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ネギにたすけられる

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今日は自分で自分の様子がおかしく。
人に会えば会うほど神経がすりきれる感じ。消耗する感じ。

帰り道、こんな考えがぐるぐるして止まらないのは、どこかにユキコ星とかそうゆうのがあってそこで戦争か何か起こって、だから私の心もデフレスパイラルなんじゃないかと延々妄想しながら歩いていたら。

道に落ちた葱がそこに。

なんか全部ばかばかしくなって心穏やかな週末のはじまりです。

今年の夏登山

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今年の夏合宿は・・・八方尾根に決まりました~~
行程の半分が尾根沿いの道なので、とっても景色が良さそう!
楽しみ!

そしていずれそのとなり白馬山に行くのが夢ラブラブ

ercole moretti

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来月30歳になる私の誕生日は、ちょうど皆既日食の日。

日食を見に、屋久島にも中国にも行かないけど…
東京で欠けた太陽見ようかな(せめて梅雨の晴れ間になりますように)
と思っています。

それでというわけではないけども
すこしはやい自分への贅沢は、ガラスの白い器。
お月さまみたいでしょ。

これ、ercole morettiというイタリアのガラス工房のものなんだそうです。
私は真っ白を買いましたが、他にも黄色いデイジー柄や、
緑や青など鮮やかな発色のものが同じラインで揃っていました。
millefiori(千の花)という名前なんだって。



ウイスキーアップルパイ

というわけで横浜bubby'sリターンズでございます。
小雨降るみなとみらい、19時の打ち合わせに備えてアップルパイを食しに。


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残念ながら時間が遅かったので、アップルパイは売り切れ。
その次に狙っていたチェリーパイもおしまい。
ウイスキーアップルパイとやらが残っていたので、それにしました。

お酒の味、そんなにしなかったです。
林檎の煮かげんが私好みのちょい硬めでよいかんじリンゴ
パイもほんのりバターの塩気がして美味しかったです。
上に乗っかったクランブルだけは、私はもともとちょっと苦手なので微妙でしたが
好きな人は問題ないのでは。

バビーズ、私はこういう作り込んだお店大好きなので、
たまに雰囲気を楽しみに来たいかな~と思いますが、
味自体はもっとおいしいお店はいくらでもあると思います。
でもそこそこ美味しく、楽しいがついてくるので(店内がアメリカンダイナーで居るだけで楽しい音譜
アトラクションだと思えば。
そういう意味で、席は少し値が張ってもダイナーがおすすめです。



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ちなみにこの日ダイナーには、詩人のタニカワさん(あのひとです、教科書に出てくるあの人!)が
いらしてました。
白いプレーンTシャツで、アメリカンダイナーのボックスシートに座って
メニューを見つめるタニカワさん!
似合い過ぎてて、なんか嬉しくなっちゃいました~

bubby's

春樹の沈黙

打ち合わせの狭間で30分ほど時間があいて本屋へ。
村上春樹の新刊がもう重版になっていて、人だかりになってました。

でまあ妹が買ってるだろ、と思ってスルーして奥の棚で偶然見つけたのがこの本。


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沈黙 村上春樹 1993年



自費出版なんじゃないか的なペラペラの装丁で、値段は¥184(税別)って、
本の値段じゃないナイ。
どうやら中学高校生向けの教材らしく、
出版元は「全国学校図書館協議会」というところでした。

1993年は、ちょうどねじまき鳥のころ。
この本の中でも孤独についての表現で
「ものすごく深い穴」
「でもその深みを理解していれば、人はもし負けても傷つきはしません。」
とねじまき鳥を彷彿とさせるところがあったりします。

この図書館協議会さんのために書き下ろされた作品ではないようなのですが、
ちょうど主人公の青木さんが人生を大きく変えられてしまう出来事が起こるのが
メイン読者であろう中学生高校生の頃だったりして、
この教材を読む子供たちは自分やクラスメイトに重ねながら読むのだろうな…と思いました。
暴力のこととか、無自覚的に何かを損なうことの罪深さであるとか、
孤独とそれを乗り越える力のことだとか、
村上さんの作品の醍醐味がぎゅっとつまった感じの小品です。

本文は30ページちょっと。
帰りの電車のなかで一気読みしても時間が余りましたが、無駄な贅肉がついていない感じ。
読み終わってとてもさえざえとした気持ちになりました。