リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~ -35ページ目

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 秋のG1シリーズの流れの中で、最もモチベが落ちる時期となった。本稿も昨日の段階で、作表だけは揃えたが、書き出しが思い浮かばず、全く別の記事を書き始めた。それは、「JCD」が「チャンピオンズカップ」としながら開催数を引き継いだ件やら、「JCD」の時期に開催場を変更した件などに、立派な根拠が見出せていないからかもしれない。
 兎に角、中央競馬のダート戦と言うと、G2競走が1つしか存在しない点をこれまで強調して来たが、その施行場にG1競走が生成された事実。それが、春と秋に分断するのは、JRAの空間では当然の話ではあるが、2回目以降の禁止事項と示唆する2014年の「第15回ChC」でホッコータルマエを起用した主催者は、そこが「第1回」という認識は無かったのかもしれない。当時は、「チャンピオンカップ」で無く「チャンピオンカップ」と複数形を使用したことで、「連年起用(連覇)馬」は出ないと明言したものである。
 今のところ、その筋通りになっているが、誰の記憶にも無いだろうから、その意味も薄弱になっている。ホッコータルマエは既に「JCD」を2度も3着し、その合間に「東海S」も3着したダートG1を5勝したスペックであった。翌年のG1Jpn1共に未勝利で2ケタ人気であった牝馬サンビスタは前年*1着同枠歴のみで起用された同一世代なのか。翌2016年の非繁殖牡馬であるサウンドトゥルーは、同枠で*1着同枠歴を刻んだノンコノユメの増額1億G1となった「フェブラリーS」を暗示する為では無かろう。と言えるのは他に理由が存在するからである。
 そして、昨年のゴールドドリームムーアの手綱であったから勝てた訳ではないが、通常であれば、上位人気に推されるべき当年JRAダートG1連覇馬の信頼が堕ちたのはコパノリッキーの裏切に、マスコミが一斉に、反目したからだろう。(外)モーニンは、「根岸」経由で短距離馬のイメージが払拭できなかったし結果も、その通りであった。
 キングスガードロンドンタウンも存在しない今年の1億増額戦はノンコノユメなどセン馬が纏めてしまうのだろうか。と言っても同世代のウェスタールンドとの頭しかいない。何が回避して、下位の何が出走可能になるのかの情報は仕入れていないが、昨年、除外に嘶いたアスカノロマン(2016年3着)やサンライズ2頭などがリベンジを果たすかもしれないし、世代交代促進3歳馬起用のシナリオも想定の範囲ではあるが「フェブラリー」の結果はそれを否定するから、余計にややこしい。 




 単独枠であろうが、[地]接触枠であろうが全く無関係のレコード更新となった。

 最後まで悩んだ「秋華賞」「秋天」の1着枠構成馬。普通であれば、現6歳世代が既に2勝している現状では、現5歳世代は0勝で終わり、更新は3歳が施すのが普通とみるが、3歳馬が単独枠で機能するか否か?[地]まで召集してもフルゲートを埋めることは出来なかった。そもそも、北米代表だとか、欧州代表だとか、オセアニア代表だとか、そういうインターナショナルなブロック戦が基本の「JC」が、このまま3歳牝馬が勝つようでは「JCD」の2の舞になってしまう。



 出走馬16頭の中でJRAG1競走で馬券構築の一端を担ったスペックがのべ10頭。怪牝アーモンドアイは総て取消馬を出した(祝)開催重賞勝歴馬。3歳牝馬限定G13勝で他は無いから本賞金総額は単純に3億1500万円

