イブニングドレスと寝袋 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

ルブタンの9cmヒールにヘアは夜会巻き
背中がぐんと開いた深紅のカクテルドレスで

チャリティの寄付金をつのるパーティを仕切る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ女性が
道なき道を自ら軽トラックを運転し、

厳寒の被災地に行き

避難所の寝袋で眠ることもできる。

 

 



東日本大震災後、子供地球基金が開いた

宮城県亘理町のキッズアースホームに

NYから泊まりがけでご寄付をもって行った時

(飛行機代や宿泊費も寄付からまかなっているのか、という質問を当時いただきました。

当然ですがそれはすべて個人持ちです。)

 



イブニングドレスも、寝袋も

どっちもライフスタイルの中で共存する。

 

 

 

震災半年後

二人で被災地宮城県亘理町に

みなさんから集めた尊いご寄付を持っていきました。

 

 

 

 

宮城県亘理町。これはわたし。がれきの山。

マスクも持たずに行ってしまった。

みんな一丸となって本当によく乗り越えてきましたよね。

 

 

 

30年近く前

ロシアのチェルノブイリ原発事故があったとき

現地まで汽車を乗り継ぎ

生活物資をもってかけつけた彼女。

 

1週間以上、民家に滞在し

汚染されているかもしれない

野菜などの食事をとりました。

 

 

東日本大震災のときは

数日後には道なき道を

東京から9時間以上かけて

バンを運転して被災地にかけつけたのです。

 

毎週末被災地に通った1年。

その間、現地のお米や野菜を食べる日々

 

 

今?

元気いっぱいです。

 

 

そんないつもインスパイアしてくれる

すごい女性がニューヨークに

弾丸でやってきました。

 

みなさんもご存知、

子供地球基金を主宰されている鳥居晴美ちゃんです。

 

売る物があって対価をいただくのがビジネスなら

売る物がないのにお金をいただくのがチャリティ

 

 

チャリティというと

一見きれいごとの世界を

イメージしてしまいます。

 

ところが

タダお金だけをちょうだいすることほど

難しいことはないんです。

 

 

正直いって

チャリティ団体の中には

大口寄付者のエゴや名誉欲で

ドロドロだったりするところもあります。

 

 

寄付のノルマがあり、運営にも関わる

理事を数年した経験から

それは痛いほどわかるのです。

 

 

近くで起っている惨事にひるまない。

 

一方、決して楽ではない

非営利団体運営にも

ビジネスマインドでかかわっていく。

 

とてもタフです。

 

まさに

冷めた頭と、熱いハートが必要。

 

そんなチャリティを29年も

続けて来た晴美ちゃん。

 

 

 

彼女は自分の心のおもむくまま

他人になんといわれようと

それを貫いてきた。

 

 

「好きだから」

「そうしたいからしているだけ」

 

 

何か代償を求めるわけじゃない。

本当にすごいと思います。

 

 

 

彼女とランチをすることになり

アッパーイーストの隠れ家レストランに行きました。

 

世界の一流も知り尽くした彼女が

「こんな素敵なレストラン、絶対日本にはないわ」

「しかも、美味しい!」

と喜んでくれました。

 

みなさんにはこっそりご紹介します。

 

次回NYにいらっしゃる際はぜひいらしてみてください。

 

 

メトロポリタン美術館のそば。

豪華なタウンハウスの一階にあります。

 

 

 

{FD6651EA-E46A-458E-A8ED-965F51683EB9}
開け放たれた窓からの景色はまるでパリの裏庭風

 

{B222A642-0385-482E-93B0-D3150E995A79}
フワフワモッツァレッラのブラッタとビーツのサラダ
絶品です。

 

 

 

Sistina (システィーナ)

Address: 24 E 81st St, New York, NY 10028

Menu: sistinany.com

Reservations: opentable.com

Phone(212) 861-7660

 

 

 

 

 image    
お孫さんが2歳半。とても信じられないでしょ。笑



 
 
 

今日は最後にお知らせがあります。
   
  まずは、4年前に書いた記事をよろしければぜひ読んでください。
 

 

