フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京 -48ページ目

フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京

フィレンツェ観光ガイドの資格を2016年に取得しました。
現在は都内で美術の鑑賞の仕方を教えています。
詳しくはホームページから。
http://mariko-no-heya.com/


今年はダンテ生誕750周年です。
フィレンツェはダンテが生まれた町。
たくさんの講演会が開かれていました。

その一環でダンテをイメージしたコンサートが開催されたので、行ってきました。


ドゥオモにあるダンテを描いた絵





フィレンツェの町の真ん中にあるオルサンミケーレ教会で開催されるとの情報でいったのですが・・・


誰もいない(涙)


像とサシはさすがに怖いです。





ちょうど門の前で片付けをしている人たちを発見したので、聞いてみると


なぜかフランス語で返ってきた(ノ゚ο゚)ノ


忘れかけていたフランス語脳をフル回転させて聞いてみると、今回のコンサートはフランスのダンテ研究会(?)の主催だそうです。
そしてコンサートの場所は別の教会に変更になったそう。
「僕たちも行くからついておいで」
と言われてついていくと・・・




小さいけどとっても美しい教会に着きました。

サン・ニコロ教会というそうです。
サンタクロースの由来ともなったと言われる聖人に捧げられた教会です。

天井一面のフレスコ画が綺麗☆





クリスマスシーズンになると飾られるキリスト降誕の様子です。
12月から1月の初めごろまで見ることができます。




ダンテといえば「神曲」。
来年2016年は「神曲」の「地獄篇」を基にした映画「インフェルノ」が公開されます。
「インフェルノ」は「ダヴィンチ・コード」でもお馴染みになったダン・ブラウンのラングドン・シリーズ。
フィレンツェでも撮影が行われました。

750年経った今でも世界中を魅了し続けるダンテ。
私も少しずつですが「神曲」を通して彼の世界に触れていきたいと思います。






ということで読み出したのがこちら↓
初心者にも大変わかりやすいです。
やさしいダンテ<神曲> (角川文庫)/KADOKAWA / 角川書店
¥価格不明
Amazon.co.jp





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留学した当初、イタリアンを食べ尽くす勢いで意気込んでいた私。
ですが、すぐに壁にぶち当たります。

地元の人がいっぱいのレストランに入ると、
メニューがわからないΣ(゚д゚;)

そして辞書を引いても
載っていない。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


これまで安くて美味しい地元のイタリアンを紹介してきました。
せっかくだから入って美味しい料理を食べて欲しい!

ということで、私の覚書のようなものですが、イタリアのメニューを少し紹介したいと思います。










①材料で名付けました編
至ってシンプルなネーミング。
入っている材料でそのまま付けています。

スパゲッティ・アル・ポモドーロ
ポモドーロとはトマトのこと。
文字通りトマトソースパスタです。
新鮮なバジリコが添えてあるのが嬉しい。

スパゲッティ・アッレ・ヴォンゴレ
ヴォンゴレとはアサリのこと。
日本でもよく知られていると思います。
こちらも具材の名前をそのままつけています。


②土地の特産で名付けました編
日本でいうと「江戸前」とか「京風」と言ったところでしょうか。
イタリアでは土地の名前が食べ物によく出てくる気がします。

ボロネーゼ
ボローニャ風という意味です。
ボローニャのあるエミリアロマーニャ州は食事が美味しいことで有名。
ボロネーゼは日本人にも昔懐かしのいわゆるミートソースです。

ジェノヴェーゼ
ジェノヴァ風。すりつぶしたバジリコと松の実をオリーブオイルで和えてある鉄板メニューです。
レストランで食べるのももちろんですが、イタリアではお惣菜屋さんやスーパーでフレッシュなジェノヴェーゼソースが買えます。
お家でスパゲッティを茹でて、これを絡めるだけで高級なレストラン顔負けです。


③何と言っても形が大事。形状で名付けました編
イタリアってわりになんでも簡単に名付けるクセがあるのかなーと思います。

ファルファッレ
蝶々の形をしたパスタです。
イタリア語で蝶々(複数形)がファルファッレというそうです。
そのままですね。
子供の頃に「ちょうちょさんになって飛んでいくんだよ」と言われて信じてました。
飛んで行かずにしっかり脂肪に変態してくれています。

オレキエッテ
耳の形をした小さなパスタです。
イタリア語で「耳」をオレッキオというところから来ています。
小さいのでソースがしっかり絡んで美味しい。

セダーニ
セダーノとはセロリ。
最初はセロリが入っているのかと思いました。
実はパスタの種類でセロリのように縦筋が入っています。
日本でいうと筋の入ったマカロニのような感じです。


