Midnight-Jab =除闇= 16話「悪そうなやつを全部ぶん殴れw」
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この物語は、PSO2のjabさん作のキャラクター「除闇」を主人公とした・・・
予測不可能なドラマ(物語)である。
◆キャラクター紹介
1~10の多サーバーのキャラクターが複数登場!
(そして増え続けるw・・・出演して欲しい方にはさりげなく・・・声をかけてますw)
(機会があれば・・・本編、ミニ小説等・・・撮影にご協力下さいw)
大勢のキャラクター 一覧はこちら☆
01http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12240933231.html
02http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12240940624.html
(集会で見かけた・・・あの人も登場!?)
◆前回までのあらすじ
黒鴉の復讐は、始まった・・・3年による和平条約の中で蓄えた死人で構成された兵を築いたのだ。
黒鴉率いる、死人の集団 -蝶- は、圧倒的な軍事力を持つ帝國に奇襲をかけ、見事に一つの拠点を落とす事に成功した。しかし、それは・・・帝國の60ある拠点の一つを落としたに過ぎないのだ。
黒鴉・・・帝國・・・真の正義が見えなくなっていた除闇に・・・jab利休からの一通の手紙が届いた・・・
その内容は・・・
単純かつ・・・シンプルな内容だが・・・その言葉が、除闇を大きく前進させた・・・・
除闇
「よし・・・じゃあ・・・これから・・・アイツを殴りに行こう!」
除闇が、殴った相手とは・・・・
Midnight-Jab =除闇=
-the Butterfly-
17話「俺ら・・・友達だろ?」
「悪そうなやつを全部ぶん殴れw、はよはよ」
◆本編
除闇
「Midnight-Jab(ミッドナイトジャブ)!!うおおおおおおおおおおおお!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
除闇の拳の連打が、黒鴉に炸裂した。
黒鴉
「ぐぅぅぅぅ!!」
静琉
「・・・・・・・やりすぎだろ!」
除闇
「あ~・・・スッキリした!とりあえす・・・悪そうな奴・・・一人目殴ったぜ!jab利休さん!」
黒鴉
「除闇・・・キサマの答えは・・・それか、帝國の味方をし・・・オレと戦う・・・それが、答えか?」
除闇
「まぁ・・・闇を除くってのが、オレの名前だからな・・・お前が、除くべき闇その者に完全に染まるなら・・・今、すぐこの場で仕留めてやってもいいぜ?」
黒鴉
「仕留めるだと・・・退魔術の未熟なお前が・・・この俺を仕留めると・・・簡単に言うとはな・・・見くびられたものだ!!」
黒鴉の身体は、無数の鴉となり・・・除闇へ一気に襲い掛かった・・・
除闇
「!!・・・・・邪舞(jab)!!」
除闇は、気を高め一括すると・・・無数の鴉は、かき消され・・・黒鴉が吹き飛ばされた。
黒鴉
「ぐぅぅぅ!!」
除闇
「女性の為に戦うのが・・・男の特権であり・・・俺自身の流儀だったが・・・・オマエら・・・女性を人質に捕ったよな?」
黒鴉
「・・・・・・・・・・・・・・」
除闇
「退魔師を名乗る者が・・・死人生き返らせるとか・・・人質を撮るとか・・・闇に染まる事ばかりやってると・・・俺一人で・・・-蝶- を滅ぼすぞ?・・・解ってるのか?オイ?」
除闇は、一時的にだが、自分のキャラを完全に忘れ、黒鴉を脅す体制をとった。
黒鴉
「復讐の為だ・・・帝國そのモノが・・・闇だ!帝國は、いずれ新たな闇を生み出す・・・だから帝國は消さねば・・・・・・うぐ!」
黒鴉は、除闇に胸倉を掴まれた。
除闇
「帝國全てが闇じゃねぇだろ・・・お前の言ってる事は、完全に悪役だぞ?もっと冷静に考えろ!・・・・帝國そのモノが闇!・・・じゃなくて、巨大な帝國の中に闇が混ざってるんだろ?」
除闇
「だったら・・・その闇だけを除けば・・・問題ない!・・・・お解かり?」
黒鴉
「キサマは・・・何が言いたい?キサマは帝國の味方で俺の敵となる道を選んだんだろ?」
除闇
「俺は、そんな事一言も言ってないだろ?まぁ、さっきの鉄拳制裁は・・・お前が悪い事した罰だ!それで・・・とりあえずは、水に流そう・・・な?」
黒鴉
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
除闇
「そんな暗い顔するなよ・・・お前の親に酷い事をした帝國の連中も確かに悪い奴だ!それも、許さねぇ・・・・でも、黒鴉とアンデットが必死こいて・・・帝國のAISのメンテナンス中にいくら奇襲かけても・・・お前の復讐は果たせないだろう?」
