旅で出会った日本の風景【22】上高地(長野県) | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

コロナ禍で新規の道の駅巡りが中断していますので、過去の旅で出会った美しい日本の風景を日本列島の北端から順番に紹介しています。

今回は誰もが知る人気の観光地ではありますが
上高地 は日本の風景として外せないと思います。

 



上高地は私がまだ若い頃に何度か行ったことがありますが、道の駅巡りを始めてからは1回だけです。

 

ここは年間を通じてマイカーの乗り入れが禁止されていますので、松本方面から来た私は、“沢渡(さわんど)” の駐車場にレンタカーを停めて、そこからシャトルバスに乗り換えました。

 

終点の “上高地バスターミナル” までは行かず、多くの人がそうするように “大正池” の停留所で下りてそこからは遊歩道を歩きます。

 

 

 



これが、その “大正池” です。

 

大正池は大正4年(1915年)に焼岳が噴火し、泥流が梓川を堰き止めたことで誕生しました。

この池は下流にある東京電力の水力発電所の調整池としても利用されています。

 

しかし上流から流れ込む土砂が池底に堆積して年々浅くなっているのだそうです。

東京電力では年間1万~3万立方メートルもの土砂を浚渫しているそうですが、もしこれをやめた場合、単純計算で7~8年すれば大正池は土砂で埋まってしまうのだそうです。

 

 

大正池のすぐ向こうに聳えるのが、大噴火をおこした “焼岳” です。

枯れた立木が池の中に立っていますが、これも随分少なくなったそうです。

 

焼岳は標高が2455mの活火山で、日本百名山のひとつです。

飛騨山脈の中では最も活動が活発な火山で、2017~2018年にも火山性の地震が頻発しています。

 

 

 

 

大正池からは、主に梓川の流れに沿って遊歩道を歩きます。

ゆっくり散策しながら歩いたので、1時間ほどかかって “河童橋” に到着しました。

 

 

 

 

河童橋の付近にはレストラン、カフェ、ホテル、土産物店などが並び、とっても賑やかです。

私たちもカフェに入って一息つきました。

 

そしてここから橋を渡ります。

 

 

 

 

 

本来なら、ここ河童橋の上からの穂高連峰の景色が最高で、よく観光ポスターで見かけます。

でもこの日、お天気には恵まれませんでした。

 

どんよりした空模様で、このあと激しい雨にも見舞われました。

ですから、穂高連峰はこんな具合です。

 

 

残念!!_| ̄|○

 

 

最後の写真は上高地バスターミナルです。

 

すっきりした山並みを見ることができなかったので心残りです。

コロナ禍が終結して、機会があったらリベンジしたいと思います。

■最寄りの道の駅
・道の駅風穴の里

 

 

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