今日はまたアフロショブ号に乗ってブハラへ行きます。
宿をチェックアウトして、電車の予約まで時間があったので1時間くらいレギスタン広場の前の階段でぼんやりしてました。この階段からレギスタン広場を眺めるのがホント好き。
このとき、女性に「ハロー」と話しかけられ、
女性:Where are you from?
私:Japan.
女性:I’m from Uzbekistan.
といって、花を手渡された。お花屋さんで売っているような花ではなくてその辺から折ってとってきたのかな、って感じのお花。
え?なに?受け取ったらお金要求される? とか警戒したんだけど、その人は私に花を手渡してそのまま去っていきました。何だったんだろう。でもありがとう。
一昨日、昨日も買った広場の横のコーヒースタンドでアメリカンコーヒーwithミルクを買いました。25000スム。3日間同じ店員のお姉さんだったので勝手に顔見知りみたいな気分になる。
サマルカンド駅からアフロショブ号でブハラへ。
隣の席は一人旅のロシア人マダムでした。 最初「どこから来た?」の会話のときになぜかfrom Franceって聞こえたんだけど、ロシアだった。どうしたらロシアがフランスに聞こえるんだろう私の耳。
ロシアから何時間くらいで来れるとか、時差とか、今回の旅で行ったところとか話してくれた。シャフリサーブスへ車をチャーターして行ったそうで写真を見せてくれた。けっこうな山道をドライブするみたいで面白そうでした。
最初の20分くらいでガーッと話して、そしたら話すネタが尽きたのであとは各々寝たり車窓見たり静かに過ごしました。
タシケントからサマルカンドに行ったときは軽食がでたけれど、今回は出なかったな。
ブハラ駅に時間通りに着きました。
たくさんの人が降りたので、これだけ沢山の人が降りたらYandex Goが捕まらないんじゃ?とか思ったけれどタクシーの客引きはたくさんいました。少し駅から離れた場所でYandex Goを起動。
そしたら、料金800000スム、所要時間4時間以上とか出てきて。

え?どういうこと?ブハラ駅は隣のカザンという街にあって、ブハラ旧市街までは距離があるとは聞いていたけれど、800000スムって1万円くらいじゃない?しかも4時間って。
流石におかしいよな。目的地の設定を間違えた?と思ったけど、目的地は合っているみたい。
どうしよう。焦る。本当にこんなに時間とお金がかかるの?他に行き方はないのかしら。
「ブハラ駅 市内 アクセス」で検索するとバスで行けると書いてありました。料金は2.5kスムと。
2.5kスム、すなわち2500スムは30円くらいなのですが、気が動転していてこのときの私は3000円くらいだと思っている、だってタクシーが1万円すると思っているから。
該当のバスは見つかったけど現金が足りない(と思っている)から今度はATMを求めて彷徨うことに。
そんなことをやっている間に、同じ電車を降りた他の乗客たちはとっくにいなくなり、一人ATMを求めて駅構内へ。荷物検査をして駅の中に入りATMを探すが見当たらない。荷物検査してくれた職員さんに聞いたら「外にあるよ」と。
外に出てATMを見つけて300000スムを下ろす。
そしてバスに乗りました。時刻表ないし、いつ出発するのかはナゾ。
今の時点で他に乗客いないし、これは乗客がある程度集まってから発車するシステムなのか・・・?とか考えてたら数分後に何人か客が乗ってきて出発しました。
ドアを開けたまま走っていてびっくりした。
5分くらい走って、バス停らしきところで停車。そしてなかなか出発しない。休憩?にしては早すぎるのだが…。このペースでは市内に着くのにどれだけ時間がかかるのだろうか?不安だわー。
そしてここでようやく気がつきました。Yandex GOアプリの現在地がサマルカンドになっていることに。
GPSがうまく働いてなかったみたいです。 4時間で1万円もかかるのはサマルカンドから移動することになってただからかー!!
そうだよな。隣の町で4時間て。ないよな。しかも駅名「ブハラ駅」なのに市内まで行くのに車で4時間はないよな。