 2勝馬がサトノダイヤモンドで「菊花賞」と3歳で参戦した「有馬記念」でその2戦だけで4億1500万となる。これに、「東京優駿」2着の8000万が加わる。収得賞金加算には無関係の3着が「皐月賞(2500万)」と明け4歳の「春天(3800万)」となる。この賞金を足すか否かは研究者の方向性に依存。つまり、同馬は明け4歳以降のG1加算が無いスペックとなる。
 残り6頭のG1馬は、それぞれ1勝馬で賞金総計の頂点がシュヴァルグランで、昨年の揃目の「JC」での3億が唯一。直近が今年の「春天」での連年2着で前年併せて1億2000万。クラシック歴は「若駒S」で取消処理を受けた段階で「無」となった。それでも明け4歳馬の身で「春天」をドゥラメンテの代替で3着した実績がその後の機能を支えている。前年「JC」からボウマンの捌きに頼っていたが、今年はデムーロ弟に任せる。
 残りの1勝馬は、ダービー2着加算馬スワーヴリチャードの「金鯱賞」からの「大阪杯」となる。同馬の勲章は、3歳で出走した「有馬記念(2017)」での世代最先着(4)という事になる。他の同一世代には春季クラシック経験馬が存在しなかった。
 1勝馬サトノクラウンは、昨年の「宝塚記念」で1着歴を「秋天」の2着枠に届けた事で、機能終了したように思うのは同馬がダービー3着馬であるから、そこから「菊」へは向かわなかった。ドバイでも馬券にはなれなかった。昨年「JC」で、もう1頭の1勝馬マカヒキと同枠であった。
 そのマカヒキだが、同じ2枠03番で賞金増額した「皐月賞」の2着(4000万)歴を「東京優駿(2億)」の勝枠に持ち込んで機能した3歳時だけのスペックで現行競馬を走っている。
 キセキも春クラを知らない複揃目決着の「菊花賞馬(1億1500万)」だが、それを明け4歳時の「春天」ではクリンチャーに任せて自らは除外発生の「秋天」に出走し、「菊花賞」と同じ7枠で3着(3800万)枠を受け持った逃馬スペックである。
 最後の1勝馬は当研のエントリー馬ミッキーロケットで「宝塚記念」当時は同枠馬サトノダイヤモンドが2着での揃目決着を想定していたが、ボウマンが[外]を2着に持って来たことで波乱決着と相成った。それでも、当研◎→×の馬連は万馬券には届かなかった。同馬には1億に増額された「第76回皐月賞」と「第77回菊花賞(5着)」の経験があるだけのスペックで、多分、殆どの研究者が今年の「第59回宝塚記念(1億5000万)」を1着した理由もよく解らない事だろう。そもそも同馬は、明け4歳初戦となった「第64回日経新春杯」は中止代替火曜競馬を1着している俗に言うところのダブー馬であったが、それだけを理由にG1勝利にまでは結びつけまい。(何ぃ?回避ってか...あらら)
 残る2頭の馬券構成馬にはG1勝歴が無い。サウンドオブマースは3度の3着歴を持ち、ノーブルマースの最後の勝歴は準op戦「迎春S」である。しかし、父ジャングルポケットは「JC」3歳1着歴があるダービー馬である。

 

 タイトルのコピーは「MCS」施行日当日の18日にJRAホームペーシに掲載され使用されたものだが、主催者も当然ながら、「ナンデモアリマモード」に確変した事を、便宜上、宣言。まぁ、わざわざイベントで示唆しなくても、迎え撃つ方は、その前から、モードの準備はしている訳で、「ゴーン」が逮捕されたら、アレが来るのか?個人的には、次期ランエボの復活が無くなるのでは?と心配しているが、それと競馬とは関係無い。

 この開催(節)では、今週だけが「主場2場」開催となる。それは、ローカル「福島競馬」がイレギュラー、非正規だと思われていた「全6日」開催を継続しているからである。2011年の災害時に、これらが起こったような勘違いもいるが、イレギュラーは、可能なものと不可能なものとが存在するのである。

 過去、何度も言い続けて来たように、そこに法的根拠が無ければ、日本の競馬は、「違法」になるのである。突拍子も無い事は起こらない。だから我々は法解釈の範囲内でイレギュラーを考慮すえばよい。法改正は、突然起こらないのである。例外は、そもそもレギュラーではない。

 現行の競馬会は、軍馬育成の為に、気まぐれに法解釈を行いながら施行する事は無い。だから、2007年、この時期の福島競馬は「全10日開催」を施行したし、敢えて特筆するなら、「イレギュラー」というのは、「3回中京8日目」(12/23)の施行前の11/25「第27回ジャパンカップ(以後、JC)」施行日に「3回中京10日目」が逆日程で施行された事である。まぁ、このイレギュラーで起用されたのがアドマイヤムーンであることを証左する事案は、どこにも無いが、同世代の第73代日本ダービー馬メイショウサムソンが3着にウオッカが4着に惨敗した事実には変わらない。そして、このレースは枠連はあろか、馬連万馬券でも何でもない凡百な配当で決着したのである。
 この翌2008年、「第28回」から「ジャパン・オータム・インターナショナル」を「取消発生」「金曜発売中止」で稼働した当該「JC」は、その立場には関係なく、「天皇賞馬を悉く退けた。単勝5番人気の天皇賞馬しか、出無い事でロジックを展開する者もいたが、ラブリーデイ(2015)、キタサンブラック(2017)らの連続3着が見事に裏切った。その内、ゼンノロブロイの怨念だとか呪縛だとかオカルトな都市伝説陰謀論も出て来る事だろう。嘆かわしいことである。ついでに掲載しておくが、以下が、出走馬の決定順位因子である。

 ここまで1頭の1着馬も無かった「炎」の「JC」でのエントリーは、出走は叶ったがミッキーロケットにしている。何を根拠に選定したのかは失念したが、少なくとも、過去3戦が総じて58キロG1競走である点も想定しての選定だと思う。他に同様はキセキのみ。キセキで思い出したが、登録馬に3頭も存在する3文字馬名馬が少し気になる。どれが馬券になって、どれが援護にまわるかは知らないが、通常なら[外]カプリか菊花賞馬の復活に視点が行くのは、仕方ないところである。