★★剣を持った青獅子★★ -109ページ目

居眠り運転?

ブーゲンビリエ侯爵婦人の馬車の御者。





寝てる。。。










居眠り運転です。



鳩とオスカルとアンドレと、、、

『絹のドレスとボロ服と、、、』より



マリーアントワネットの


パリ訪問したいー!!!

というおねだりから始まるこの回。



あーん!!!
パリ☆
わたくしの憧れ~!!!



と連呼して浮かれるキラキラとした
マリーアントワネットの静止画






に、対してこの2人の表情




渋い、、、


と、冒頭から双方の温度差の描き方に
笑ってしまったこの回でした。



アントワネットが嫁いでから早くも三年の月日が流れています。


そしてオルレアンはこの時期、ほぼ毎回
悪代官として登場。


この人がいるから原作にはない事件が度々起こる=オスカルたちの知られざる活躍が描かれることになるのですね。


ありがとう!オルレアン公!


冒頭、温度差を見せつけたオスカルとアンドレですが、オスカルはアントワネットの

あの子供のままのお心が好きだ
誰でもアントワネット様をすきになってしまう、おまえもだろ?


と、オスカルがアンドレに語ります。


私が好きと思うんだから、お前もだろ?
というのが大前提なのがかわいいオスカル。

しかしアンドレは、
子供のように感情を表に出し過ぎる
アントワネットは個人的には好きだけど、
世間一般では万人に好かれるかは疑問だな、、、


というニュアンスを独り言として残します。


さすがアンドレ、大人!
客観的な見方も出来る青年です。

若い頃のアンドレは冴えまくりなので、
オスカルよりも柔軟な発想力と、
びっくりするくらいの情報網で、オスカルのピンチを救います。



今回もエスパーか。。。

と、言うようなヒラメキと機転の効いた、行動力とでマリーアントワネットの安全を確保します。
=オスカルの任務に相当貢献します。
だれかアンドレを誉めてやって下さいよぉ~!

状態です。




さて、タイトルの『鳩』ですが、今回
オスカルとアンドレがベルサイユの自室で青空を飛ぶ鳩を眺めているシーンがあります。





途中監督の変わったアニメベルサイユのばらですが、ベルばらにとって鳩はよく出てくるすばらしい演出材料です。


後半、
アンドレが死ぬときに
『鳩がねぐらに帰って行く音がする』

と言ったり、

オスカルがバスティーユからの攻撃を受ける時に青空を飛ぶ一羽の鳩に一瞬気を取られるシーンがある。



2人の死の場面に現れる鳩。
戦場に舞う平和を象徴する鳥、鳩が
オスカルとアンドレの死に際に現れるのが
とても印象的でした。




そんな鳩の群を平和なベルサイユで眺めている2人。

大人になった2人が見つめた空に飛んでいた鳩と比べると、


なんて平和な時代なんでしょう!!!!
と、何気なく鳩が飛んでいるだけのシーンにも細かく反応してまいました。



とはいえ、パリの下町では貧困のあまり、
人々は餓えに苦しんでいます。


皇太子夫妻のパレードに関係のない下町は訪問しなかったオスカル御一行。
このパリの状況をオスカルが知るのはもう少し後の事となります。



ところで、
このオスカル御一行がパリ訪問をしている途中に奥様方が
『近衛兵すてきねー!』
みたいな事を言っているシーン、
一瞬ですがジャンヌとロザリーらしき
少女の後ろ姿が映ります。






細かいシーンなどすっかり忘れているので見つけてうれしい気分。
宝探しをするようにして見ていました。


いつも長くなってしまうので、後半のメモはまた次回のブログで書きます(*^-^*)







またもや剣に誓うオスカルと、オールボワール

『気高さを涙にこめて、、、』



オスカルはこの剣に賭けて
生涯妃殿下にお仕え申し上げます。


そんなオスカルの言葉で締めくくられるこの回。






オスカル、剣を抜きこそしませんが
またまた剣に賭けて誓います。





しかし、そんなオスカルは
フランス革命直前、
『私を守ってくれますね?』
と問うマリーアントワネットの言葉に
『私は近衛を辞めた身でございます』
と、それが不可能であることを告げる。


