世界遺産の中に・・・ @ エッセン
ドイツ西部の街、エッセン。ここに、エッセン・ツォルフェライン炭坑跡(Zeche Zollverein Essen)という世界遺産の炭坑があります。エッセン・ツォルフェライン炭坑跡とは・・・ツォルフェライン炭坑は、かつて世界最大の最も近代的な石炭採掘施設でした。1986年に閉山になるまで、ここで12,000トン以上の石炭が採掘されました。この炭坑は2001年にユネスコ文化遺産に登録され、第7縦坑施設やコークス製造施設、第1/2/8縦坑施設をあわせてヨーロッパでも非常に重要な産業文化遺産の一つになっています。印象的な建築様式と堂々とした高炉と煙突の立ち並ぶ様子は博物館としても最高クラスのものです。これらの世界文化遺産群は本当に訪問の価値のある場所です。www.zeche-zollverein.de 以上、ドイツ観光局のサイトより引用遠くからでもそれとわかる、独特の昇降機。 1932年の開坑以来、1日最大2000人もの人々を、地下1000mまで送り込んだ、縦坑のエレベーター。高さは55mもあります。 ここ、バウハウスの影響を受けた建物群で、70年も前のものとは思えないほど、シンプルで美しい建造物が、まるで今にも稼働しそうな感じで、ただただ眠っているかのように静かに佇んでいます。とっても広い構内をぶらぶらとお散歩してみると、石炭を運んだトロッコの線路やベルトコンベア等ががそのまま残されていて、かなり凄い!なんだか、人々のざわめきや活気が聞こえてきそう雰囲気です。この炭坑跡の中には、当時の様子を体験できる施設等々もありますが、全体の構想をコール・ハースが担当して、デザインの街に生まれ変わろうとしています。今回の目的は、入口に近い場所にある、かつてボイラー棟だった建物を、ノーマン・フォスターが改装した、レッド・ドットデザインミュージアム→ 入口を入ると、正面に見えるのは、天井から吊るされた塗装前のアウディ。 斬新ですね~。 レッドドット・・・と言えば、通称「赤玉」世界3大デザイン賞とも言われるデザインコンテストで、日本の商品もたくさん受賞してますね。 ミュージアム内は、殆ど手が加えられてないんじゃないかと思うくらい雑然としていて、古い巨大なボイラーはもちろん、ごちゃごちゃに入り組んだ配管やホース、ほこりをかぶって薄汚く見える錆びついた階段などに、レッドドットの賞を受賞した世界中製品が、いろんな方法で展示されています。 たとえば・・・階段に並べられた掃除機いろいろ→ 手すりにも、ホースが巻きつけてあったりして面白~い^^ よく見たら、我が家が日本で使っている掃除機もありました! 壁に這うように配された、当時のパイプに展示された自転車。 このほかにも、ありとあらゆる・・と言うのがぴったりくるくらい実にいろんなものが展示されていて予想以上にかなり楽しめました。ショップがもう少し充実してくれると、もっと嬉しいな~。おまけ・・・また、この炭坑跡の入り口の傍に建つこの→建物は、今、第二ルーブルの建設でも話題のSANNAデザインの ツォルフェライン・デザインスクール。 鉄筋コンクリートのビルなのに、窓の取り方一つでこんなにも軽やかなイメージになるんだ・・って感じの、やさしい印象の建物ですよね。 こんな素敵な建物でデザインを学べる学生は幸せだわ~。