黒鴉
「だが・・・俺は、最後まであがくぞ・・・・」
除闇
「諦めろとか・・・そーいう極端な話じゃねぇよ・・・つまり、俺がお前の復讐の手助けをしてやるって!」
黒鴉
「-蝶- の味方になって帝國を滅ぼす決意がついたか、除闇!」
除闇
「そーじゃねぇよー・・・・お前の復習は助ける!だが、帝國の部外者には手を出さない!・・・俺の言ってること解るか?」
黒鴉
「帝國に手を出さずに・・・どのようにして、復習を遂げるのだ・・・」
除闇
「簡単だろ・・・お前の親に酷い事をした、帝國の一部の人間を俺が、ここに呼ぶ!もしくは、連れて来る!・・・そして、お前が止めを刺す!」
黒鴉
「!!!」
除闇
「これで、復讐達成!余計な殺生をせずに闇を除く!お前にも帝國にも利害一致じゃねぇか?・・・ってか俺の説明解るか?」
黒鴉
「なら・・・俺達 -蝶- が直接行って・・・そいつをそこで潰す!そっちの方が早いぜ!」
除闇
「それじゃ・・・最初の奇襲と変らんだろ・・・・それに、お前達が向かえば・・・帝國は、迎撃体制を整えて・・・再度戦争スタートだろ?もう、和平条約は破っちまっただろ・・・」
黒鴉
「やはり・・・夜襲しかあるまい・・・・」
除闇
「だから・・・・お前らじゃ無理!俺が帝國へ行く!それで、お前の親に酷い事をした奴等を連れて来る! これしか・・・お前の復讐を達成する方法は無いぜ?」
黒鴉
「お前なら・・・俺の復讐を達成させられるんだな?」
除闇
「お前に出来ない・・・俺には出来る!」
除闇
「あ・・・一つ質問だ・・・お前の復讐の相手の黒幕って・・・誰だ?」
黒鴉
「俺にも解らん・・・・手がかりは・・・」
除闇
「オイ!ここまで来て・・・・黒幕、知らんって・・・お前バカか?じゃあ・・・誰に復讐するんだよ!」
黒鴉
「帝國全てを滅ぼすのが復讐だ!・・・・・そう思って・・・俺は残りの人生を全て・・・そこにかけてきた・・・・俺の母親は・・・俺が16歳の時に「退魔師の養成学校の訓練時代」外部研修中に・・・殺された・・・」
除闇
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黒鴉
「俺達、退魔師の見習いだった時に、名前と親族の繋がりを捨てるように、般若の講師に言われたよな・・・」
除闇
「ああ・・・俺は、jab利休さんと・・・親子の縁を切り、同棲中だった彼女(影猫カッツェ)とも解れた。」
黒鴉
「俺には、出来なかった・・・病弱な母親を一人にする事は・・・親子の縁を切るなんて事は、勿論出来なかった・・・・俺は、退魔師になる事を諦めようとした。」
除闇
「・・・・・・・・・・・・・・」
黒鴉
「退魔師になる事は、諦めるなと・・・俺に言った・・・俺は、名前も親子の縁も捨てず・・・そのまま退魔師へとなった。俺が全ての悪を討ち滅ぼせば、母親を守れるとそう思った・・・・・」
除闇
「それで、お前は、黒鴉ケイジのままなのか・・・」
黒鴉
「あぁ・・・お前の様に、あっさりと家族の縁は切れんよ・・・」
除闇
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黒鴉
「だが、外部研修中に・・・闇の組織が俺の母親を連れ去った・・・俺が、家に戻ると・・・母親のベッドに多量の血痕がついていた、恐らく母が吐血したのだろう・・・ベッドの横に置き手紙が残されていた。」
黒鴉
「その手紙には、・・・母親を返して欲しくば・・・退魔秘伝書を持って、明朝、帝國軍ルイボイス拠点へ一人で来い。と書かれていた。」
黒鴉
「俺は、さっそく、本名を捨てず・・・親とも縁を切らずにいたツケが周り、闇の組織に付けねらわれる穴になってしまった。本名から素性を知られる・・・と、退魔師の養成学校の受講中に言われていた・・・そして、退魔師にならないという選択肢もあったのに・・・自分の力で母親も守れると考えていたのが・・・大きな間違いだった。」
除闇
「黒鴉・・・・」
黒鴉
「俺のせいで・・・母親は誘拐されてしまった・・・俺は、すぐに退魔師の養成所へ忍び込み、退魔秘伝書を盗みに行ったが・・・途中、般若の講師に見つかり・・・あえなく退魔秘伝書を盗む事を断念した・・・・退魔秘伝書を持っていく事は出来なかったが・・・なんとか母親を返してもらえるように・・・俺は、帝國軍ルイボイス拠点へ頼みに行った。」
除闇
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
黒鴉
「しかし・・・母は、誘拐した時点で息を引き取った・・・・と言っていた。」
黒鴉
「俺は、退魔秘伝書を盗みに行った事が、問題視され・・・公式の退魔師にはなれず・・・俺は、帝國に復讐をする為・・・世界各地を巡り、古文書を読み続けた・・・そして退魔術は独学で学んだ・・・その中に、古い古文書から、退魔術零式「死人返し」のやり方を学ぶ事が出来た。」
