先日行った、鎌倉にある天狗屋蜂蜜店には、店内の棚いっぱいに、たくさんの蜂蜜が並べてありました。
テーブルに並べてある、十種類ほどの蜂蜜を試食できます。
「たくさん試食してみて下さい」
というおことばに甘えていろいろと試食してみました。
親切に蜂蜜の種類をいろいろと教えて下さいました。
香水選びと同じように、一つずつ香りを嗅いでから蜂蜜を口にしていると、鼻も舌もマヒして来るようです。
結局、四種類の蜂蜜を買ってしまいました。
ひまわりの蜂蜜は、天狗屋蜂蜜店が養蜂を行っている、栃木県で採蜜されたものだそうです。
茶色が薄めのひまわりの蜂蜜と、濃い茶色のひまわりの蜂蜜の二種類がありました。
薄茶のひまわりの蜂蜜は、ひまわりが咲き始めた初期に採ったもので、濃い茶色の方は、ひまわりの最盛期を過ぎたころの蜜と言うことでした。
後期のひまわりの蜂蜜は、少し漢方のような味。
言ってみれば黒糖の風味です。
中国のウイキョウ(ヨーロッパではフェンネル)も黒糖の風味ですが、ウイキョウほど香りも甘さも強くありません。
爽やかな黒糖味です。
結局、私はあまり黒糖風味の強くない薄茶色の初期のひまわりの蜂蜜を買いました。
真夏の強い陽差しの中で元気一杯に花開く黄色いヒマワリ。
一面に咲くひまわり畑に夏の夕暮れが訪れ、少しずつ暮色を増していくそんな情景を思い起こさせてくれるひまわりの蜂蜜でした。
今日もひまわりの花のようにお日様に向かって元気一杯になれそうです
ちょっとしたお菓子作りに、ハーブティーにと使ってみたいと思います。
鎌倉の蜂蜜屋さん
蜂蜜を買いに出かけたのですが・・・
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