 

 

 

 

 

 

二十代、日本でファッション誌の編集をしていたころ、巻頭ページ見開きでこんなタイトルの連載を担当させていただいていました。
「いつかこんな女(ひと)になりたい」

1ページワンカットの写真、そのとなりページに短いコラム。

このページがとても好評でした。


何を書いていたかというと、身近なところで感動したり、素敵だなと思った女たちの日常や人生を少しだけ切り取ってショートストーリー仕立てにしたもの。

今思えば、そこで書いていたことは、将来の自分の生き方をさぐる意味で役に立ったし、同じように先が見えない読者の人たちの心にも響いたのかなと思います。

たとえば、
全盛時代のヴァレンティノ・ガラバーニジャパンのPRとして、うるさがたのファッション編集者たちを手なずけ、毎シーズン開催するファッションショーを仕切り、自らが見事にヴァレンティノを着こなしていたみさちゃんの大陸横断旅行のこととか。

彼女は、バリバリ仕事ができる人だったけれど、あるとき、ラブラブの彼氏もおいて、中国からシベリア鉄道でモスクワまで大陸を横断し、そこからまた鉄道を乗り着いて、ヨーロッパ各地をまわり、ローマまで行くという、1ヶ月以上にわたるほぼ一人旅を二十代でしました。

当然だけど、ヴァレンティノの服は脱ぎ捨てバックパックをしょっての旅。

パリやニューヨークに行くならまだしも、英語も通じない場所に、明日宿泊するところも決めないで自由自在に羽ばたいて行けるみさちゃんは1歳か2歳年下。
なんてカッコいいんだろうと憧れたものでした。

 

わたしが、海外に住んでみようと半年前から綿密な計画を立て、5年間の報道ビザも取ってニューヨークに来た背景には、そんなふうに、言葉や国境、人種、文化、習慣に執着しないで軽々と超えられる友だちの影響も大きかったに違いない気がします。


ニューヨークに来てみたら、日本では希有な存在だったみさちゃんみたいな人がいっぱいいました。


中にはこんなすごい女性もいました。
大学時代にピースコアの一環でアフリカの治安の悪い場所に1年間ボランティアに行き、通り魔に斧で喉や顔の横を斬られ、瀕死の重傷をおい、一旦アメリカに帰国したカーラです。


けれど、キズが癒えるとまた同じ国の同じ村に戻り、ボランティア活動を全うしたのです。



今、娘は16歳。
手をのばせばすぐ届く距離にドラッグがあり、自分の意志の力でNo といえる力を養わない限り、どうにも回避することは不可能な場所で育ってきました。


キンダーガーテンから今まで12年間一貫教育を受けてきて卒業まで残すところあと2年弱。

ここまで来る間、とくに中等部時代は心配ごとなら枚挙にいとまがないほどありました。


でも、ここへ来て最近やっと、この学校教育で彼女が学んでいるコアな部分が見えてきた気がします。

それはわたしが二十代のころ憧れた女性たちが身に付けていたことを目指す教育だったんじゃないかなということ。


つまり、
言葉や、習慣、人種、国境、文化などの違いに躊躇せず、異なる何ものにもとらわれず、自分も人生をおおいに楽しむ一方、常に地球のどこか簡単には手がとどかない場所で、今日も紛争や飢餓で亡くなる人が大勢いることを意識し、必要とあらば行動ができる勇気のある女性です。


東日本震災の直後、恐怖や不安を押し切って、被災地を何度も往復したあの鳥居晴美ちゃんがコアな部分でもっているものと同じものを身につける教育と言い換えることができるかもしれません。

先生たちがまるで幸せになれる呪文のように決まって唱えるのが、
「将来、世界をいい方向に変えるために」という枕詞。

次に続くのがパブリックサービスの重要性です。


こんな中で洗脳されているからでしょう。

子供たちは、13、4歳ぐらいになると、いろいろなところに夏はボランティアをかねて行くようになります。

わざわざ海外に行かなくても、支持する政党の事務局で夏中ボランティア活動をしたり。


この夏、娘が選んだのは、ペルーの標高4,000メートルの村に3週間滞在し、午前中は、高緯度でのランニングのトレーニング、午後は、村の学校で体育、アート、英語を教えるというものでした。

