2024年シーズンの東京ヴェルディ選手成績 | ICI C'EST VERDY(緑)
2024年12月10日(火) 12時30分00秒

2024年シーズンの東京ヴェルディ選手成績

テーマ:2024 ヴェルディ 試合





J1

38試合、勝ち点56、6位
14勝14分10敗、得点51、失点51


#1 マテウス・ヴィドット 
出場38(3420分)、アシスト1
先発38(フル出場38)
6年目の副キャプテン。2年連続フルタイム出場。序盤ビッグセーブ無かったけどJ1はノーチャンスのシュートが飛んでくるだけ。セーブ率29位でも大活躍が何度もあり、クリーンシート12は5位タイ。離脱無いの本当に良かった。出番の無い練習試合で明るすぎて怒られないか少し気になった。


#2 深澤大輝
出場13(764分)、ベンチ3
先発9(フル出場3)
アカデミー出身の大卒4年目。J1デビュー。序盤の左SBレギュラー。J1に苦戦しながら頑張ってたけど3バックでWB数試合も出番減らす。昨シーズンから出番半減。サイドやるなら攻撃力がほしい。


#3 谷口栄斗
出場29(2408分)、ベンチ1、得点5
先発27(フル出場25)

両足フィードやビルドアップでの持ち出しはJ1でも。守備でも身体を張ったブロックやかっこよかったけど、そこ食い付いちゃうのという場面も印象にあって、まだまだ伸びしろ。攻撃面では5得点でクラブ史上初DFハットトリック。短い離脱繰り返したのは序盤だけ。ディフェンシブサードスプリント回数リーグ7位。



#4 林尚輝
出場29(2310分)、ベンチ4
先発26(フル出場22)
鹿島アントラーズからレンタル延長。自分のキャラクターを出せてたけど足元に自信あるが故のピンチを招くプレーも。


#5 平智広
出場1(1分)、ベンチ2
先発0
JFLも経験して2016年からヴェルディでやってきた選手が短時間といえ34歳でのJ1デビューは感動。しかしルヴァンカップ広島戦でもJ1相手には厳しいと思っちゃう出来で。7月に金沢へ完全移籍。


#6 宮原和也
出場30(2423分)、ベンチ1、アシスト1
先発26(フル出場22)
開幕不在やちょくちょく離脱も調子を戻すとやっぱり頼りになる。名古屋では3バックで出番を減らした経験から、城福監督に発破をかけられWBでもレギュラーに復活。


#7 森田晃樹
出場33(2581分)、ベンチ0、得点1、アシスト3
先発29(フル出場22)

6年目のJ1デビュー。ターンやドリブル技術の魅せるプレーだけじゃなく守備力までJ1でも通用する事を証明したキャプテン。ヴェルディ一筋の選手のJ1初ゴールに感動。練習試合でのももかんが長引いたのは誤算。親子みたいな関係に映る城福監督とのバトルが話題。





#8 齋藤功佑
出場38(2467分)、得点1、アシスト5
先発29(フル出場4)
2021年横浜FC時代以来のJ1。4-4-2ではSH。3バックでDHになりさらに大きな存在感。森田齋藤のダブルボランチがJ1屈指のコンビになるとは思わなかった。脚がつりやすいのはバランスの悪さで踏ん張るからという理由で体幹トレーニングで改善して出場時間増やす。フィールドプレーヤー唯一の全試合出場でキャリアハイの出場数。味方に指示を出したり鼓舞する姿も印象的。


#9 染野唯月
出場36(2600分)、ベンチ2、得点6
先発26(フル出場18)
鹿島からレンタル3年目。東京ダービーでのボレーはベストゴール。勇大とのツートップで活躍も、3バック変更でシャドーに移っての得点は変更直後札幌戦2ゴールだけで18節から無得点。器用な選手でシャドーもできちゃうからの不運だけど頑張ってくれた。スルーパス総数85はリーグ3位。空中戦勝利131は8位タイ。出場不可契約鹿島戦以外全試合出場でキャリアハイの出場数。去年と同じ得点数。パリ五輪代表候補。累積出場停止をレンタル元鹿島戦で消化する頭脳プレー。


