Happy Birthday Colette! With love Melissa弥生3月の古い話で恐縮だが、10日、11日の今週末、15周年を迎えるパリの< COLETTE > のイベントが、< Jardin des Tuileries >で開催された。ブラジルの< melissa >もパートナーとして協賛。♡ Happy Birthday Colette! With love the Melissa Team ♡パーティー参加を誘われはしたが、帰国したばかりで再び旅立つ余力は残っていない。EU圏であれば簡単に日帰りさえも可能だが、興味ある異国文化に触れたくても気軽に行き来出来ず、残念ながらお金も時間も要す我が日本。ないものねだりのいやしさが顔を出す。cheers
The Light of Darknessタイトル < The Light of Darkness / 闇の光 >は、Michael Cargile / マイケル・カーガイル監督によるわずか9分間のショートドラマ。ガス欠でスローダウンする車。止まった場所は、ガソリンスタンドもない田舎道。途方にくれ、仕方なく車の中で一夜を過ごす決心をした女性。が、やがてその車に、黒人の男が近づいてきて、、、、、、恐怖におののく女性と何かしら大声を上げ、車のまわりで暴れる黒人男性。そして遂に大きな石で車のガラスをたたき割り、大声で抵抗する女性を車から引きずり出した次の瞬間、彼女の車に走って来た列車が激突する。その情況を見て、やっと黒人男性の行為の意図がのみ込めて、ことなきを得た放心状態の彼女の頬に涙がこぼれる。黒人男性は彼女の車が線路上?に止められ、その後列車が通過することを知っていた。彼の善意が彼女の命を救った。日頃起こりがちな男&女の勘違い ( どちらかといえば女性の自意識過剰と損な立場の男性 )と、ヒトは見かけによらないことの正当性のひとつの例えであった気がする。cheers
Hassan Hajjaj in Londonロンドン滞在中、久しぶりにこの人にも会って来た。現在、イーストロンドンの< Calvert Avenue >に店を構えるオーナーでデザイナー&アーティストの< Hassan Hajjaj / ハッサン・ハッジャ>彼との初めての出逢いは、25年前のコベントガーデン・ニールストリートにあった彼のお店。その後、自信のブランドを起し、その他にもピカデリーの < Hadden Street >のモロッカンレストランの地下のバーでDJをやったり、隣のカフェにモロッカングッズを卸していたりしていた。一時期はここのカフェがお気に入りで、雰囲気プラス+ミントティでリラックスしていた頃が懐かしい。パリにもモロッカンレストランを出していた時期があり、そちらも訪れたことがあり、随分と仲良くしてもらっている。一番輝いていた80年代のロンドン・ストリートファッションを牽引してきた彼は、ひと言でいうとジェントルマンで性格よくとても穏やかな人物。今回お店 < LARACHE >を訪ねた時に言っていた、ファッションデザイナー< Joe Casely- Hayford >の紹介で本日10日発売のPOPEYEの35ページに取材を受けた時の記事と写真が載っている。私も10年以上前に購入した彼のアート作品は、最近益々人気が高まっているそうです。cheers
Celia Birtwell in Londonテキスタイルデザイナーである < Celia Birtwell / セリア・バートウェル > は、60年代のカリスマ・ファッションデザイナーであった < Ossie Clark / オジー・クラーク > のパートナーであり、ビジネスパートナーでもあった。ピカソから影響を受けた彼女のロマンチックでフェミニンな植物をモチーフにしたテキスタイルは、当時から今日までここロンドンはもちろん、世界中のひとから絶賛され、愛されている。5年ほど前にはオックスフォードサーカスの TOPSHOPで、すぐに完売するほど人気だったコラボレーションモデル ( もちろんレディース ) を購入したほど、私も彼女のファンのひとりである。今回運良く滞在中に彼女自身からサインをいただけるとあり、胸躍らせてロンドン滞在中の12月15日の夜、< Westbourne Park Road > にある彼女のショップで開催されていた < Celia Birtwell book signing - last chance before Christmas >に出掛ける。そして、彼女の限定 LOOK BOOK 250冊中、エディションナンバー42を購入して、リクエスト以上に十分に愛が込められたサインをいただく。半世紀という時間が過ぎても、彼女の輝きは永遠に不変である。< Born in Salford > 、大英帝国勲章 / CEB をも受章しているマダム・クイーン / セリアに心から感謝 Thanks.