除闇
「それで・・・ゾンビ達を生き返らせたり・・・操ったり出来るんだな・・・そのゾンビを集めて、兵士にしたのか・・・・」
黒鴉
「俺は、最初は・・・死人返しをしたのは・・・兵士を集める為じゃなかった・・・」
除闇
「・・・・・・・・・・・・・・・・・オマエ・・・」
黒鴉
「死人返しをすれば・・・天国から、母親が戻ってくる・・・そう思ったんだ・・・」
除闇
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黒鴉
「しかし、幾らやっても・・・母親は戻ってこない・・・世界各地で墓荒らし・・・の事件と騒がれた時代もあったが・・・・俺は、母親に会うためなら・・・そんな騒ぎはどうでも良かった・・・いくらやっても会えない気持ちと復讐に対するキモチは、次第に高まった。そして・・・ゾンビの数が揃った時点で復讐をする事に決めた・・・・」
除闇
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黒鴉
「しかし・・・帝國軍ルイボイス拠点を守ってた・・・当時のルイボイス拠点の傭兵達は、調べても見つかる事はなかった・・・そこで、俺は、帝國の悪しき風習・・・全てを復讐の対象にしたのだ・・・・」
除闇
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・復讐対象が見つからないから・・・・皆殺しが結論なのか・・」
除闇
「つまり・・・・当時のルイボイス拠点の傭兵達とそいつらに命令した極悪の黒幕を探せばいいだな?」
黒鴉
「ふん・・・手がかりも・・・今となっては、・・・・・」
除闇
「黒鴉!その昔、ベッドの横に置いてあった置き手紙あるか?」
黒鴉
「あぁ・・・そこの壁にか貼り付けてある」
黒鴉の指をさした場所には、風化しかけた古ボロイ紙に、ナイフが刺さっている。恐らく・・これは、黒鴉が憎しみを込めてナイフを刺したのだろう・・・・
除闇
「この、ボロボロの手紙借りていいか?」
黒鴉
「構わんが・・・風化していて・・・もう、字も殆ど読めんだろ?」
除闇
「まぁ・・・読めんが・・・手がかりゼロよりは・・・良いだろ?」
除闇
「待ってろよ!黒鴉!・・・・俺がその当時のルイボイス拠点の傭兵達と、極悪の黒幕を捕まえてここに連れて来るからな?」
黒鴉
「なぜだ?除闇・・・・俺の為に・・・」
除闇
「俺ら・・・友達だろ?・・・・・それとも、今は違うのか?」
除闇は、そう言い残すと・・・窓から、大空へ舞いあがり・・・帝國へ向かって飛んで行った。
黒鴉
「友達か・・・・フン」
邪武乃(除闇)
「オマエ・・・・ハランデイイ寺に戻ったんじゃ??」
黒鴉
「バカヤロウ・・・オマエを置いて戻れるかよ・・・」
恋華
「////////////」
野原(マフティー大佐)
「・・・・ここ、頂上か・・・いい景色だな・・・」
恋華
「うん・・・・・ねぇ・・・今、みんなでこうやって・・・同じ景色を見てるけどさ・・・卒業したら・・・別々の場所で別々の景色を見て暮らすんだよね?」
野原(マフティー大佐)
「あぁ・・・それぞれの道へ進む・・・それが卒業と言うものだ・・・」
黒鴉
「俺達・・・・ずっと・・・・・友達だよな?」
邪武乃
「あぁ・・・ずっと友達だ・・・」
野原
「卒業しても・・・どこかでまた会う時が来るだろう・・・」
恋華
「・・・・・・・・・なんか・・・こーいうのってさ・・・良いね////」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12225297939.html(参照)
黒鴉は、少しの間・・・中学時代の思い出を・・・思い出していた・・・
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12225718663.html(参照)
※君の後ろ姿 除闇と黒鴉の中学時代が描かれた 1~15話まで、是非読んで見てください。
黒鴉
「ふん・・・除闇・・・もう少し、早く・・・・俺達が再会していれば・・・」
黒鴉
「俺は・・・手を闇に染めずに済んだかもしれない・・・」
ねぇ・・・母さん・・・・邪武乃は・・・相変わらずいい奴だよ・・・
昔とあんまり変ってないんだ・・・・
今度、ウチに遊びに連れて来ても良いよね・・・
ねぇ・・・・母さん・・・・・
母さん・・・
幽霊でもいいから・・・
俺、母さんに会いたいよ・・・・
つづき
Midnight-Jab =除闇= 18話「遭遇ヴィルヘルム」
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