるけれど

毎日水をたくさん飲めば

知らないうちに体外に流れるレベルだそう。

 

 

 

メイヨーの先生としては

なんでこの程度でわざわざ

ニューヨークから検査に来たのかわからない

という感じです。

 

 

夫曰く

「きっと毎日2000人訪れる患者のうち

るみは今週の最も退屈な患者さんNo1だったと思うよ」

 

 

ははは、そうかもしれません。

 

 

 

今回のハイライトだったX線も

日本ではどの先生も読み取れず

人間ドックでC評価、

再検査が必要となりました。

 

 

 

しかも数年前から

不治の病を疑われつつ

スッキリしない状態が続いていました。

 

 

 

 

 

さて、はるばる来た

メイヨークリニックでは。。。

 

 

 

徹底検査の結果

肺の上部にある影は

子供の頃、扁桃腺が弱く

すぐに腫れて呼吸困難に

陥っていた時の古傷だそうです。

 

 

その病気の患者さんは

主に肺の下部に影があり

わたしにはそれがないので

1%未満の確率もないそうです。

 

 

肺活量も114%の好成績でした。

 

 

 

 

 

本当に良かった。

 

さて気になるお値段ですが。。。

保険でカバーはされますが

いくら請求が来るのでしょう。

 

 

これが怖いところです。笑

 

 

 

でも、健康の不安が完全に払拭できたことは

お金には代え難い嬉しさです。

 

 

 

健診の結果を知るのは

いつもドキドキすることです。

 

 

でも、

早期なら治癒できる病気がたくさん。

 

 

 

気になる点があれば

早いうちにチェックしよう。

 

 

そしてずっとずっと健康でいたいと思います。

 

 

 

!メイヨークリニックの記事はこちらに続きます!

 

 

 

 

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