最初は、私は血に弱いし(血がドバーの映画とかだめ)お芝居とはいえ太一君の血まみれ姿見たくないし、無駄死にだし(正義のためとか誰かをかばってとかでなく)この演目苦手かも…でした。ちなみに次の年に次郎長がかたき討ちをしたらしいです。良かったね、石松さん。
しかし、6回見たらはまりました。
前半の石松はほんとおばかなんだけど、太一君の表情が豊かで可愛いくて。途中客席とのからみが面白く、座長と奈々さんの本当の夫婦による夫婦役の、さすがお上手!の場面もあり、最後太一君ならではの大立ち回りありで。
親分が大好きな石松。七五郎が浜松まで送ろうと言うのに「都鳥に怖じ気づいて送ってもらったとあっちゃ、次郎長一家の名の汚れだ」と断り「親分に会いてえなあ」が泣けます。ぴしゃりと戸をしめ押さえながら「兄い、あばよ」と言うところ、決まっててかっこいいけど切ない。
最後、閻魔堂にずっと隠れていれば清水に帰れたかもしれないのに、親分がけなされたのが我慢ならず出てきてしまう石松。その時の「まちやがれ」のお腹の底から絞り出すような太一君の声がしびれる。
壮絶な鬼気迫る石松の戦い。立ち上がった石松の指指先のピクピクがー
続く
昼の部は今日で石松も見納めで寂しいという気持ちも相まって、七五郎の家で「親分に会いてえな~」から泣けて、最後も銀さんの「死んだ?」のボケにも笑えず、ひたすら石松に心を入れちゃって泣けたー。
夜の最後は、あれえ、この後どうなるの?のドキドキ感があり。
千秋楽の良さ、何回も見ているから味わえる良さを感じられて嬉しかった。
☆舞踊ショー
昼の部、黒田節で太鼓が始まる時「太一っつぁん」(って聞こえた)のおじさまの声が入った。男の人のかけ声初めて聞いた。良かったよ。
踊りも見納めなのでしっかり見ましたよ。
☆カテコの挨拶
昼 「 来年も来れるかわかりませんが」に「来年も来てえ」で盛り上がった。
夜 「ツアーはこれで最後です。終わったー。槍が重かった。」に「ご苦労様」「良かったよ」などの声がかかり。「長くしゃべっていると東京へ行く電車に乗れなくなるので終わります。ありがとうございました」

とりあえず私もレポ終わります。ありがとうございました。
ここの場面、客席との掛け合いがいいよね。後ろの方のお客様、大喜びだし。
さて、夜の部。
最後の閻魔堂の場面。
石松が倒されても何回か立ち上がり…まではいつもと同じでしたが…
「今日は千秋楽だよー。てめえらいつもぶすぶす刺しやがってよー。今日は全員殺しちゃうよ」と一人ずつ刺して、最後に僚君刺して、みんな殺しちゃいました!で「なんだ、一人足んねえなーどこだー」って言いながらで倒れた。で銀さんが「死んだ?」って出てきて「みんな死んじゃったの」って言ったら石松が立ち上がり、銀さんを追いかけて。でも石松がふらふらで、銀さんが逃げ回りながら、すきを見て切りかかり。やっと石松が倒れて「とどめ刺すの俺しかいないのか」ってとどめ刺して「さみしいなあ」と言いながら去って行きました。
なので、いつもは瀕死のていでみんながはけて、最後の舞台上は倒れた石松が一人のはずが、死体となって動かない皆さんがあちこちに倒れてまして。
その中で茶っきり節が流れてきて「あれ、清水の歌が聞こえる」で起き上がった石松が「親分~」で幕となりました。
いやあ、予想外の展開でしたよー。夜の部は太一君、なんか仕掛けるだろうなって思ってましたがね~。
続く