またもや剣に誓うオスカルと、オールボワール | ★★剣を持った青獅子★★

またもや剣に誓うオスカルと、オールボワール

『気高さを涙にこめて、、、』



オスカルはこの剣に賭けて
生涯妃殿下にお仕え申し上げます。


そんなオスカルの言葉で締めくくられるこの回。






オスカル、剣を抜きこそしませんが
またまた剣に賭けて誓います。





しかし、そんなオスカルは
フランス革命直前、
『私を守ってくれますね?』
と問うマリーアントワネットの言葉に
『私は近衛を辞めた身でございます』
と、それが不可能であることを告げる。


『王室と国民が殺し合うようなことがあってはなりません』

と、忠告をしたが王妃はオスカルの言葉を聞こうとはしなかった。


王妃を、王室を憎む国民から守れるは、
王妃自身の正しい決断しかないと
ベルサイユに出向いたオスカル。


近衛を辞めた身、とは言え最後まで王妃を守る発言をしている。




しかし、一歩も譲らないオスカルと王妃。

2人が本当に別々の道を歩む事を意味していた。






(この回、背景が夕日です。王妃の輿入れの日=オスカルとマリーアントワネットが初めて出会った日のラストも夕日の背景でした。沈みゆく太陽に照らされた2人の、最後の語らいも夕日の中。
沈みゆく運命にあった、という表現、そして、長年にわたる2人の友情も終わろうとしている、とうニュアンスが感じられ、
おおぉー!!と、1人悶えます。笑)




大人になった王妃とオスカルの悲しくも美しい別れのシーンは、思わずこちらも涙が出てしまいます。









オスカルは、『代々王家に仕えるジャルジェ家だから』王妃の事を守っている、というわけではなく

子供のように純粋で素直なマリーアントワネットの事が好きなのだ、と自ら語っているシーンがある。




オスカルはマリーアントワネットを心から大切だと思い、またアントワネットも心からオスカルを大切に思っている。



アントワネットは幾度となくオスカルを助けるし、

オスカルもまた、アントワネットを助け、守る。


故に、大人になったオスカルは、
マリーアントワネットの想い人が、自分が唯一女性として愛した男性だった事に苦しむ時期があった。



アメリカの独立戦争から帰還したフェルゼンの心にアントワネットがいないのかもしれない、と思ったオスカルは初めてフェルゼンを愛することを自分に許可している。



しかし、王妃とフェルゼンは結局
愛し愛される恋人同士。


王妃がフェルゼンとの逢い引きに行かれなくなった日のこと。
その伝言をフェルゼンに伝えてもらえないかとオスカルに頼む王妃の姿がある。

オスカルは泣きじゃくる王妃を優しく包み込み、その願いを快諾する。


しかし、オスカルのその足取りは重い。


自分の恋心を犠牲にせざるを得ない状況に苦しむオスカル。


そんなことを知る由もないフェルゼン。


そしてオスカルの苦しみにただ1人気が付いているアンドレ。



アンドレもまた、届くはずもないオスカルへの恋に苦しんでいる。



オスカルがマリーアントワネットのことを大切に思っていなければこんなにも苦しまなくて済んだかもしれないな。




この『気高さを涙にこめて、、、』は、2人の仲がぐっと縮まった
最初のエピソードではなかろうか。




一方原作でも、
革命直前、王妃に会いに行くオスカルの姿がある。


政治に関する発言をする王妃の一言一言に、疑問を持つオスカルがいる。



そして王妃が
『私が生きているのは子供たちと、私を慕ってくれる廷臣のため』

と、発言をした途端、


『フェルゼンのために生きていると何故いわないのか!?』

と、割って入る。

涙する王妃。

フェルゼンは必ず王妃様のもとに帰ってくる!と言い切るオスカル。


そして泣きじゃくる王妃を優しく包み込むオスカルの姿がある。











アニメでは2人が別々の未来に進む画。


原作では王妃をしっかりと抱き、支えるオスカルの画。




2人の会話のメインも

『軍を引くように説得するオスカル』

『フェルゼンとの愛を応援するオスカル』

と、全く違う。



またもや、全く反対の描かれ方をされる原作とアニメ。
度々このようなことがあるけれど、
どちらも受け入れられる。



しかし、強いて言うなら

オスカルの最後が

原作
『フランスばんざい』と、バスティーユの白旗を見て軍人として終わる


アニメ
『アデュー』と、アンドレを想いながら1人のフランス人女性として終わる


に合わせるのなら

王妃とのラストシーンは逆の方が良かったのでは?
とも思うけれど、そうすると
一方ではオスカル女々しすぎるし、
もう一方では軍人色強すぎだし、

バランスがとれていて、これで良かったのかもな、と思えます。



とりあえず、この初期のアントワネット様をお守りするぞ!!!



というオスカルを見てからの
王妃とオスカルのラストシーンは
切なさ半端ありません!!!!



アニメの『オールボワール』のシーン、
切ないですが、本当に大好きです。