Cumburia in UK豊かな自然と伝統的な歴史があり、古いイングランドの面影残る Cotswolds / コッツウォルズの村を訪れる観光客も、最近随分と多くなったと聞く。訪れたここ Cumburia / カンブリアは湖水地方として有名で、渓谷添いに無数の湖が点在するイングランド有数のリゾート地として有名だそうだ。イングランドでは珍しい 900メートルを越す山が5つあり、すべてがここカンブリアにある。サマーシーズンには登山、ハイキング、ハングライダー、ロッククライミング、セーリング、フライフィッシングなど、様々なアウトドアスポーツを楽しむ為に人が大勢訪れるそうだ。そういう意味では私も出来れば夏に訪れたかったが、人影のない雪降る山、川、湖に囲まれた自然の宝庫の場所にたたずみ、おそらくマイナス5度から10度くらいのキーンと冷えた空気感の中、ジャリ、ジャリっと自分の足音以外何も聞こえてこない環境は、耳が痛く凍えるほど寒いけれども貴重な体験をしているという実感がある。スタイルから入ったにわかフライフィッシングを15年前くらいに始めて、神奈川、山梨、新潟などに出かけ自然に触れたことももちろんある。しかし、ここイングランドの空気はまったく違って感じる。たまたま今回、訪れることが出来た。山の頂上で叫びたくなる気持ちが、少し判った気がした。Cheers
ELECTRIC with KAT MACONIEロンドン滞在中に何人かのイギリス人デザイナーとの会食実況をお送りしたかったのですが、残念ながら時間の都合で生中継は実行出来ず、時間の都合上パスしようかとも思いましたが、せっかくですから録画バージョンでご紹介させていただきます。話は随分とさかのぼらなくてはならず、ロンドンに到着した11日の翌日12日月曜日の夜の晩餐会は、シューデザイナー < KAT MACONI > とポートベローロードにあるシネマ、シアター、イベントなども含めてスノッブなピープルのたまり場 ? 社交場と言われる < ELECTRIC > のメンバー制レストランで20時半から決行。赤ワインを2本あけ、スターター&メインコースに舌鼓して2時間ほど話は盛り上がるが、メインの話としては、2012年秋冬コレクションサンプルが年明け海を渡り生産国であるブラジルから届きます。彼女のデザインはイギリスぽくってエレガンス、とてもお気に入りなのです。2005年9月から書き綴りはじめて< Ready Steady Go! > ブログも本日このアップで、記念すべき< 1000回目 > のアニバーサリー。海外出張もほぼ毎月あり、年間に延べ4ヶ月ほどは日本を留守にする生活。寝る時間を削るほど忙しい日々の中で、正直、こだわり追求するスタイルだと人には分からない貿易葛藤の苦労も多発。途中仕事に追われ体力的にも限界となり、更に自分らしい内容を意識するあまり月に数回のアップの時もありはしたが、内容濃く6年半継続出来ていることに対して、自分で自分にご褒美を進呈。cheers
London panorama viewちょっと大げさに書き過ぎたのかもしれないが、今回の 潜入目的は、噂には聞いていたが実際建築家< Goldfinger >の室内内装デザインはどんな感じなのか?と、21階からのロンドンビュー/眺望を体験することです。訪ねた部屋は角部屋で東西南の3方向の大きな窓から、澄み切った冬の空気間の中、想像以上に驚くほどの見渡す限りの綺麗な景色で思わず声が出そうになるくらい感動した。飛行機の窓から見る眺めとは、またひと味もふた味も違う。僅か20分ほどの滞在だったが、吸い込む空気さえも美味しく感じられて深呼吸を繰り返し、眺めた景色にはそれでも十分に癒された。この部屋のオーナーに説明を受けたが、眼下には運河と高速道路が走り、日々見る朝日と夕日は圧巻とのことで羨ましい限りです。午後のひと時をこの贅沢な眺望でリラックスして、この後の仕事にも前向きになれそうだ。内装デザインも70`sでかわいかったが、初対面でいきなり部屋の写真を撮りまくるわけにもいかず、残念ながら今回はお預けです。cheers