#10 見木友哉
出場37(2485分)、ベンチ0、得点4、アシスト2
先発26(フル出場18)
ジェフで特別指定含め5年過ごした10番がヴェルディの10番に。アタッカー本職だけど序盤ボランチで守備でも闘えるJ1デュエル王。4-4-2ではサイドも。セットプレーの時ボール蹴る直前の足が後ろにクイッと動くのが印象的。森田齋藤見木のトリオが揃った時はボールが回る。クラブトップの走行距離。


#11 山見大登
出場34(1509分)、ベンチ2、得点7、アシスト5
先発14(フル出場2)
ガンバ大阪からレンタル。16年ぶり勝利の決勝ゴール。スピードとキック精度で活躍。攻守の切り替えが課題だけど早々の意識改革でレギュラークラスに。夏場の連続ゴールや数字として結果出してくれたのも大きい。クラブのJ1通算800得点。キャリアハイ出場と得点。出場制限ある試合を除き全試合メンバー入り。喜ぶ時に脚がピョーンて伸びるのかわいい。


#12 サポーター
ホームゲーム約40万人集客は歴代3位の多さ。
平均観客数増加率162.8%はJリーグ1位らしい。それでも味スタ大きくて収容率は低くマリノスに次いで下から2番目と伸び代。


#13 山越康平
出場4(206分)、ベンチ4
先発2(フル出場1)

2017年以来のJ1でのスピードに対応できず2節で終盤にPK与えたり、メンタル引きずり単純なプレーでも決定的なミスがあったり、残念。6月にジェフへ期限付き移籍。



#14 チアゴ・アウベス
出場10(210分)、ベンチ4、得点1
先発2(フル出場0)
2シーズンモンテディオ山形で活躍して3月加入で1ヶ月後J1デビュー。福岡戦の大チャンスを決めてれば…。出番が少なくても短い時間でキープやカウンター抜け出しやチームプレーに全力なのは素晴らしい。怪我を繰り返し離脱が多かったのが本当に残念。


#15 千田海人
出場27(2158分)、ベンチ2
先発25(フル出場22)

去年J1昇格したいからと移籍してきて昇格してJ1レギュラーにまでなるとは。足元課題ありながら城福監督から「武器は守備だと」言われて単純な守備力はチームNo.1。クリア総数163はリーグ6位。6節J1デビュー戦が今シーズンリーグ戦初の無失点試合。途中から30歳になったシーズンは途中からフィールド最年長か。足元に課題あったけど上手くなってきてレーザービームフィードも。インスタのカメラセンスやデザイナーやファッションやお洒落。



#16 河村匠
出場0、ベンチ
いわきから完全移籍もJ1リーグ出場なし。左SBでは守備の課題が多く右前アタッカー。7月に秋田へ期限付き移籍。


#17 稲見哲行
出場23(1308分)、ベンチ2
先発15(フル出場10)
開幕右SBスタメンの大卒3年目。3節にGK邪魔してダブルイエロー退場は軽率。フィジカル活かしてSBやボランチで序盤はレギュラークラス。足元に課題で3バックWB不慣れそうで出番を減らす。


#18 山田楓喜
出場21(1197分)、ベンチ0、得点5
先発19(フル出場0)
オープニングゴール。スペシャルな左足でJ1トップ直接FK3ゴールは凄い。パリオリンピックでも活躍。U-23日本代表アジアでの戦いのあとメンタルに問題があり離脱したり、パリ五輪離脱、終盤もメンバー外れる。そもそもセットプレー以外で消えすぎててでも決勝点3つだし評価難しい。足裏入っちゃって退場で3試合欠場は新ルール適用第1号。ゴールパフォーマンスはフーキマスク。


#19 河村慶人
出場2(35分)、ベンチ0
先発0
大卒3年目。開幕ハンド。頑張ってる姿勢は報われてほしくてもう少し出番あげてもとは思ったのに3節からメンバー外。サブ組のさらに控えの扱いに。切ないけど練習試合ではキャプテンマークで気持ちを切らさせないようにしてた印象。7月に秋田へ期限付き移籍。


