今日も本屋で参考書いろいろ見てたのですが、
ママ友同士らしきお二人が
「えー、過去問か予想問題集、どっちがいいのかなー」
「なんか過去問集もたくさんあるよー!どれにするー?」
「こっちのほうが安いー!」
って感じで会話されていました。
私だったらどうお伝えするかな?というところで
4点お伝えします。
①インターネット検索でも過去問は印刷できますが
国語は本文非表示、社会も資料問題が非表示なので
書店で購入するのがオススメです。
「国語なんて勉強しなくてもいけるっしょ」というのは
合否が決まる入試本番に向けてはオススメしません。
前もってどんな問題が出るのか、対策が必要です。
とくに、作文や記述問題が出題される都道府県は
時間配分なども厳しいので
練習を積んでおきましょう。
②冊子形式/プリント形式は値段のちがいだけでなく
以下のとおり、収録年数や見やすさのちがいがあります。
③予想問題集は
「過去問、全教科5年分(3年分)やりきって、余裕がある人」
向けだと思っていいです。
たとえば、数英だけ過去問対策してるのに
国理社が置いてけぼり…だとしたら
予想問題集より、過去問5年分(3年分)やったほうがよいです。
とくに、愛知県でA日程/B日程あった頃だと
A/B両方の過去問を3年分ほど解けば
理科などは全分野網羅できます。
私がこれまでの指導経験で
予想問題集を扱ったことはありません。
④5年分以上は、無理に遡らなくてよいと思います。
予想問題集と同じ扱いになってしまいますが
過去問を5年分以上遡ると
たとえば、箱ひげ図の問題がない、など
出題の範囲が狭い、などが挙げられます。
使うなら
「大問3の化学分野だけを究めたい」(理科)
などで部分的に使ってもよいかなと思います。
「予想問題集か、5年前以上の過去問か」
と言われると…うーん、悩みますね(笑)
東京学参のデータ対応が使えるなら使うし、
予想問題集のほうがいいです!という場合なら希望に対応したいです。
もう公立の過去問集を購入された方も多いと思いますが
「今、手元にある問題集で、まずは3年分を全教科」
ということになります。
(買い直す必要はありません、もったいないので)
入試までの日にちも残り少ないので
計画的に進めていきましょう!