TRELLICK TOWER intoいよいよこれから潜入を試みるが、まずは建物の玄関ドアまでは普通に入れます。そこから今回お邪魔する部屋の21Fまで行こうと、エレベーターを待っている間に写真を1枚撮ったのがいけなかったようだ。受付の管理人/ セキュリティーの人間に勝手に写真を撮るなととがめられ、どこに行くのだと質問を受ける。部屋番号を聞かれてその部屋の住人に確認の連絡を入れているが、もしかするとこのままお引き取りを願われては元も子もない。内心ヒヤヒヤで数分待機させられる。何をそんなに厳戒にセキュリティーをしているのかは不明だが、見かけない異国のルックスの私に何かしらの不信感を抱いたのかもしれない。私の内心は穏やかでなくとも、セキュリティーマンの気分を害しては今回のせっかくの計画が無駄になるので、郷に入れば郷に従う意識で許可が出るようにおとなしくしている。まるで対応は表情のない軍隊並みが、無事に許可が出てエレベーターに乗り込む。cheers
TRELLICK TOWER in London今さらながら、話は12月のロンドン・ステイ。クリスマスシャンパンのせいで寝過ごしてしまい、25日までのアップに遅刻してしまった。が、、、、、、、、、、、、、、、、聖夜の今日?、まだサンタクロースの存在を信じていた幼かった頃の思い出を記憶の奥底から引っ張り出す。おそらく苺が乗ったクリスマスケーキしか存在しなかった60年代。質素な雰囲気の中、ローソクの灯りと幼稚園の先生の奏でるオルガンできよしこの夜をうたった頃が懐かしく感じられる。話はロンドン滞在中に戻るが、私がロンドンに居ることを一番実感するお気に入りの場所は、ポストコード W10の< GOLBORNE ROAD >から眺めるこの建物。モダンでポップな建物と家具のデザイナー < Ernő Goldfinger / エルノ・ゴールドフィンガー > の設計により、1969年から建築がスタートして3年後の1972年に完成した。元々はブルータリズムの公共住宅だったが、40年が経過した今は民間住宅とほぼ半分づつの所有のようだ。ビッグベン、バッキンガム宮殿、大英博物館、ロンドンブリッジ、トラファルガースクエアなど数ある観光名所もいいが、私にはここがベスト&ホットプレイス。滞在中は必ず行きつけのカフェから間近に眺め、高層ビルがそんなに多くないロンドンでは遠くからでも目印的に自然と目に入ってくる。お気づきの人もいるでしょうが、イギリス人小説家 < Ian Fleming / イアン・フレミング > の小説で、映画作品 < 007 / Double O Seven > シリーズの3作目のタイトルで、1964年の < 007 Goldfinger > は、実は彼の名前からきているのです。このオシャレな建物をこれまで外から眺めているだけだったが、今回あるコネを使って中に進入を試みてみます。その模様はまた後ほど。
KA to ZU久しぶりのロンドンだが、慣れているだけにやっぱり相性よく心地いい。以前は年に6回ほど、2、3週間ロンドンをベースにヨーロッパを回っていたが、いつ頃からだったか為替円安となり自然と訪れる回数も減り、それに合わせてドキドキさせてくれるブランドもめっきり少なくなってしまっていた。あれほど通った年2回の < LONDON FASHION WEEK > にも興味がなくなり、随分とご無沙汰のまま。過去滞在中はホテルではなく、ソーホー、コベントガーデン、ホルボーンなどのセントラルロンドンの短期滞在フラットを知り合いのコネをもとに転々としていた。週に500ポンドから700ポンドで2ベッドルームにリビングルーム、キッチン、バス、トイレが付いていて快適そのものだった。一時期はウエストロンドン < St Quintin Ave > のフラットを借り、荷物を置きっぱなしにしていた時もあったが、毎月来るカウンシルタックス / 住民税、水道料金、電気料金、ガス料金の請求書を見るのが嫌になり、1年ほどで解約。よくレンタカーも滞在中借りっ放しで、朝の8時半からスターとするパーキングメーターにコインを入れに行くのが日課となっていたが、最初はイギリスの交通規則が分からず駐車違反切符もかなり切られ、痛い出費も数知れず。それでもお陰で、ロンドン市内の地理はタクシー運転手が出来るほど詳しくなった。LONDON A to Zもよく紛失して、これまでに何冊買ったか分からないほどだが、このA to Zに私のKとUをマジックで書き加えKAZUと記入してから、自分のものであるとアピール出来て、それ以来ずっと私のそばにいる。この年季の入ったA to Zにも、私のロンドン滞在の歴史がたっぷりとしみ込んでいる。cheers