正しくは車で20分、300円くらいで着くっぽい。
判明〜!!
なんてアホな右往左往っぷりだったのでしょう。
相変わらずバスは停まったままなので、20分で着くならYandex Go呼んで行こうかなと思って、バスの運転手さんに「時間かかるからタクシーで行こうと思うので降ります」って英語で言ったけどわかってもらえず。バス降りるからお金払おうとして大きなお金を出したら「3000スムだ」と。ここで、ん?これって35円くらい?と気づく。
3000円くらいかと思ってたら35円だよ。桁が2つ違うよ。っていうかバス安いね。
3000スムを払ってバスを降りようとしたら、「もう出発するから乗ってな」みたいなことを言われ。本来バスは降りるときに料金払うのだけど、単に先走って前払いしただけの人になりました。
で、再びバスでブハラ市内へ向かいます。
冷房をかけないので窓全開。風がすごいけど、エコだしいいかもね。
結局その後も途中で停まりながらも、ゆっくりとでもちゃんと旧市街近くまで連れて行ってくれました。旧市街に近いバス停で運転手さんが「ここで降りな」と声をかけてくれました。
旧市街に一番近いバス停だけど、旧市街までは徒歩15分くらいあります。旧市街中心部までは路線バスでは行けないようです。
とりあえず宿へ向かいました。
勘違いでATMで多めに出金してしまったけど(と言っても3500円くらい)、結局宿代が現金払いだったので消費できました。よかった。
宿に荷物をおいて、ランチへ。汁無しラグマンを食べました。焼きうどんみたい。美味しいけど、私は汁アリのほうが好みだわ。


あと、冷たいヨーグルトとトマトとキュウリのスープも食べました。さっぱりしていて美味しい。
ご飯を食べたら一通り名所を回りました。
ブハラは旧市街全体が世界遺産なだけあって、建物全体が整っていてディズニーランドの一角みたいです。雰囲気がよい。
そしてウズベキスタンに来て5日目にしてモスク見学がお腹いっぱいになりつつある・・・。なんだか全部が同じに見えてきた。
歴史背景をよく知っているとか建築の知見があればより深く違いがわかるんだろうけど、素人過ぎてどれを見ても「わーきれい」って感想だからな。
今日もまだ胃が痛い。昨日より更にマシにはなっているしご飯も食べられるけど。30分に1度くらい、1〜2分胃がキューッと掴まれるように痛くなる。なんなんだろう。
小さい遊園地があって、屋根がない観覧車があったので乗りました。20000スム。高さはそれほどないけれども、風を感じるし小刻みに揺れるので、上の方まで行くとままあ怖かったです。
中央バザールでうろうろしていたら、ドライフルーツ売り場で声をかけられなんとなく試食しました。買う気はなかったんだけど、試食をしたら捕まった感じ。
ドライフルーツを4個くらい食べて、ハルヴァも食べて、ナッツ類は私が好きじゃないから要らないと言って、ハーブティまで出してくれて。
まぁ、美味しいし買ってみるかと思ったんだけど、お値段400000スムって言われてびっくり。マジか!普段日本でも買わないから知らないけど、ドライフルーツって高えな!
4500円も菓子に費やしたくないよ。
なので「だったらこんなに量いらないわ」って言いまして。
うだうだと値段交渉して最後に「申し訳なんだけど、やっぱ買うのやめるわ。ごめんなさい!」って言ったら(本当買うのやめようと思ってた)、最終的に200000スムになりました。当初の半分。物の値段って一体・・・って感じです。


なんか店員の兄さんがめっちゃ渋い顔をしてるんだけど。
値切れてラッキーというよりその渋い顔のせいで若干後味が悪いわ。けど、そもそも利益が出ない値段では売らないだろうから、その渋い顔も演技なのかしら。
陰キャコミュ障としては一つ一つを値段交渉するのは疲れるので、バザールでの買い物は楽しいというよりも、スーパーで買うほうが気楽だなと思いました。
アルク城は入場料払って中を見なくても・・・って感じでした。

半日歩き回ってほぼほぼ主要な観光地は見ました。



日が暮れたあとも街は賑やか。ライトアップがきれいです。
晩御飯は旧市街の割と端の方にある、ちょっと地元向け感があるお店(でも英語メニューあり)で食べました。
ペリメニスープとシャシリク。

ペリメニスープはディルが効いていて美味しいワンタンスープみたいな感じ。
シャシリクはひき肉でした。
宿に戻る。
シャワーがなかなかお湯にならず、数分経ってもならず、水シャワーを覚悟したら、かなーり時間が経ったらお湯になりました。水圧弱し。
しかもシャンプーとボディソープがない! 洗面所にハンドソープはあったものの。
ボディソープない宿ってある?補充忘れたんかな。
しょうがないので持参の洗顔パウダーで全身洗った。贅沢使いです。
こちらのお宿、ブッキングドットコムの口コミでは日本語を話すお子さんがいるとか書いてあった気がするけど、私が泊まったときはいませんでした。英語は話されます。
明日はチェックアウト後2日間充電できないから全てをフル充電しておかないと。




































































































