こんばんわ。
悩める全ての女性(恋華除くw)の味方、除闇です。
さぁ、ブログの小説のお時間です。
タイトルが、またまた「微妙なタイトル」ですねー
みなさんは、ある日偶然に「以前付き合ってた?恋人」に再会したら・・・
どうしますか?
声をかけれたら・・・どうしますか?
その時の状況によりますよね・・・w
俺だったら・・・まぁ、連絡先は交換するなーー////
変な意味じゃないぞーー?
まぁ、悩める全て女性の味方ですからね・・・w
では、本編をどうぞ!
宿屋「アナザー」(小説ver)
3話「偶然再会した恋人?
アナタならどうしますか?」
前回の話は、こちら
1話
https://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12320117971.html
2話
https://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12322217400.html
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本編
この世界は、「若干なんでもアリ?」のメチャメチャ世界。
時は、大不況時代?
ヘローJABワーク就職支援センターで「合同就職説明会」が行われていた。
この、合同就職説明会。必死なのは、就活生だけではなかった・・・
目はキレ長く、髪色は少し緑の艶が入った黒髪で前髪が長めで右に流しているが右目は隠れてしまっている。顔つきは精悍に整った長身の男性。
ネロ(27歳)である。
本日は、ヘローJABワーク就職支援センターで「合同就職説明会」が行われている為、
グラスサン=マイハート(呼び名は、恋華30歳)やレッドフォックス(呼び名は、赤狐25歳)と共に、従業員の募集と企業の説明をする為に参加したのだ。
ネロ達の勤め先は、イロイロ問題がありブラック企業としてネットに挙げられてしまっている。
その為、ネット上に求人広告を載せるだけでは、いくら待っても働き手は現れないのだ。
直接、「合同就職説明会」に参加して、就職先を探す人達に呼びかけアピールするしか無いのだ。
求人紙や、求人広告は1発出すのに90万円以上する場合がある為・・・・
載せても人が入って来ないなら、お金をドブに捨ててる様なモノである。
恋華と赤狐が、企業の説明を行うブースに入る手前、ネロはトイレに向かった。
ネロ
「やっべ・・・・昨日ビール飲み過ぎたかな・・・マズイな・・・・」
ネロが向かった男性トイレは・・・日曜だった為か、混んでいた。
ネロ
「うっそだろ・・・なんで、男性トイレがこんなに混んでるかなぁ・・・・ったく!」
ネロは、自分がトイレを済ませるまでに役20分待った。
ネロ
「あーー・・・・漏れるかと思った・・・・ヤバイ!ハンカチ忘れたーー・・・クッソ!」
ネロは、スーツの太もも辺りで拭こうとすると・・・女性から声をかけられた。
「ちょっと・・・先輩!またハンカチ忘れたんですか?」
ネロは、聞き覚えのある声だと感じた。
ネロ
「あ・・・・キミは、確か・・・」
ネロの前には、スーツ姿の長い黒髪の女性が立っていた。
「あ・・・・もしかして、忘れちゃったんですか?」
女性は、ネロにハンカチを渡すとじーっと上目使いでネロを見上げた。
ネロの前に現れた女性は、学生時代の後輩だった。
この後輩の女性とは、職場の研修先で何度か一緒に食事をした事がある親しい仲である。
そして、以前会ったよりずっと大人っぽくなっている。
ネロ
「ふ・・・・久しぶりだなー、覚えてるよ☆随分大人っぽくなったね。」
「先輩も、(企業側の)求人活動ですか?」
ネロ
「まぁ・・・・そんなとこだ。」
後輩は、少し目を下に向けて話をした。
「実は、私の職場・・・人事不足が深刻で・・・私も、もぉ公休日が随分削られてちゃって・・・」
ネロ
「けっこう・・・大変なんだ・・・ウチのトコも休憩時間ないし・・・残業代くれないし・・・w」
後輩は、自分の職場の内情をネロに打ち明けた。
「先輩の活躍は、噂を良く聞きます・・・・先輩さえ良ければ、ウチの職場に来てくれませんか?・・・・私、先輩と一緒だったら・・・もう少し頑張れる気がするんです。」
後輩は、ネロに自分の思いを打ち明けた。
トイレに向かってから、中々ネロが戻ってこない・・・・と同じ職場の恋華が探しにやってきた。
恋華の目の前では、ネロと美人の女性が2人っきりで何かを話している。
とっさの状況に恋華は、慌てて隠れてしまった。
恋華
「ネロ・・・・オマエ・・・・・」
恋華は、隠れてその話を盗み聞きしていると・・・
「先輩・・・・私の職場に来てください・・・」
と何やら話し声が聞こえてくる。
恋華
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「久しぶりに再会出来たし、これもいい機械だから、
ハッキリ言っておきます・・・実は、私・・・・学生時代の時から・・・」
「先輩の事が・・・・」
ネロ
「悪りぃな・・・・ちょっと、そっから先の話は・・・・心の中にしまっておいてくれ・・・・」
ネロは、後輩の話を最期まで聴かず、言葉をさえぎった。
後輩は、びっくりして目を丸くした。
ネロ
「俺は、人の話を聴くのは酒が入ってる時以外は、苦手なんだ・・・・
そもそも、興味がねぇ」
ネロ
「それに、酒を飲んでるときは、忘れちまう・・・・どんな大事な話もな・・・・」
ネロは、すがり寄る後輩から2歩距離を開けた。
ネロ
「ゴメンな・・・・俺の事は忘れてくれ・・・・人の話も満足に聞けねぇ・・・興味が無いと飽きちまう・・・・こんな駄目な男さ・・・・」
後輩は、まっすぐ涙を流しながら、
「それが・・・・アナタの私に対するキモチなんですね・・・・」
と悲しそうに話・・・走り去っていった。
ネロ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
恋華
「・・・・・・・好きなら、行ってやれば良いじゃないか?オマエみたいな、人の話を聞けない奴がいても・・・・ウチの職場は回らない・・・・」
ネロ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
恋華
「オマエ一人がウチの職場で、身体を張っても・・・・・」
ネロ
「俺は・・・・・あの娘を幸せにしてやるだけの、器じゃない・・・・ましてや、危険と隣合わせのブラック企業で働く俺が・・・・あの娘の傍に居るべきじゃない・・・・」
恋華
「なら・・・・・向こうの職場に移ればいい。」
ネロ
「俺は・・・・・・
自分の道は、自分で決めたい・・・・・それだけっスよ!」
つづき
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