ハイライトは、寝袋をかついで3日間、山の中をトレッキングし、マチュピチュで夜明けをむかえるというエンディング。




マチュピチュ その風景をみて人生変わったと言っていました。

 

 

ですが、大都会でスポイルされてぬくぬくと育った娘です。
出発前、いきなり怖くなり、パニック寸前、これは空港で土壇場キャンセルもありかもしれないと、親として腹をくくる場面もありました。


が、不安を押してキャンプに参加。
結果的には一生忘れられない体験となりました。


12月は、全米の高校生たちが集まり、ダイバーシティの重要性(差別意識をこえて異なるものを受け入れる)について討論する3日間の会議に、学校の代表として参加することになりました。


外国で教育を受けたり、育つ子供たちならみんな味わうことだと思いますが、小さいころからよくも悪くも受けて来た、日本人でもアメリカ人でもない中途半端なアイデンティティゆえの差別などについて考え抜いて来たことが今ここで役に立とうとしているのかなと思います。



ドラマ「ゴシップガール」に登場する高校生たちも含め、ニューヨークのような大都会に住む高校生なら普通に体験しているのが、異なるものを受け入れ混じるダイバーシティの重要性です。



また、いざというときは、公のために行動を起こせる。

パブリックサービスは、自分の楽しみと同列に、まるで息をすることと同じ自然さで身につけていることもNY私立高のみならずアメリカ人の美徳かもしれません。

アメリカでは日本と違って政府が何もしてくれないから。



恐怖で心が凍りつき、体が麻痺してしまう場面であっても、腹をくくり行動ができる彼らに感服する場面は何度もありました。

これが恵まれた立場にある人間の義務、ノブレス・オブリージュだと考えるのでしょう。

 

9cmヒールにヘアは夜会巻き、
背中がぐんと開いた深紅のカクテルドレスで

チャリティの寄付金をつのるパーティを仕切る

 

同じ女性が
道なき道を自ら軽トラックを運転し、

厳寒の被災地に行き

避難所の寝袋で眠ることもできる。
 

 

 

イブニングドレスと寝袋

どちらも必要なライフスタイル

わたしも実践してみようと思います。

 

 

 

 









 

ところで、10月19日は、子供地球基金恒例の寄付金集めのガラです。


今年は29周年記念です。

何度か子供地球基金のガラに出席し、大変に感動をいたしました。
まだ未体験の方、ぜひ今年こそいらしてみてください。
 

 

今年は29回目になる子供地球基金ファンドレージングパーティが

10月19日に開催されます。

 

会場=グランドハイアット東京3階グランドボールルーム

会費=3万円

ドレスコード=ブラックタイ

 

----------------------------------------------------------------

 

お申し込みは、以下3つの方法からご選択ください。

(1) 子供地球基金ホームページ 「オリジナルグッズページ」よりお申込み

http://www.kidsearthfund.jp/ja/goods.php

 

(2) メールにてお申込み

※以下の情報をご明記ください。

・ご芳名

・電話番号

・メールアドレス

・チケット送付先住所

・ご同伴者様のお名前

・お食事のアレルギーをお持ちの方は、アレルギーの品目詳細

メール送付先:子供地球基金 事務局

info@kidsearthfund.jp

 

(3) <お申込みフォーム>にご記入いただき、ファックスにてお申込み

ファックス送付先:子供地球基金 事務局 03-5449-3962 (ファックス専用)

 

恐れ入りますが事前支払いとなっておりますので、

お申込み後、チケット代金お一人30,000円を以下の口座までお振込みをお願い申し上げます。

<振込口座>

三菱東京UFJ銀行 恵比寿支店 普通 1661426 特定非営利活動法人 子供地球基金

 

