横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -6ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

ピンクハート和の香り平安朝香道の

六月のお稽古は

 「源氏合わせ」です

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

 

 

 

雨に濡れ、雨も上がると

六月の花たちは

少し寒そうに見えました。

 

 

打って変わって

昨日からは夏

植物たちも過ごしにくいのでは?

 

 

 

紫紅梅

 

山紫陽花も日ごとに色を増して

 

 

 

 

 

 

この紫陽花も山紫陽花

そのように記憶しておりますが

とても大きくなりました。

 

 

緑から白へ

白からクリーム色に

今は青色へと変化しております。

 

紫陽花の七変化は

とても不思議です。

 

 

そろそろ梅雨入りするのでしょうか?

 

 

今月の香道のお稽古は

「源氏合わせ」となります。

 

「源氏物語」第十九帖「薄雲」

です。

 

 

「源氏合わせ」っていったい

どのようなことでしょう?

 

 

「源氏合わせ」は「薫物合わせ」で

「物合わせ」の一つです。

 

日本で、また世界でも平安朝香道だけで

行われている香道の遊びなのです。

 

 

平安時代に行われていた「物合わせ」には

「絵合わせ」「歌合わせ」「物語合わせ」

「前栽合わせ」「貝合わせ」「薫物合わせ」

などがあり

判者(審判)が判詞(判定のことば)を述べ

その優劣を判者(審判)が判定します。

 

 

「源氏合わせ」も

平安時代の「物合わせ」にならって

薫物の優劣を競います。

 

創作なさった

お互いの薫物を聞き比べて

皆様でおしゃべりしながら

優劣を判断いたします。

 

皆様

心身をリラックスなさるために

平安朝香道のお稽古にいらっしゃいます。

 

優劣を決めるとなると

心身は緊張し

気分はゆったりとはできません。

 

優劣ではなく

創作なさった方の意図が

薫物に表現されているかどうか

そのことが重要なこととなります。

 

お一人お一人の香りの好みが

反映されるところでもございます。

 

 

「薄雲」を読まれて

 

登場人物の心情、情景などを

思い思いに薫物に表現いたします。

 

今回は

皆様どのような薫物を

創作なさるでしょう?

 

1年に3回ある愉しみとなります。

 

 

平安朝香道にご興味のある方は

是非お越し下さいませ。

 

 

平安の薫物を聞香なさりたい方は

「源氏合わせ」の月を除き

お受けいたします。

 

「源氏合わせ」2月、6月、11月

今月は

6月28日(水)午後1時30分

6月29日(金)午後1時30分(振り替)

 

となります。

 

 

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

※こちらからどうぞ

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お問い合わせ

 

 

ピンクハート花を摘んで籠に

 そして薫物に

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

前回

 

百のお花は集められませんが 香り漂う花籠に変身~

 

の続きとなります。

 

 

今月の平安朝香道の課題は

「百和香」でした。

 

「百和香」は

中国よりもたらされたものです。

 

 

 

 

 

 

古代中国で「百和香」がいつ何処で

作られたかは定かではありませんが

祈りの香として焚かれていました。

 

その後中国から日本へと

伝来した百和香は

漢詩や和歌の中で表現されいます。

 

百和香は天平19年(747年)

に作成された奈良大安寺の資材帳に

記載されています。

 

日本の寺院で使用されていた

記録と言えるでしょう。

 

 

百和香は様々な植物、

香草や香材を合わせ

香としたものです。

 

 

今月平安朝香道で薫いた

「百和香」は

横から見ても縦から見ても

いいえ

横から聞いても縦から聞いても

その処方は

「侍従」。

 

 

あまりにも

単純、明解。

 

でもとっても良い香りラブラブ

 

 

平安時代末に

勅撰集として編纂された

「薫集類抄」(薫物の指南書)の中に

「百和香」

として記載されているのは2つ

 

 

一つは

八条宮(仁明天皇の皇子)の薫物

もう一つは

化度寺百和香(中国より伝来か)

 

中国より伝来したと思われる

「百和香」は香材を十種使用

 

やはり百和香はその名の通り

数が多くなければ・・・

 

 

和歌の中では

百種の花ではなくとも

「百和香」として詠われております。

 

とても紛らわしいので

薫物として薫くものは

「百和香」

花々を摘んで

その見目と香りを愉しむものは

「百花香」

このように区別したら

わかりやすいのでは

 

そう思います。

 

余談ですが

韓国ドラマのなかでは

「百花茶」が出で参ります。

その植物の組み合わせは多種。

 

体調に合わせて選ぶのだと思います。

 

「良くお休みになれる百花茶でございます」

などと申しております。

 

 

 

万葉集の中では

春一番の若菜摘みや

花の鮮やかさ

馥郁と香る花々たちが・・・

 

摘んだ若菜や花々が

籠に盛られている様子が

目に見えるようです。

 

明るい春の光が射して来るようで

心身ともに癒されそうですね。

 

それをイメージして

わが家の5月の香る植物を

ポプリにしてみよう

そう思いました。

私流の「百花香」ですね。

 

 

文学の中の「百和香」は

ポプリ

と言われております。

 

美しく薫り高い花たちを

目にしたならば

摘んで籠に入れ身近に置きたい

次は

その色と香りを

いつまでも留めておきたい

 

殆どの方はそのように思うのでは?