#20 木村勇大
出場36(2764分)、得点10、アシスト1
先発33(フル出場12)
大当たり補強。強いCFで背負ってターンやファウル貰うのも上手くて被ファウル総数91は鈴木優磨に次いでリーグ2位。システム変更で2桁得点まで11試合かかったけどJ1ヴェルディ2桁得点日本人FWは三浦知良と武田修宏と木村勇大。クラブJ1ホーム通算400得点。2005年ワシントン以来の3試合連続得点。 一時スランプも持ち直したの素晴らしい。出場制限ある試合以外全試合出場。アタッキングサードスプリント回数リーグ5位。

個人的MVP。




#21 長沢祐弥
出場0、ベンチ38
セカンドGKでルヴァンカップと天皇杯。チーム唯一の公式戦親善試合全試合メンバー入り。Aviciiチャントがかっこいい。



#22 翁長聖
出場37(2671分)、ベンチ1、得点4、アシスト1
先発31(フル出場14)
加入1年目。長崎在籍2018年以来のJ1。4バックSBとSH、3バック左WBになりさらに存在感で全試合メンバー入り。キック精度、運動量、助走なしロングスロー、鳥栖戦ポスト激突スーパーゴールカバー。あとサイドチェンジを止めたりのトラップがめちゃくちゃ上手い。インタビュークールに見えてピッチではよく声が出てて、サッカーへの姿勢や若手へのアドバイスや頼りになる選手。ルーキーイヤー長崎2017に並ぶ得点数。


#23 綱島悠斗
出場30(1801分)、ベンチ5、得点2、アシスト1
先発21(フル出場12)
大卒2年目。序盤はボランチやパワープレーや途中出場多く出番は限られ、16節神戸戦でJ1相手に使えるCBがいなくてこの試合から3バックになってCBで覚醒。特に右。プレッシャーなくボール持てるので、パスや持ち運ぶドリブルや良さが出せるシステム。バックスタンドにもガッツポーズしてくれる。カードコレクターで今年もイエロー7枚はリーグ4位タイ。相手を威嚇して優位に立とうとする鈴木優磨に対して無理やり握手しにいったのが話題。試合途中キャプテンマークの試合も。


#24 永井颯太
出場0、ベンチ1
いわきFCから完全移籍加入でドリブルの上手さを活かせずJ1の壁。サブ組のさらに控えで7月に鹿児島へレンタル。


#25 山田裕翔
出場3(66分)、ベンチ3
先発1(フル出場0)
大卒ルーキーでヘディングと強さが持ち味だけど鹿島戦でスコンとやられて失点で交代して試合後に涙。15節が最後のベンチ入り。キックや持ち出しや成長中。


#26 袴田裕太郎
出場6(286分)、ベンチ1、アシスト1
先発3(フル出場1)
左足は素晴らしく、天皇杯長野戦では得意のセットプレーからヘディングで2得点。守備の強さが物足りなくてリーグ戦で10~19節のみのメンバー入り。


#27 山田剛綺
出場24(616分)、ベンチ1、得点1、アシスト1
先発8(フル出場0)
大卒2年目。小柄なのにジャンプ力の凄さはJ1でもインパクト。なかなか決定機で決まらず35節でJ1初ゴールは嬉しかった。テーピング外してピッチに捨てずソックスにしまうの偉い。試合前芝生チェックは仲良しの翁長と。


#28 食野壮磨
出場7(80分)、ベンチ6
先発0
大卒ルーキー。J1でボランチは最初危なっかしかったけど慣れてきた。パスセンスは抜群。セットプレーキッカーも。


#29 古川真人
出場0、ベンチ1
積極的なFWでソックス下げてるの分かりやすい。8月にカターレ富山へレンタル。新加入発表、新体制、シーズン中、移籍後、髪型変わりすぎてなかなか覚えられなかった。



#30 白井亮丞
出場0、ベンチ0
ユースから昇格の高卒ルーキー。長期離脱あり。大きくて動けてダイナミックなシュートが魅力。


#31 佐藤久弥
出場0、ベンチ0
大卒4年目。3rdGK。カップ戦でもベンチ入り止まり。


#32 山本丈偉
出場0、ベンチ1
高校3年生になる年にヴェルディユースから飛び級トップ昇格の世代別日本代表ボランチ。プロデビュー戦ルヴァンカップアウェイ鹿児島戦ゴラッソミドル。鎖骨骨折も早めに復帰。