『王室と国民が殺し合うようなことがあってはなりません』

と、忠告をしたが王妃はオスカルの言葉を聞こうとはしなかった。


王妃を、王室を憎む国民から守れるは、
王妃自身の正しい決断しかないと
ベルサイユに出向いたオスカル。


近衛を辞めた身、とは言え最後まで王妃を守る発言をしている。




しかし、一歩も譲らないオスカルと王妃。

2人が本当に別々の道を歩む事を意味していた。






(この回、背景が夕日です。王妃の輿入れの日=オスカルとマリーアントワネットが初めて出会った日のラストも夕日の背景でした。沈みゆく太陽に照らされた2人の、最後の語らいも夕日の中。
沈みゆく運命にあった、という表現、そして、長年にわたる2人の友情も終わろうとしている、とうニュアンスが感じられ、
おおぉー!!と、1人悶えます。笑)




大人になった王妃とオスカルの悲しくも美しい別れのシーンは、思わずこちらも涙が出てしまいます。









オスカルは、『代々王家に仕えるジャルジェ家だから』王妃の事を守っている、というわけではなく

子供のように純粋で素直なマリーアントワネットの事が好きなのだ、と自ら語っているシーンがある。




オスカルはマリーアントワネットを心から大切だと思い、またアントワネットも心からオスカルを大切に思っている。



アントワネットは幾度となくオスカルを助けるし、

オスカルもまた、アントワネットを助け、守る。


故に、大人になったオスカルは、
マリーアントワネットの想い人が、自分が唯一女性として愛した男性だった事に苦しむ時期があった。



アメリカの独立戦争から帰還したフェルゼンの心にアントワネットがいないのかもしれない、と思ったオスカルは初めてフェルゼンを愛することを自分に許可している。



しかし、王妃とフェルゼンは結局
愛し愛される恋人同士。


王妃がフェルゼンとの逢い引きに行かれなくなった日のこと。
その伝言をフェルゼンに伝えてもらえないかとオスカルに頼む王妃の姿がある。

オスカルは泣きじゃくる王妃を優しく包み込み、その願いを快諾する。


しかし、オスカルのその足取りは重い。


自分の恋心を犠牲にせざるを得ない状況に苦しむオスカル。


そんなことを知る由もないフェルゼン。


そしてオスカルの苦しみにただ1人気が付いているアンドレ。



アンドレもまた、届くはずもないオスカルへの恋に苦しんでいる。



オスカルがマリーアントワネットのことを大切に思っていなければこんなにも苦しまなくて済んだかもしれないな。




この『気高さを涙にこめて、、、』は、2人の仲がぐっと縮まった
最初のエピソードではなかろうか。




一方原作でも、
革命直前、王妃に会いに行くオスカルの姿がある。


政治に関する発言をする王妃の一言一言に、疑問を持つオスカルがいる。



そして王妃が
『私が生きているのは子供たちと、私を慕ってくれる廷臣のため』

と、発言をした途端、


『フェルゼンのために生きていると何故いわないのか!?』

と、割って入る。

涙する王妃。

フェルゼンは必ず王妃様のもとに帰ってくる!と言い切るオスカル。


そして泣きじゃくる王妃を優しく包み込むオスカルの姿がある。











アニメでは2人が別々の未来に進む画。


原作では王妃をしっかりと抱き、支えるオスカルの画。




2人の会話のメインも

『軍を引くように説得するオスカル』

『フェルゼンとの愛を応援するオスカル』

と、全く違う。



またもや、全く反対の描かれ方をされる原作とアニメ。
度々このようなことがあるけれど、
どちらも受け入れられる。



しかし、強いて言うなら

オスカルの最後が

原作
『フランスばんざい』と、バスティーユの白旗を見て軍人として終わる


アニメ
『アデュー』と、アンドレを想いながら1人のフランス人女性として終わる


に合わせるのなら

王妃とのラストシーンは逆の方が良かったのでは?
とも思うけれど、そうすると
一方ではオスカル女々しすぎるし、
もう一方では軍人色強すぎだし、

バランスがとれていて、これで良かったのかもな、と思えます。



とりあえず、この初期のアントワネット様をお守りするぞ!!!



というオスカルを見てからの
王妃とオスカルのラストシーンは
切なさ半端ありません!!!!



アニメの『オールボワール』のシーン、
切ないですが、本当に大好きです。