 

その思いは

古代から現代まで

変わることのない思い。

 

ポプリとして愉しみ

その後は

香りを補強して薫物とする。

 

 

今回は我が家の

5月の庭で花開いた

香りの花々を乾燥させ

保存しておきました。

 

 

 

芍薬

 

 

 

 

お稽古では

薫物を聞いた後に

門下生の方々に

お好きな花と植物を

袋に入れて頂きました。

 

それぞれ好みが違うものですキラキラ

 

ヘ~~、ホ~~

 

と驚きや関心をもって

皆様の選択を眺めておりました。

 

 

 

 

 

薫物を聞き

花々を袋に詰めて

皆様で他愛もない会話を交わし

とても愉しいお稽古となりました。

 

 

 

 

 

 

皆様に大変喜んで頂けたようで

次回はどのようにいたしましょう?

 

 

秋の「百花香」が

頭の中を駆け巡っております。

 

 

ピンクハート百のお花は集められませんが

 香り漂う花籠に変身~

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

日毎の温度差が激しい

5月です

 

体調を崩される方も

多いのではないでしょうか?

 

 

5月のお稽古も無事終わり

少し肌寒い薫風を愉しんでおります。

 

 

お稽古の日が訪れるまで

庭中、思わぬ雨や風に見舞われ

薔薇の一番花も散ってしまいました。

 

 

 

アイスフォーゲル

 

全開前に切らなくてはならず

申し訳ない気持ちで鋏を入れました

 

 

 

 

 

今は

バラのブルー・ムーンが

次々と大きく花開いております。

 

 

 

ハニーサックル(忍冬)

 

 

スイカズラ(忍冬)は

一枝咲くのを待っておりました

 

 

雨がやって来る前に

ほぼ全開となり

何とも言えない芳香を放ち

5月の風に乗って

麗しい香りが

庭中を駆けめぐっておりました。

 

毎日その芳香を愉しめないうちに

雨と風の日がやって来て

 

 

 

 

その日が

満開となりました。

 

 

それでもなお

ウットリさせる香りなのです。

 

 

今ではすっかり散ってしまいましたが

思わぬ時にポツッ、ポツッ

とどこかで咲いております。

 

 

 

 

 

 

野の花とはまいりませんが

わが家の庭で咲く花を切りました。

 

都会では野に咲く花の方が

希少かもしれませんね。

 

 

 

 

 

野に咲く花のつもりで

奈良で以前求めた籠に盛ってみました

 

 

 

 

 

 

お稽古当日は

それまでに採り集めた

芍薬、バラ各種、ローズマリー

紫木蓮の蕾や温州蜜柑の花

湘南ゴールドの皮(柑橘類)

各種香料をご用意いたしました。

 

 

間が空いてしまった上に

申し訳ございませんが

外出の時がやって参りましたので

失礼いたしまして

退出いたします。

 

続きは次回に。

 

 

ピンクハートこの花たちを

  お稽古に使わないと

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

一昨日の 夜中は冷たい雨が

降っていましたが

今日はとても良い陽気となりました。

 

 

5月のわが家の庭を

確かめてみました。

 

そろそろあちらこちらに

雑草が顔を出して

私の頭を悩ませ始めています。

 

 

 

 

 

小さな朝顔のようなコンボルスブルー

まだ蕾のニゲラやオルラヤホワイトレース

その中にドクダミとカタバミが見えています。

 

 

 

雨の降る前

 

 

たくさん降ったのでしょう。

せっかく満開になった芍薬

雨に濡れましたが

今日も傍を通ると

とても麗しい色と香りで

私を誘うのです。

 

 

 

 

去年植えた芍薬は

一つだけ咲きました。

 

 

 

 

 

ノムラモミジの花は種となり

雨と風でどこかへ飛んで行って

一つも残っていません。

 

 

根元にパラパラと落ちていましたが

残りは何処へ飛んで行ったのでしょう?

 

 

 

 

クレマチス

 

 

 

 

 

紫陽花も

いくつもの蕾がついて

 

 

 

 

バラ

アイスフォーゲル

 

 

 

ハニーサックル

 

 

満開ではありませんが

そろそろ花が開き始め

どこからともなく

なんとも言えない芳香が・・・

 

 

今年はこの花たちを

お稽古に使用いたします。

 

どのようにするのか

 

今は

ひ・み・つ

なのです

 

この陽気ですと

いくつかの植物が次々と

花開くことでしょう。

 

 

毎年5月のこの時期は

毎日庭を歩くのが愉しみなのですラブラブ

 

 

ピンクハート和の香り平安朝香道

  五月のお稽古

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

ゴールデンウィークも

お終いです

 

皆様長いお休み

有意義にお過ごしになりましたか?

 

 

休んでも休まなくても

疲れるお休みです。

 

休み疲れのお休みがほしい!!

 

毎年思うことです。

 

 

 

 

 

例年の5月とは違い

朝晩はとても冷えます。

 

夜はまだ暖房がほしいくらいで

昼間も、百花繚乱とはまいりません。

 

今月のお稽古の頃には

暑い日が多くなるのでは

と思っております。

 

 

平安朝香道の今月のお稽古は

 

5月24日(土)午後1時30分

5月25日(日)午後1時30分

となります。

 

 

今月は少々趣向を変えまして

お稽古をするつもりでおります。

 

 

お稽古場(教室)は

慶応大学日吉校がある東急線日吉駅から

徒歩約3分のところにあり

お申し込みの際は場所をご案内します。

その他ご質問などもこちらよりどうぞ。

 

 

※こちらからどうぞ。

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