こんばんは![]()
レインボースマイル湘南の“すずりえ”こと、すずきりえです。
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私は、児童精神科医の佐々木正美先生が大好きなのですが、
今日、目にした先生の言葉に、とても心を打たれました![]()
それは
「お母さんから離れられない子どもは、
まだ自分の周囲に十分な「安全空間」を作ることができていないからです。
子どもはお母さんの愛情に安心すると
安全感を心の中に抱けるようになります。
それから安全空間を作ります。
その安全空間を持ち歩くようにしてお母さんから離れていきます。」
というもの。
“子離れ”と“親離れ”は子育てのテーマでもありますよね![]()
子どもが親離れするためには、
充分愛情を受け、
振り返ればそこに家族がいるという安心感があることが大切です。
その「安心感」こそ、先生の言う
「心の安全空間」なのではないかと思います![]()
よく、
「小学生だから」
「お兄ちゃんだから」
など、年齢で区切って子どもを遠ざけようとする人がいますが、
(もちろん、自立のためだとは思いますが)
本人のタイミングが来る前に引き離してしまうと
「甘えたい・・・」
という気持ちを抱えたままになってしまいます。
そこで本人が「もっと甘えたい」と伝えられれば良いのですが、
大抵は親の意向を汲んで、甘えるのを我慢してしまうことが多い・・・
そうすると、「心の安全空間」を得られず、
逆に「未練」を抱え込んでしまうのです。
すると「自立」とは逆の方向に進んでしまいます。
子どもとの関係について、
年齢で区切るのではなく、成長に合わせることの大切さについては以前もお伝えした通りです。
また、甘えたい気持ちを抱えたままおとなになった人を
AC(アダルトチルドレン)と表現することもありますね。
ACとは、元々は親がアルコール依存症の家庭で育って成人した人を指すことばでしたが、
今は、親や社会による虐待や家族の不仲、
感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人を指すこともあります。
(太字はWikipediaより)
この「感情抑圧」に今回のケースは当てはまりますね。
これらのことを頭の片隅で意識しておき、
子どもの健全な巣立ち・・・“親離れ”をサポートできるおとなになりたいですね![]()
パパママ応援団
レインボースマイル湘南![]()