#33 松橋優安
出場30(735分)、ベンチ5、得点1
先発5(フル出場0)

帰ってこないと思ってた選手。練習での猛アピールから少しずつ出番を増やして少ない時間でも必死な姿勢で活躍。WBやSBまでは驚きだけど粘り強さで戦力になりキャリアハイの30試合出場がJ1とは嬉しい驚き。アカデミー出身選手が2年半ぶりに戻ってきて11節のJ1初ゴールには感動。全カテゴリーゴール達成。

個人的MIP。




#34 川村楽人
出場0、ベンチ0
東京ヴェルディユース高校3年生。スピード武器の世代別日本代表アタッカーでプリンスリーグ関東得点王。ルヴァンカップ鹿児島戦ベンチ入り。


#38 熊取谷一星
出場0、ベンチ0
明治大学4年生。スピードドリブル武器のアタッカーでセットプレーキッカーも。レアルソシエダ戦シャドーと途中ボランチで出場。


#39 仲山獅恩
出場0、ベンチ0
東京ヴェルディユース高校2年生アタッカー。ソシエダ戦ボランチで途中出場。天皇杯2種登録背番号44番。


#40 新井悠太
出場3(60分)、ベンチ2
先発0
東洋大学4年生。J1デビュー戦は後半戦最初の6/26アウェイジュビロ戦。出場試合全て負け試合。得点期待されてる証拠でもあるか。去年のインパクトからJ1でも期待したので出場少ないの意外。


#41 中村圭佑
出場0、ベンチ0

世代別代表常連の高卒ルーキー。足元に自信あるようだけど、その技術もGKスキルも全てに大きな伸びしろ。シュートスピードにもっと慣れたい。



#42 川口和也
出場0、ベンチ0
天皇杯2種登録の東京ヴェルディユースの高校3年生。左利きCB。


#43 半場朔人
出場0、ベンチ0
天皇杯2種登録の東京ヴェルディユースの高校3年生。左利きアタッカー。


#45 今井健人
出場0、ベンチ0
天皇杯2種登録の東京ヴェルディユースの高校2年生。U-17W杯日本代表ボランチ。


#46 佐藤翼
天皇杯で2種登録の東京ヴェルディユースの高校3年生。GK。佐藤由紀彦の息子。


#47 松村優太
出場12(386分)、ベンチ1、アシスト1
先発3(フル出場0)
鹿島から3人目のレンタルで夏加入。WBのポジションは難しそうだったけどシャドーやでスピードは武器。もっとできるはず。


#48 内田陽介
出場0、ベンチ0
明治大学4年生右サイドバック。ソックス少し下げてるの分かりやすい。



監督 城福浩
2023シーズン途中就任から3年目。J1日本人最年長監督。公式戦500試合指揮達成。クラブ歴代4位の好成績。優秀監督賞得票数は黒田剛の倍以上で3位。
限られた予算と戦力の中で、若手アスリート路線を生かした戦術は継続。「技術や判断にミスはあってもフルスプリントはやるかやらないか」の徹底。愚直にやり抜く姿勢を選手に徹底させるマネジメント力。序盤勝てなくてもブレないやり方。敗戦後のリカバリーパワーで連敗しない。大きな敗けの後の3バック変更が大当たり。得点力減少も信念変えずにやり続ける。
「どうせお金ないしこんなもん」という長く携わってる者の考えを改めてくれたのは本当に大きい。




決勝ゴールランキング
1位、3得点、山見大登、木村勇大、山田楓喜
4位、2得点、翁長聖、オウンゴール
6位、1得点、綱島悠斗


Jリーグアウォーズ優秀選手にヴェルディ選手の名前がないけど、個人スタッツでも上位がいないので納得。全員で頑張った証拠。

栄斗や勇大は入ってもおかしくないとは思う。




森田晃樹の話など、他のメディアにはない長文記事が嬉しい。