④中身が入っているパスタシリーズ
いわゆる詰め物系です。
パスタ・リピエナって書いてあったらこの詰め物系だと思ってください。
中華料理屋さんに行った時に餃子が「中華風ラヴィオリ」と書いてあった時にはちょっと笑いました。
ちなみに焼きそばは「中華風スパゲッティ」と書いてありました(^▽^;)

トルテッリ
2~3cm角の中に具材が入ったパスタ。
ラヴィオリによく似ています。
具材でよく見るのは次の2つです。
・ほうれん草とリコッタチーズ
・ポテト
ソースがかかっている場合もありますが、バターとサルヴィアでシンプルな味付けで出されることもしばしば。

トルテリーニ
トルテッリの小さい版で、端をちょっと丸めた感じです。
小ぶりなので、口に入りやすい。
中に入っている詰め物はハムやミンチのようなものが多いです。
まさにイタリアン餃子ですね。そのうち居酒屋のメニューに出てきそう。


⑤お仕事シリーズ
シンプルに名付けているようでありながら想像力豊かなネーミングたち。
このお仕事だったらこんな風に作るだろうな、といったところでしょうか。

ボスカイオーラ
「木こり風」です。
森にはキノコがたっぷり。だからパスタにもキノコがたっぷり。

ペスカトーレ
「漁師風」です。
魚介類たっぷり。きっと漁師さんがとってきたばかりの魚をたっぷり使って作ったのが最初なんでしょうね。
磯の香りたっぷりです。

プッタネスカ
ずばり「娼婦風」。
子供は注文できるんでしょうか。
イタリア語のウィキペディアにいろいろな由来が書いてありましたが、結論から言うとはっきりしないようです。


⑥わかるようなわからないような・・・なんでこの名前なの?
知ればなんでこの名前かわかる。でも知らないとナゾすぎました。

アッラビアータ
こちらは日本でもメニューでよく見るようになりました。
「怒りん坊」と言う意味です。
ピリリと効いたトウガラシの風味を「怒っている」と表現したようです。

7つの大罪 (Sette Peccati)
メニューに載っている言葉を辞書で調べたらなんとキリスト教の「7つの大罪」と書いてあります。
映画の「セブン」から一瞬「暴食?」と思って「食べていいの?」と思ってしまいました。
注文してみるとピリ辛トマトソースにいろいろな具材が入っています。
どうも具材の数が7つあるのでこの名前がついたようです。


☆☆☆




これで美味しいイタリアンがたべられること間違い無し!

Buon apetito!










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久しぶりにこのシリーズを取り上げたいと思います。

「天国への門」とはフィレンツェ大聖堂前の洗礼堂に設置された西門の名称です。
前回までは
・ルネサンス以前に作られた北門
洗礼堂の形について
を解説してきました。

図像学からタロットまでいろいろなことを語らせてくれたこのシリーズ。
最後に「天国への門」とそれを作ったギベルティについてのお話で一旦締めくくりたいと思います。






いつ見てもたくさんの人で溢れかえる「天国への門」。

光が差して本当に天国へ行けそうな雰囲気です☆


この門を作ったのはルネサンスを代表する芸術家ギベルティです。


彼がフィレンツェの注目を浴びたのは1401年。
この洗礼堂の北門のデザインコンクールが行われた時です。

名だたる芸術家たちがこぞってこの作品に応募したそうですが、同率で優勝したのは若い2人。
23歳のギベルティと24歳のブルネレスキでした。


仲良く並ぶ2人の作品(フィレンツェ バルジェッロ美術館)




コンクールの作品となったのが「イサクの犠牲」という聖書のシーンです。
預言者アブラハムは老齢で授かった息子イサクを神に捧げるようにとのお告げを受けます。
悩み抜いた末、神への信仰を選び我が息子を神に捧げることを決意します。
イサクの首にナイフを振り下ろそうとしたその時、アブラハムの信仰を理解した神は天使を使わせてアブラハムを止めます。


こちらがギベルティの作品。





そして同率優勝だったブルネレスキの作品。




2人で共同制作するように依頼されましたが、ブルネレスキはこの役を辞退。
友人(弟分?)のドナテッロとともにローマに行きます。
ブルネレスキはその後ドゥオモを作ることになるのですが、そのお話はまた別の機会に・・・






