コロナ禍で新規の道の駅巡りが中断していますので、過去の旅で出会った美しい日本の風景を日本列島の北端から順番に紹介しています。
長野県には美しい景色が数多くありますが
美ヶ原高原 が最初に紹介したい場所です。
“美ヶ原高原” は “ビーナスライン” の終点にあり、「八ヶ岳中信高原国定公園」 に属します。
ここには 「道の駅美ヶ原高原」 があるのですが、標高2000mの日本で最も高い位置であることから “雲上の道の駅” と呼ばれます。
ここの最大の魅力は “360度の展望” と、広大な “屋外美術館” があることです。
この3枚は道の駅の駐車場からの展望ですが、残念ながら山の名前がよくわかりません。
このあと、他の方角の写真も撮ったので、最初にまとめてご覧いただきましょう。
この2枚のうち、上の写真には雪をまとった富士山の山頂付近が見えますし、下の写真は真ん中付近に山頂が尖った槍ヶ岳が見えるので、北アルプス方面です。
そしてこの、電波塔が立ち並ぶ山頂は “王ケ頭” といい、標高2034mで美ヶ原の最高峰です。
とにかく北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、そして富士山と日本の主な山をぐるりと見渡せるのですから、最高に恵まれたロケーションだと思います。
さて次は、もう一つの特徴である “屋外美術館” です。
大人1000円の入場料を払い、専用の橋を渡るとそこが 「美ヶ原高原美術館」 入口です。
ここは13万平方メートルの敷地に現代彫刻が約350点屋外展示されています。
13万平方メートルは13haであり、東京ドームが4.7haですからその約2.8倍ということになります。
といっても、九州人の私には東京ドームの広さが分からない!(^_^;)
展示されているのは具象、抽象、作者も国籍は様々です。
芸術などまるで無縁の私ですが、なぜか惹かれる作品が多く、夢中で写真に納めました。
このお城は “ビーナスの城” といいます。
お城の中には “ミロのヴィーナス” をはじめとする8体の大理石像が立っています。
そして屋上は3つの塔があり、そこが美術館で最も高い場所です。
ここからの見晴らしは見事でした。
現代アートの作品を、もう少しご覧頂きましょう。
きりが無いのでこのくらいにしておきます。
この付近、いくつもの遊歩道やハイキングコースがあります。
200種類以上の高山植物が育ち、日本一美しい高原ともいわれます。
十分な時間をとって訪問されることをお勧めします。
■最寄りの道の駅
・道の駅美ヶ原高原(その1)
・道の駅美ヶ原高原(その2)
・道の駅美ヶ原高原(その3)