4月18日はお香の日です | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

★今日はお香の日です

おはようございます

平安朝香道の朝倉涼香です

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枯木神社

今日4月18日は「お香の日」です。

1992年全国薫物線香組合協議会が制定した記念日です。

 

日本書紀に、推古3年4月(595年)に淡路島に漂着した流木を島民が火にくべると、えも言われぬ芳しい香りが立ち込め、驚いて朝廷に献上した。

と言う記述があります。

なぜ18日なのかと言うと、「香」の字を分解すると一十と八と日になります。

それで4月18日が「お線香の日」に制定されたそうです。

推古3年は推古天皇の時代で奈良時代、ちょうど聖徳太子が摂政として政治を行っていた時代です。

 

この香木を聖徳太子が沈香であると判断し、沈水香木であることを認めました。(「聖徳太子伝歴」に記述)

既に聖徳太子は知っていたのです。

538年の仏教の伝来とともに香も日本にもたらされたのですから、当然聖徳太子には沈香の知識が あったのですね。

 

淡路島の枯木神社には御神体として香木が祭られているそうです。

今日、4月18日は「お香の日」様々な形でお香に親しみたいものです。