ご不明な点がございましたら、メール又はお電話にてお問合せください。

メール info@kidsearthfund.jp

電話 03-5449-8161

----------------------------------------------------------------

 

 

 

 

 

4年前4度目の結婚式を

NYであげた晴美ちゃん。

 

 

今もとってもとってもお幸せそうでした。

 

クリップ子供地球基金ネパールから現地報告

クリップ未婚、結婚、離婚、再婚

世界に通じるいい女、鳥居晴美に学んだ3つのこと

 

 

 

さて、今Rish NYで予約受註をしているのは

バッジレー・ミシュカの来春ワンピースと

カジュアルにも、フォーマルにもぴったりの

たっぷりファー付きポンチョです。

 

 

 

 

Rish NY ご予約NOW】

10月1日深夜まで受註!

2018春夏ミシュカオンライン受註会
http://www.rishny.com/SHOP/list.php?Search=bm-s18

お届けは来年3月
期間中特別価格でご予約いただけます。

身長、体型関係なくどなたにも似合ってしまうミシュカのワンピース

店頭でお求めいただくことが難しいことが予想される

商品をみなさんにピッタリのおサイズでお求めいただけます。

ぜひこの機会をご利用くださいませ。

 

 

 

 

 

②黒/グレーリバーシブル袖口と衿もとファーつきポンチョ

お届けは10月中旬

スキー場にもフォーマルパーティにも

http://www.rishny.com/SHOP/dr-f17-01.html

 

 

福島もわたし、コモンるみもひと目惚れ。わたしたちも購入しました。

上質ウールに科学の進歩が可能にした薄くて超がつく暖かさ「マイクロファイバー」を混紡したリバーシブル(黒/グレー)の袖付きポンチョです。(ワンサイズ)

衿もとと袖口にはフォックスのファーがたっぷりあしらってあります。

着丈は腰骨のちょっと下。
長過ぎず短すぎない丈なので今、旬のボリュームのあるボトム
(フレアパンツやミディ丈のフレアやギャザースカートなど)とも相性抜群。
カジュアルはもちろんですが、フォーマルなカクテルやイブニングドレスの上にもさらっと羽織っていただけます。

ポンチョスタイルなので厳寒のスキー場などでは厚手のセーターを着ることも可能。

 

車の運転の多い方はさっと手を通すだけの便利さで着倒し間違いなし。

しかもグレーと黒のリバーシブル。まさに鉄板。黒の皮革でパイピングがしてあります。

とてもお得なお値段でのお届けです。
http://www.rishny.com/SHOP/dr-f17-01.html

・ご注文をいただいたら10月2日までに頭金20%を銀行振込でお送りいただいて予約は完了です。

 


 

口紅ご注文をいただいたら10月2日までに頭金20%を銀行振込でお送りいただいて予約は完了です

口紅一旦ご予約をいただきますと不良がない限り返品はできません。ご了承ください。

口紅楽しみにお待ちいただく価値のあるワンピースです。

 

 

 

 

みなさま、いつも「いいね」ありがとうございます。

またコメントもうれしく拝見しています。

本当に本当に更新のはげみになっています。

なかなか決まった時間に更新ができなくて申し訳ありません。

読者登録をしてくださると更新状況がメールで自動送信されます。

しかもわたしに知らせる形で登録くださるとこちらからもお邪魔できるのがうれしいです。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

インスタグラム Rish NY Instagram

フォローありがとうございます!

ニューヨークのライフスタイルを母&娘(大学生)でご紹介しています。    
フォローやいいねをくださるみなさんのところにお邪魔するのが本当に楽しみです^^  

  

Rish NY/リッシュ・ニューヨークの新製品やそのコーディネイトはFacebookをチェックしてください          
  Rish NY Facebook  ⬅Click♡          
お値打ち情報を更新するたびにいち早くお届けできます!       

       

Rish NY/リッシュ・ニューヨークニュースレター          
耳寄り情報はニュスレターでお届けしています。          
登録はこちらからどうぞ          
         
ここからお店に飛んでいただけます。CLICK⬇        

        

だれも書かない★ニューヨーク1%未満★