ギベルティが取り掛かったのは洗礼堂の北門。

フィレンツェ ドゥオモ博物館より。


この北門の扉ができたのは1424年。
コンクールから23年が経っていました。


その出来栄えに感動したパトロン(フィレンツェ大商人組合)はギベルティに新しい扉の制作を依頼します。
そこでできたのが「天国への門」です。





「天国への門」ができたのは1452年。


北門から「天国への門」まで約30年。
彼の作品の変化はルネサンスの発展を如実に表しています。


1424年完了の北門の作品。
コンクールの「イサクの犠牲」とよく似た構図です。





こちらはコンクールから約50年後に完成した「天国への門」の「イサクの犠牲」

前作と比べるとより絵的で自然になっています。



同じく「天国への門」にある作品。
ルネサンス特有の遠近法の影響をしっかり見ることができます。



「天国への門」を完成させた3年後の1455年。
ギベルティはこの世を去ります。
まさに洗礼堂の門に捧げた人生でした。


フィレンツェの偉人たちのお墓があるサンタクローチェ教会。


ギベルティもここに眠ります。





フィレンツェの街を歩くとそこかしこに芸術家たちの息遣いが残っているように感じます。
観光地を巡る時、美術品を鑑賞する時、ぜひその息遣いを感じてみてください。








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フィレンツェが一番きれいなのは夕暮れから夜にかけて。
この時間に散歩していたらとってもきれいな景色に出会えます☆


夕暮れのアルノ川沿い。

写真加工しなくてもこの美しさ♡



ルネサンスの街として知られるフィレンツェですが、古いものばかりではありません。
イタリアを代表するグッチとフェラガモもフィレンツェ発祥のブランドです。



フィレンツェの一等地にあるフェラガモ本店☆





この建物は元貴族の宮殿です。
そしてその向かいにはサンタ・トリニタ教会があります。



マニエリスムのファサードのサンタ・トリニタ教会。




この教会のそばにあるのがサンタ・トリニタ橋です。
向こうに見える建物がフェラガモ本店。








ここからのヴェッキオ橋の眺めは最高!
絵にしか見えないくらいきれい☆






この橋はミケランジェロによるデザインを再現したものです。
というのも、第二次世界大戦にフィレンツェにあった橋はひとつを残して全部爆破されてしまうんですね。
大戦後1950年代に再建されました。






この橋のたもとには4つの彫刻が立っており、それぞれ四季を表しています。




フェラガモの真ん前にあるのが「春」

花かごを持った若い女性で表されます。





その反対側にある「夏」

麦の穂を持った大人の女性です。






橋の向こう側には「秋」

実りを手にした大人の男性。





そして秋の反対側にあるのが「冬」

枯れ果てた木に寄りかかっていかにも寒そうな老人。




これらの像が最初に置かれたのは1608年。
ちょうど江戸幕府ができた頃ですね。
西洋美術史では一般的にバロック時代と呼ばれます。



西洋美術ではいろいろなものがよく擬人化されます。
四季もバロックの人にはこんな感じに見えたんでしょうね。




ただ歩くだけできれいなフィレンツェ。
陽の落ちる貴重な数時間を堪能してください♪




明かりが灯って、もうすぐ夜だなぁ・・・・










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日本でも日が短くなってきた頃でしょうか?
この季節、フィレンツェでは17時頃に日が沈みます。
その夕暮れの時間をLOKALILAのカナちゃんとリッチに満喫してきました。

☆☆☆


向かったのは昨日の記事でも紹介した高級ホテルエリア。
その中のウェスティンの7Fにあるセスト・オン・アルノというレストランです。



ちょうど夕陽が沈む時間。
とってもロマンチック♪



フィレンツェでアーユルヴェーダとマッサージをしているカナちゃん。
そしてママさんでもあります。

サラちゃんラブリー(≧▽≦)



彼女とはフィレンツェのブログセミナーでご一緒したのですが、その後語学学校でも一緒になりました♪
カナちゃんのアーユルヴェーダマッサージはとってもリラックスできる&気づかされることが多くて心も体も元気になります。



ホットチョコレートをお願いしました。
クッキーもついてきた~♡





緊張してこぼしちゃったの図(^▽^;)





ここの素晴らしいところは何と言ってもフィレンツェを360度見渡せる景色です。
夏にもランチで利用したのですが、サービスもバッチリ☆
リッチな気分を存分に味わえます。



夕暮れのヴェッキオ宮。
時計の横が光っています☆





ドゥオモとジョットーの塔。





赤い屋根の向こうにはヴェッキオ橋が見えます♪
いかにもフィレンツェ、な景色。






1Fのロビーも荘厳な作りになっていました。






ツリーもとってもゴージャス♡




マドンナも泊まるウェスティン・エクセルシオール。
セレブになった気持ちでフィレンツェを360度見渡してください♪


☆☆☆

Piazza Ognissanti, 3 Firenze
12:00~25:00
ホットチョコレート:6ユーロ








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